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2018年11月5日 08:00

矢野聖人、武田梨奈、岡本玲 実はカナズチだった!映画『ボクはボク、クジラはクジラで、泳いでいる。』 公開初日舞台挨拶

映画『ボクはボク、クジラはクジラで、泳いでいる。』初日舞台挨拶

矢野聖人・武田梨奈・岡本玲・秋吉織栄・葉山昴

近藤芳正・鶴見辰吾・藤原知之監督登壇

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和歌山県にあるクジラだけを飼育している「太地町立くじらの博物館」が舞台の映画『ボクはボク、クジラはクジラで、泳いでいる。』が113(土・祝)全国公開初日を迎え、東京・シネ・リーブル池袋にて初日舞台挨拶が行われ、主演の矢野聖人、武田梨奈、岡本玲、秋吉織栄、葉山昴、近藤芳正、鶴見辰吾、藤原知之監督が登壇した。

クジラを愛する青年・鯨井太一らが、ときにぶつかり、ときに力を合わせながら博物館を盛り上げていく姿が描かれる。

鯨井太一役で映画初主演の矢野は「20代のうちに映画に主演することが夢の一つだったので、それが叶って嬉しい。スケジュールは凄くタイトだったけれど、それ以上に主演をやらせていただく喜びが勝りました」と大役にシミジミ。しかし公開初日のこの日、衝撃的事実が…。なんと矢野、武田、岡本がまったく泳げない“カナヅチ”であることが判明した。カナヅチ暴露に矢野は「27歳で泳げないって…まあまあ恥ずかしいこと!でも撮影中はそんなこと気にしていられませんでした。水の中に飛び込むシーンは割り切っています」と役者魂でカバー。

一方、トレーナーを目指すヒロイン・白石唯役の武田は「私は泳げないことが理由でキャスティングを変えられたらどうしようと思って、カナヅチであることは言わなかった」と秘密にしていたことを打ち明けると、矢野も「泳げないという理由だけで主演を降ろされたら怖いよね!」とカナヅチ同士で大共感。学芸員役で水には入らなかった岡本は、この矢野と武田のカミングアウトに驚きつつも「2人がバリバリ泳げると思っていたので、自分が泳げないという劣等感をお芝居に反映させていました。その部分は上手く利用できたかも」と笑わせた。

太地町長役の近藤は「みなさんと違って、僕の和歌山県滞在は一泊二日。和歌山県での思いではありません!」とぶっちゃけつつ「台風の影響で飛行機が飛ばず、名古屋から車で和歌山県に移動。超ロングランのドライブを楽しませてもらいました」と舞台裏のハプニングに苦笑い。館長役の鶴見は、19歳当時に主演した和歌山県が舞台の映画『ときめき海岸物語』に触れて「当時はサーフィンをやる役で、今度はくじらの博物館の館長という役。33年ぶりに和歌山県に行きましたが、演じる上ではサーフィンをやっていた若者が思うところあって館長になる…というストーリーを自分の中で勝手に作っていました。だから思いもひとしお」と感慨無量。

藤原監督は「クジラは生き物なので、心が通じないと指示通りに動いてくれない。水中の場面では本職の方に吹き替えてもらおうと準備していたけれど、皆さんの努力のおかげもあって、一切吹き替えなしで撮影することができた」と感謝。最後に主演の矢野は「和歌山に行きたい、クジラに会いたい、でもいい。映画を観てもらったそれぞれがそれぞれの思いを持って帰ってもらえれば嬉しい」と思いを込めた。

公式サイト: bokujira.com
©2018映画「ボクはボク、クジラはクジラで、泳いでいる。」製作委員会
1012日(金)より和歌山県にて先行公開中
113日(土・祝)よりシネ・リーブル池袋ほか全国順次公開

 

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