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2018年10月12日 08:29

早霧せいな、「スピード感やパワーが圧倒的に違う」 浪漫活劇『るろうに剣心』開幕!

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

早霧せいなと松岡充、上白石萌歌、脚本・演出の小池修一郎が、1011日(木)に新橋演舞場で行われた浪漫活劇『るろうに剣心』囲み取材&ゲネプロに登場し、公演へ向けての意気込みを語った。

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本作は、和月伸宏によるシリーズ累計発行部数6000万部を超える大ヒットマンガを原作とした舞台。2016年に小池の脚本・演出、早霧の主演によって宝塚歌劇団で初めて舞台化され、高い評価を得た。今回は、早霧が宝塚歌劇団退団後、再び同役を演じるというかつてない試みが実現し、注目を集めている。

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この日の会見で早霧は、「お稽古が始まってからの一ヶ月ちょっとの期間が、あまりに過酷で長かったので、今は、やっとお客様の前で初日が迎えられるという緊張感と高揚感に包まれています」と晴れやかな笑顔で挨拶。本作での殺陣について「宝塚版よりも場面数も分数も多くなっている。女性同士で立ち回りしている時とスピード感やパワー感が圧倒的に違うことを至近距離で感じているので、迫力は十二分に伝わるんじゃないかと思っています」と語り、「自分も元男役としての誇りをかけて戦いを挑むという気持ちでやっています」と意気込んだ。さらに、本作の見どころを聞かれると、「舞台上の色々なところで色々な人が全然違う動きをしている場面も多いので、一度の観劇では物足りないと感じていただけると思います。何回か足を運んでいただける公演になっている」と胸を張った。

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また、加納惚三郎を演じる松岡は、早霧を「宙に浮いているんじゃないかというぐらい、早霧さんの殺陣は素晴らしい」と絶賛すると、「僕たちも所作や武士としての気構えなどを練習して、伝統に則った本物の殺陣をやろうと思っています。ぜひ、そういうところにも注目してもらいたい」とアピール。

神谷薫役の上白石は、「1秒たりとも目が離せない展開です。登場人物一人一人の心の動きが繊細かつダイナミックに描かれていてるので、瞬きをせずに見ていただきたいです」と本作の見どころを語る。そして、本作での殺陣については「女性だからこそ出せる軽やかさというものもありますが、今回は男性もいるので、何もかもが一新されてよりパワーアップしたものになっていると思います」と話すと、「皆さん、素敵ですが、私は早霧さんの剣心しか見えていません」と照れ笑いを浮かべた。その様子に、早霧は嬉しそうに上白石をハグし、松岡は「男性陣のことも見て」とこぼして、会場を盛り上げた。

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脚本・演出を担当する小池は、本作について「宝塚でやったものと基本的には一緒ですが、早霧せいなが歌も芝居も一段とうまくなり、素晴らしい動きを見せるので、より濃く深くなったものをお見せできると思います」と説明。さらに、「劇場の設備は十分に使っています。花道も色々な使い方をしているので、おそらく、驚いていただけると思います」と自信をのぞかせた。新橋演舞場ならではの演出にも注目してもらいたい。

浪漫活劇『るろうに剣心』は、10月11日(木)〜11月7日(水)に新橋演舞場、11月15日(月)〜11月24日(水)に大阪松竹座で上演。

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左は、廣瀬友祐(斎藤一)

180A3839s左は、植原卓也(相楽左之助)

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