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2018年10月14日 12:05

内博貴、長台詞にひとりひとり完全個人戦!舞台「まさに世界の終わり」東京公演開幕!

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

先日兵庫にて開幕し、名古屋・藤沢で上演を重ねてきた舞台「まさに世界の終わり」が1013() 最終公演地となる東京・DDD青山クロスシアターにて開幕。開幕直前の当日、2年ぶりの主演舞台となる内博貴、そして元宝塚トップスター大空ゆうひ、那須佐代子が囲み取材に応じた。

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「まさに世界の終わり」は、1995年に38歳の若さで亡くなったフランスの劇作家・ジャン=リュック・ラガルスが執筆した戯曲で、2016年にはグザヴィエ・ドラン監督により映画化され、カンヌ国際映画祭グランプリを受賞、今回は日本初舞台化となった。本作では、不治の病を得た32歳のルイ(内博貴)が長らく帰郷していなかった実家を訪ねるが、家族に帰郷の目的を話せずにいる中、家族が言い争いをしたり、互いを気遣ったりする情景が会話劇として描かれる。ルイの母に那須佐代子、ルイの兄に鍛冶直人、その嫁に大空ゆうひ、ルイの妹に島ゆいかが演じている。

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囲み取材で、内は「芸術的というか、文学的というか、今までで一番難解で大変でした」と語り、特に台詞の長さについても「最長は10ページくらい。でも、それは僕だけじゃなく、皆さんもあるので、一人がウヮーっと喋るので、完全個人戦みたい。普通、舞台っていうものは多少ハプニングがあっても相手が助けてくれるのですが、この作品は出来ないです」と本作の難しさの一端を披露した。

母役を演じた那須は「18年ぶりに息子と会うという設定で、『ホントにこんなにキレイになって』というところから舞台は始まりますが、お稽古でもかっこよすぎるところがあって・・・」と切り出すと、内は「もう全員が僕に対して、イジってましたね」とこぼす。さらに、内は「初めは演出の石丸さち子さんが(『かっこよすぎる!』って)言い出したんですけど、鍛冶さんの『そんなダメ出し聞いたことがない』から始まりまして・・・。オレ、立ってただけだし(笑)、そういう和気藹々とした稽古場でした。暗い作品なので、稽古場では明るくやらないと!」と纏めた。

内と初共演した大空は「キャッチ力がすばらしい。ちょっとダメ出しいただいてもぱっと反応する感覚がすばらしい」とべた褒めすると、内は「唯々、イジられているだけ」と謙遜していた。

本作では3.5キロ痩せたという内のリフレッシュ方法は「家に帰ってからの入浴剤を選ぶとき」だそうで、「今日は何を入れよう?っていうときが一番楽しいです。バブ的なものを入れて、バスソルトを混ぜて、ゆっくり浸かって、“ああ、終わった”というときが一番の楽しみです」とオン・オフの切り替えの工夫方法を披露した。

そして最後に内は「これ以上痩せることはないと思うのですが、116日まで頑張らないと」とこれからの長丁場に気を引き締めていた。

東京公演はDDD青山クロスシアターにて1013日(土)~116日(火)まで。

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