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映画『寝ても覚めても』 唐田えりかの成長を目の当たりに見れて幸せ!濱口竜介監督

2018/9/18 02:32

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

絶賛公開中の映画『寝ても覚めても』。917日(月・祝)東京・テアトル新宿にて濱口竜介監督とヒロインの唐田えりかによる上映後のティーチインが行われた。98()には濱口竜介監督と主演の東出昌大によるティーチインが行われ、今回はそれに続くもの。

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本作は、世界三大映画祭初出品にして第71回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に選出され大きな反響を呼び、すでに20各国以上で公開が決まっている。二人の男とその間で揺れ動く女の物語で、濱口監督自ら熱望した芥川賞作家の柴崎友香の同名小説の映画化。主演・東出は同じ顔をしていながらも全くタイプの違う男・亮平と麦(ばく)という一人二役に挑み、新星・唐田えりかがヒロイン・朝子を演じている。

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お客さまからの質問は、まず唐田に対して。「オーディションの際、『自分に自信がありません』と言ったそうだが、あのときの自分に対して、そしてヒロイン・朝子に対して、それぞれどんな言葉を掛けたいか?」

唐田は「オーディションのとき、自信がゼロ、ゴメンナサイみたいなことを話していたんですけれど、『もうすぐ“寝ても覚めても”に出会えるから、頑張って欲しい』と伝えたいですね。そして自分とすごく似ている朝子には、今を後悔しないよう思うがままに生きて欲しいです」と答えた。

監督の演技力を引き出す力量に驚かされたが、今作でどういうところにこだわったか?という質問に監督は「役者さんの演技を良くしようということは一切考えない。魅力的だと思う人を選んで、その人の魅力をカメラの前で出せるようにするのが基本のスタンス。台詞を言うことで唐田さんが唐田さんであることを妨げないよう、台詞を書いたり、台詞を何度も読んでもらって自然と口から出てくるような状態にしている。そういうふうになってくると唐田さんが自分を表現するうえで邪魔にならない。台詞によってその人自身の魅力が表現できるようやっています」と回答。

唐田は「(この映画を通して)全てのことが変わった。お芝居に対して、前向きじゃないところから始まったんですけど、撮影が終わったころにはもっと知りたいという前向きな気持ちになったことが自分にとって大きな変化でした」といい、監督は「変わった人を目の当たりに見ることが出来てこんなに幸せなことはないなと思って見ていました」と成長した唐田にエールを送った。

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東出演じる亮平と麦。心情があまり理解できない麦について、どう思うかという質問に、監督も「麦の心情は分らない。原作のせいにする気はないんですが、原作でも分らない」と答え、唐田も「麦は何を考えているか分らない。東出さん自身も何を考えているか分らない。何か宇宙レベルのことを考えているのではないかという顔をしているんです。撮影当初、『この人何なんだろう』と思ったんですが、撮影が進むにつれて本当に何も考えていないだけだなと思った()。答えになっていないですけど」。監督は「あの人は朝子がこうしてほしいと思っていそうなことはするけど、嫌がることはけっしてしないという行動原理があると思います」と東出をしっかり擁護していた。

好きなシーンは?唐田「ラストシーンは、全てが詰まっているので一番好きです」、監督「ラストに向かって物事が積み上がっているので、そうなんですけど。カットが積み重なってそうなっているので(気に入っているのは)全部のカット。でも、あえて言うなら東北の防潮堤に上がって唐田さんの表情を撮れたとき。結構な達成感、すごいモノが撮れたなという気持ちになれました」と振り返った。

Tofubeatsの主題歌について、唐田は「私はめっちゃ好きで、初号試写のとき初めて聞いたんですけど、鳥肌が立った。Tofubeatsの音楽が映画をやさしく包み込んでくれるような気がしました」

その他、ラストシーンに関する質問が寄せられ、監督からは「ハッピーエンドの映画がようやくとれた気持ち」、唐田は「最後のシーンはめっちゃ走りました。肉離れするのではないかと思うくらい全力で走りました()」などと回答した。

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イベント最後には、919日に21歳の誕生日を迎える唐田に、監督からバースデープレゼントが手渡され、破顔した唐田は「21歳になっちゃいます。こんな贅沢なお祝いありがとうございます」と声を弾ませ、会場はお祝いモードに包まれた。

なお、イベント終了後には唐田と濱口監督のサイン会も行われた。

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©2018 映画「寝ても覚めても」製作委員会/ COMME DES CINEMAS
テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町、 渋谷シネクイントほか全国大ヒット公開中!

 

 

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