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2019年1月16日 04:00

河合郁人と辰巳雄大が中学以来の共演!舞台『トリッパー遊園地』製作発表記者会見

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

松竹の3 月・4 月公演、舞台『トリッパー遊園地』の製作発表記者会見が115()、都内で行われ、主演の河合郁人(A.B.C-Z)、共演の辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)、惣田紗莉渚(SKE48)、純名里沙、いしのようこ、渋谷天笑(松竹新喜劇)、榎木孝明らが登壇した。

180A1195s前段左から:榎木、河合、辰巳 後段左から:いしの、渋谷、惣田、純名

 

廃れた遊園地の経営改革に乗り出す主人公が思わぬタイムスリップをする。本作は、現代と太平洋戦争の真っ只中の二つの時代を舞台に、平成最後の今だからこそ伝えたい熱き人たちの生き様を綴った物語。脚本・演出を担当した川浪ナミヲ (脚本は川浪のペンネーム“せきどみきのぶ”)は、「重たく、苦しかったイメージの戦中で、たくましく生きようとした人々を描きたい。これは、現代にも通用すること」と本作のコンセプトを語り、「河合さん、辰巳さんの俳優としての魅力を存分に引出したい。本作は音楽劇、ミュージカルとまではいかないが、二人には踊って、歌ってという萌えポイントも考えている」と二人への期待を明らかにした。

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本作が単独初主演となる河合は「いつも(グループの)誰かがいて、誰かに助けられたんだと思うと、単独主演でしっかり成長したところを見せないといけない。座長として皆を引っ張っていきたい」と抱負を語り、辰巳との共演については「中学生のとき、ミュージカルで共演したとき以来の共演。辰巳は(舞台経験が多く)役者としては先輩だと思っているので、ちょっと緊張しています」と対抗心を燃やしていた。

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戦中を生きる若者を演じる辰巳は「戦中のことをしっかり伝えたい。俳優として、日本人として誇りと責任を持って臨みたいと思います。河合郁人にとって思い出に残る単独主演となるよう、僕も力添えできるよう頑張ります」と意気込んだ。

さらに、近年音楽活動に専念している純名は「平和へのメッセージをしっかり表現できるよう稽古に励んでいきたい」、いしのは「辛いときこそ、女性の力は大きく、力強いものであることを表現できたらと思います」とそれぞれが芝居への決意を述べた。

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このあと、記者からの質問で“タイムスリップしたらどの時代に戻りたいか?”に、河合は「10代のとき、ウェストサイドストーリーのオーディションを受け、緊張のあまり普段通りのことが何も出来なくて、ジャニーさんから『君を呼んだのは失敗だった』と言われたことがあって。その頃に戻ってオーディションをやり直したい」。渋谷は「子供の頃に戻って、ジャニーズ事務所に入りたい」。そして、SKEのグループ以外では初舞台となる惣田は「お正月に太りすぎたので、正月前に戻りたい」など珍回答に会場が沸いた。

会見終了後に行われた河合・辰巳の囲み取材では二人漫才が炸裂。河合が「僕は現代からタイムスリップするので、こういう姿(スーツ姿)で皆さんとのギャップがね・・」と言うと、辰巳は「僕は戦中を生きる役なので、本番は多分髪を切ろうと思います。ファンの方が『髪を切るんだろうな』とさみしそうに僕を見ていました」などと笑わせていた。

最後に河合は「初座長ということで、今まで経験してきたことを出し切って、面白い舞台にしていきたいと思いますので、皆さん応援をよろしくお願いします」とアピールして会見を締めくくった。

『トリッパー遊園地』は315()から23()東京・新橋演舞場にて全15公演、岐阜・愛知での上演を経て、43()から7()大阪松竹座にて全9公演が上演される。

 

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