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2019年3月16日 22:50

草彅剛、前貼りは初めての体験! 映画『まく子』公開記念舞台挨拶

草彅剛、前貼りは初めての体験! 映画『まく子』公開記念舞台挨拶

映画「まく子」公開記念舞台挨拶①s

3月15日(金)に全国公開された映画『まく子』の公開記念舞台挨拶が16日、テアトル新宿にて行われ、主演の山﨑光、ヒロインの新音、共演の草彅剛、須藤理沙、メガホンを撮った鶴岡慧子監督が登壇した。

本作は、直木賞作家・西加奈子の同名小説が原作。大人になりたくない少年と大きな秘密を持つ少女の初恋を軸に、今を生きる大人たちへ贈る再生と感動の物語。

撮影当時14歳で、先日中学校を卒業したばかりの山﨑は「この一年は本当に大事な一年間でした。主演をやらせて頂いて、僕の俳優人生の糧になりました」と振り返ると、父親役を演じた草彅は「立派だね。卒業おめでとう。僕の方が年上なんだけど、山﨑くんには本当に学ぶことが多かった。これからも一緒に共演したいですね」と感慨深げに語った。

また、母親役の須藤は「この映画で息子役のサトシの表情を見てキュンとしたんです。いつも元気な母ちゃんが落ち込んでいる所を、ふと心配そうに見ているシーンがあって。息子がこんなに想ってくれている!と思うと嬉しくて。親と子の関係や、優しさと愛情を与え合うことの大切さが描かれているので、ぜひ親子で観てもらいたい。観た後に一緒に語り合ってもらいたいですね」と親子で観るおすすめポイントを語った。

草彅は「実は父と息子の大事な場面で、僕が前貼りをつけるシーンがあって(笑)。初めての体験だったんです」と語ると会場が大爆笑。すかさず「ゴメンね、新音ちゃん(笑)」と気遣いフォロー。さらに草彅は、「人って老いて死に近づいていくもの。でもただ朽ち果てていくんじゃなくて、再生しながら生きていきたい。それを2人の子供のフィルターを通して、大人が気づかせてもらえると思う」と本作の見どころを語ると、須藤からは「トークの振り幅すごいですね!すっごく良い話から下ネタまで。さすが!」と驚いていた。

新音は「この作品を見たおばあちゃんが感動したよと言ってくれて、映画を通して人に感情を与えることができるんだと嬉しくなりました。もうすぐ新しいクラスになるので、新しい友達にも幸せや感情を振りまいていきたいと思います」と元気に語った。

最後に主演の山﨑は「草彅さんと同じでたくさん笑顔を撒いていきたい。高校生になるのでこれから新しい友達もたくさん作って笑顔でいたいと思います」と語ると、草彅は「山崎くんは本当に笑顔が素敵。僕のライバルだからね!頑張っていきましょうね」とエールを送り、須藤に対して「どっちの笑顔が素敵ですか?」と須藤を困らせる場面も。須藤は「えー?難しいなぁ(笑)。お2人とも素敵です!」と答え、親子役を演じた3人ならではの和やかな空気で、微笑みと温かさに満ち溢れた舞台挨拶となった。

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