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2018年11月22日 14:00

ピアニスト ラン・ランが生演奏披露!映画『くるみ割り人形と秘密の王国』公開記念ミュージックイベント

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

チャイコフスキーのバレエとして誰もが知る「くるみ割り人形」がディズニーによって実写映画化された『くるみ割り人形と秘密の王国』が1130()に全国公開される。その公開を記念し、1121()東京・TOHOシネマズ日比谷にて、本作でピアノソリストとして参加している世界的大人気ピアニストのラン・ランが登壇しての公開記念ミュージックイベントが行わた。当日は“お菓子の国”の統治者シュガー・プラム役を日本語吹替え版で演じる声優の坂本真綾も参加した。

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愛する母を亡くし、心を閉ざしたクララが迷い込んだのは、 “花の国” “雪の国” “お菓子の国” “第4の国”からなる<秘密の王国>だった。プリンセスと呼ばれることに戸惑うクララだったが、やがて、危機に瀕した王国の戦いに巻き込まれていく――というストーリー。映画という枠におさまらない壮大なスケールで描かれる、美しすぎる映像に付随される音楽(サウンドトラック)は、ラン・ランに加え、世界を熱狂させる天才指揮者グスターボ・ドゥダメル率いるロンドンのフィルハーモニア管弦楽団、さらには人気テノール歌手アンデレア・ボチェッリも参加した超豪華な内容。

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前日サントリーホールでウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と共演したラン・ランが颯爽と登場し、この日のために自身がアレンジしたという「くるみ割り人形 組曲」スペシャルメドレーを生演奏した。曲は、ジェームズ・ニュートン・ハワードが本作のために作曲した部分とチャイコフスキーが作曲した部分を組合せたしっとりとした感じの曲で、会場はうっとりとした雰囲気に包まれた。

また、「声のトーンを高くして、キーラ・ナイトレイの声質に近づけた」という坂本も「なかなかできない経験をさせていただきました。東京の真ん中にいながら、ファンタジーの世界の入り口がすぐそこにあるような魔法のような音楽で、ドキドキしながら聴いていました」とラン・ランの演奏に喝采を贈った。

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演奏終了後、ラン・ランは映画館での会見について「とてもユニークな経験をさせていただきました」と語り、さらに「ドゥダメルという素晴らしい指揮者を始め、ミスティ・コープランドという最高のバレリーナ、そしてキーラ・ナイトレイという女優として最高の人たちときら星のようなこのプロジェクトに参加できとても光栄に思っています。そして、クラシック音楽が誰でも楽しむことができるということをこの作品を通して感じてもらえると思います。ホリデーシーズンに家族揃って温かくハッピーで冒険心に満ちた、子供心をくすぐるこの映画をぜひ見ていただきたいと思います」とクラシック音楽および本映画についてアピールした。

オリジナル・サウンドトラック『くるみ割り人形と秘密の王国』は映画公開に先駆け1121日より発売される。

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