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2018年10月2日 22:24

多部未華子、坂本昌行に「身を任せるつもりで」 ミュージカル『TOP HAT』製作発表

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

ミュージカル『TOP HAT』製作発表が10月2日(火)に東京都内で行われ、坂本昌行と多部未華子、屋良朝幸、朝海ひかる、益岡徹、浅野和之、演出のマシュー・ホワイト、振付のビル・ディーマーが登壇した。

本作は、往年のハリウッド・ミュージカル映画を代表するフレッド・アステア&ジンジャー・ロジャースが主演した映画『トップ・ハット』を原作とした舞台。名曲の数々に乗せて、華麗に舞い踊りながらロマンティックなラブストーリーが繰り広げられる。

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V6のメンバーでありながら舞台やミュージカルにも積極的に上がり、確かな歌唱力とエレガントなダンスで高い評価を得ている坂本だが、本作へのオファーを受けて「漠然とこういう作品に出られたらいいなと思っていましたが、100パーセントの喜びと100パーセントの怖さを感じました」と話す。アステアによるタップダンスは、“アステア・ステップ”と呼ばれて賞賛されているが、坂本は「あの軽やかなステップはおそらく彼にしかできないものだと思います。一言でいうと『大変』です」としながらも、「自分がやるとなった時に、どこからスタートしていいのか(と考え)、タップを1から練習してみようというところから始まりました。でも、素直に楽しめる作品だと思いますし、これから稽古を重ねるたびにより深く愛せる作品だと思っています」と本作に思いを寄せた。

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一方、ジンジャー・ロジャースが演じたジェリー役を務める多部は、本作への出演はオーディションを経て決定したものだと明かす。多部は「オーディションの前に特訓をして、もちろん、参加できたらいいなという思いで受けたのですが決まってからは不安と自信がないという思いと怖さとネガティブな感情しか生まれていません。もっと前向きに、自信を持てるようになるには、まだまだ時間がかかりそうです」と苦笑いで本音を吐露。坂本について「ミュージカルって大きな打ちに立つことに慣れていらっしゃる大先輩」と評すると、「今回は、ペアで踊ることが本当に多くて、これから本番まで頼りまくって、たまに坂本さんのせいにしたりとかしながら、全部身を任せるつもりでいます」と語った。

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多部演じるデイルに恋心を抱くデザイナー、アルベルト役の屋良は、振付師として活動するほどダンスに長けているが、本作ではダンスを封印。自身の役柄については、「情熱的でナルシストで、自分を一番愛しているキャラクター」と説明し、「この仕事をしていく上で、僕にもナルシストの部分も多少はある。その小さなナルシストの部分を存分に大きくして、このキャラクターを作っていきたいと思います」と意気込んだ。

また、演出を担当するマシューは、本作の魅力を「コミカルでスタイリッシュでチャーミング、かつロマンティックであるという4つのコンビネーション」だと言い、「現実の社会で行われているような非常に悲しい出来事とは全く違う世界です。明るく、軽妙で楽しいコメディの世界をご覧いただくことで、少しでも現実から逃避できる作品になると思っています」とアピールした。

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ミュージカル『TOP HAT』は115日(月)〜25日(日)に東急シアターオーブ、121日(土)〜5日(水)に梅田芸術劇場で上演。

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