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2019年3月8日 14:36

5人の俳優による“ともだち”をテーマにしたオムニバスストーリー『僕のド・るーク』開幕!

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

舞台『僕のド・るーク』の公開舞台稽古が3月7日(木)に東京・オルタナティブシアターで行われ、上口耕平、多和田任益、辻本祐樹、小早川俊輔、小林且弥が「ドルーク(友達)」をテーマにした3つのオムニバスストーリーを演じ、観客を大いに魅了した。

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本作は、「木と少年の物語」「サリエリとモーツァルト」、夏目漱石の「こころ」を題材に、男性5人による会話劇で紡ぐ“ともだち”の物語。ある時は主人公に、またある時は木になりながら、入れ替わり立ち替わり登場人物となって現れては瞬時にキャラクターを演じ分ける役者たちによって創出される、緊張感と臨場感溢れる舞台が繰り広げられる。上演台本・演出を鈴木勝秀が担当する。

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非常にシンプルな舞台セットの中、違ったテイストの物語が披露された本作。「木と少年の物語」では無邪気な少年と包み込むような愛情を持った森の主と呼ばれる木の関係が、切なさを持って語られる。「サリエリとモーツァルト」では、あくまでもフィクションであるとしながらも、二人の嫉妬や羨望が入り混じった不思議な関係が笑いを交えながら綴られた。そして、「こころ」では悲劇的な友情の果てを、圧倒的な熱量で表現して見せた。次々に役どころが変わる本作で、すべてのキャラクターを演じ分ける役者の力量も去ることながら、バラエティーに富んだ演出で観客を飽きさせない鈴木の手腕にも拍手を贈りたい。

 

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本作でサリエリとK役を演じる上口は、開幕に向けて「お客様にまもなくこの作品をお届けできることがとても楽しみにです。全バージョン是非観ていただきたいと心から思うほど、演者の皆さん、1人1人の魅力的な部分が溢れています。シンプルなセットの中での会話劇。本編の中にある『演劇とはそういうものです』という言葉の通り、劇場中が皆様のイマジネーションで満たされることを願い、表現させていただきます!」とコメントを寄せた。

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なお、小早川とのWキャストで井澤巧麻、小林とのWキャストで鎌苅健太も出演予定。

舞台『僕のド・るーク』は3月7日(木)〜10日(日)に東京・オルタナティブシアターで上演。

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