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2018年11月25日 21:51

佐藤健「山田孝之くんを越えるハードな人はいない!」 映画『ハード・コア』初日舞台挨拶公開

佐藤健「山田孝之くんを越えるハードな人はいない!」

映画『ハード・コア』初日舞台挨拶公開

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映画『ハード・コア』の初日舞台挨拶公開が1123日(金・祝)に新宿バルト9にて行われ、権藤右近役を演じた主演の山田孝之、右近の弟の左近を演じた佐藤健、右近の友人・牛山を演じた荒川良々、劇中に登場する謎のロボット・ロボオ、本作のメガホンをとった山下敦弘監督が登壇した。

本作は、90年代に漫画雑誌「グランドチャンピオン」で連載され、多くの読者の共感を呼んだ伝説のコミック「ハード・コア 平成地獄ブラザーズ」(作:狩撫麻礼、画:いましろたかし)の映画化で、10年前に本書を読んで「男たちの結末に泣いた」という山田と20年近く前に愛読していた山下監督の念願の企画が最高の形で具現化した。

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公開を迎えた感想について、山田は「本当に何度も話してきたことですが、山下監督とずっと映画化の話をしていた作品がついに公開となり感慨深いです」とコメント。佐藤は「撮影前や撮影中はこの兄弟全然似てないなと思っていたんですが、完成した作品を観たらあれ似てるな!と思えました。自分にとっても新鮮で特別な作品になりました」と語った。

そして、監督は「原作を読んだのが20年前、山田くんと原作の話をしたのが8年前。映画化の話が出始めたのが5年とずっと温めきた作品です。なぜかわかりませんが複雑で寂しさもあります」と感慨深げ。山田は「原作はずっと絶版していたんです。そんな絶版された原作を映画化するってすごいことだと思います」と語った。

ここで、ハードだった撮影シーンについて聞かれた山田は「本当にすべてがハードでした。朝から次の日の朝まで撮影とかありました。撮影中、この状況を愚痴れないからInstagramで愚痴を言っていました」と壮絶な撮影を振り返り、監督は「寝れない日々でした。山田くんも佐藤くんも朝までの撮影が多くて本当に疲れ切ってましたね」と懐かしんだ。

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また、本作の主人公の権藤右近が世間に馴染めないアウトローという役にちなんで、どういう生き方がハードな生き方と思うかという質問に対して山田が「人生は大変だなって思いますよ」と語り、続けて自分の生き方について「勝手な使命感があって、色々なことに挑戦しているんだと思います」とコメント。佐藤が「孝之くんを越えるハードな人はいない。とにかく凄い。役に入り込む深さの次元が違う。撮影中気を失ったりするんですよ」と山田への尊敬の言葉をかけた。ここで、荒川にも質問がとび「これから鍋のシーズンですので、鍋の中に顔突っ込んだりしたらハードですよね」とまさかの回答に会場は笑いに包まれた。さらに、この中で誰が一番ハードな生き方をしているという質問に対しては満場一致でロボオを指差し、まさか自分だとは思っていなかったようで動揺するロボオの姿に会場から温かい拍手が送られた。

最後に山田は「実はこの作品のメイキング映像があるのですが、本当にクオリティが高く、劇場で公開出来るんじゃないかと思っています。このメイキングをみたらこんな映画の現場って壮絶なんだって思えるし、『ハード・コア』をもっと好きになると思います」とコメント。監督は「自分にとって本当に大切な作品になりました。みなさんに届けられて本当によかった。この作品を可愛がってほしいです」と締めくくった。

 

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