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山田孝之&柿澤勇人がW主演!福田雄一の遊び心満載のミュージカルコメディ『シティ・オブ・エンジェルズ』開幕

2018/9/2 09:35

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

山田孝之と柿澤勇人のW主演によるミュージカルコメディ『シティ・オブ・エンジェルズ』が東京・新国立劇場中劇場にて、開幕を翌日にした831日(金)公開ゲネプロが行われた。演劇、ミュージカルの世界における世界最高峰のトニー賞で最優秀作品賞を含む6部門を制覇するなど、高い評価を受けている本作が日本で上演されるにあたり、数々の人気作を手掛けてきた福田雄一が演出を務める。

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本作は、フィクションとノンフィクションの世界を行ったり来たりしながら話は進んで行く。どちらの世界も設定・人物がしっかり作られているため、後半になればなるほど、今はどちらの世界の話なのか、と楽しく混乱させてくれる作り方となっていた。福田作品ならではのスピード感、リズム感がさらにその状態を加速させ、最後まで飽きさせない展開となっていた。

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シティ・オブ・エンジェルズ、つまり「天使たちの街」=Los Angelsを舞台に、映画の脚本家スタイン(柿澤)の世界と、彼が書くシナリオの世界に生きるストーン(山田)たちが描かれる物語で、ストーンは私立探偵で、秘書のウーリー(木南晴夏)と共に探偵業を営んでいる。謎の女性アローラ(瀬奈じゅん)から義理の娘マロリー(渡辺麻友)が行方不明になり探して欲しいと依頼される。どこか、うさん臭さを感じつつも依頼を引き受けるストーン。ところが、この件から手を引けと二人組の暴漢に襲われる。元同僚のムニョス(勝矢)から女に弱いことをいじられ、また元恋人ボビー(山田優)と映画界の大物アーウィン(佐藤二朗)とのトラブルを思い出すストーンは、この依頼を断りにアローラの元に行くが、いろいろあって(!)再びマロリーを探し始める。

一方、現実の世界では、前向きに仕事に臨んでいるスタインだが、プロデューサーのバディ(佐藤二朗・二役)から脚本にあれこれとケチをつけられ直し、また直しのくり返しで完成まで混迷を極めている。ところがある日、思いがけない出来事が起きて―。

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フィクションとノンフィクションの世界を行ったり来たりしながら話は進んで行く。かつて福田が手掛けたミュージカル『フルモンティ』以来の舞台出演となる山田、ドラマや舞台、映画とこちらも福田作品に多数出演する柿澤。「福田組」の一員と呼ばれる二人が軸となり、この物語を絶妙なバランスで引っ張っていく。また、山田の柔らかな歌声と柿澤のハリのあるパワフルな歌声も魅力たっぷり。そこにミュージカル巧者の瀬奈、勝矢、そして昨今ミュージカルでの活躍が著しい渡辺が絡み、さらには木南、山田、佐藤のミュージカル初挑戦組が新鮮な色を加えていく。特に木南はこれが初とは思えないくらい素晴らしい歌声と存在感を示していた。

出演者が絡む過去の福田作品のネタも適度に置かれていて、時には出演者のプライベートネタまでもが使われ、笑いを誘う。ゲネプロでもクスクス笑いがたびたび起きていた本作、初日が開いて、観客が入るとさらに盛り上がること間違いないだろう。ブロードウェイの傑作と福田の遊び心が見事にコラボしたコメディ・ミュージカルだった。

ミュージカルコメディ『シティ・オブ・エンジェルズ』は、東京・新国立劇場 中劇場にて917日(月・祝)まで。

 

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