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劇団☆新感線、サンキュー公演の第二弾は『いのうえ歌舞伎オルタナティブ・けむりの軍団』 古田新太の悪戯暴露!製作発表会見

2019/5/13 11:30

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

劇団新感線の旗揚げ39周年夏秋公演、サンキュー公演の第二弾、いのうえ歌舞伎《亜》alternative『けむりの軍団』の製作発表記者会見が513()に東京・ホテルニューオータニで行われ、主演の古田新太、早乙女太一、清野菜名、須賀健太、高田聖子、粟根まこと、池田成志、および脚本・倉持裕、演出・いのうえひでのりが出席した。

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後列左から:いのうえひでのり、粟根まこと、須賀健太、高田聖子、倉持裕
前列左から:清野菜名、池田成志、古田新太、早乙女太一

 

本作は、戦国時代、頭の切れる軍配士(古田)とずる賢い謎の浪人(池田)が嫁ぎ先の目良家から逃げ出したお姫様(清野)を実家に送り届けるはめになり、巻き起こる珍道中が描かれる。

脚本を担当した倉持が今作のストーリーについて説明する。「いのうえさんから黒澤明監督の『隠し砦の三悪人』と太宰治の『走れメロス』を合わせた話で何かできないかと。そうなると、古田さんが侍の役で、人質に取られている親友の成士さんをと思ったんですが、それではラスト再会するときしか絡みがない」ということで本作の形になった由。また、古田からは「激しいアクションは若い人に任せるよう勧められ」、かつ前回の舞台では古田が出ずっぱりだったことから「本気で殺すぞ!一服する暇がねえじゃないかと叱られたので。今回はインターバルを置くよう細心の注意を払いました」と古田から適切な指示があったことを明かした。

演出のいのうえは“オルタナティブ”というタイトルについて「劇団員の高齢化が進んでいまして、劇団員メインでやるときは王道(中島かずき脚本)とは別の作家に頼んで別路線でやっていく。骨太な人間ドラマを僕らなりに描ければいいなと思っています」とコメントした。

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主役の古田は「この夏、劇団員なので、古田来れない?って言われたので、来ました」とあっさりした挨拶。芸能生活35周年はどうですか?と問われ「未だに僕がやりたい芝居に届いていないです。とりあえず(今作が)代表作になればいいなと。いつも僕の代表作は次回作です」と今後への意欲を示していた。

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目良家の侍大将役の早乙女は「動き担当です。いつかは古田さんと刀を合わせたいと思っていました。古田さんも長老の域に入ってきているので、今が倒しどき」と笑わせた。紗々姫を演じる清野も同様に「お転婆の動き担当です」と挨拶、さらに「今回、新感線出演が二度目、前回は楽しんだもの勝ちだと思ったので、今回も楽しみたいと思います」と緊張ぎみに語った。

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そして、紗々姫を守る姫の実家・厚見家の家臣を演じる須賀は「僕はいのうえさんの千本ノック担当をやらせていただきます。(舞台での共演が初めてとなる清野とは)打ち合わせなしで二人とも茶色(の洋服)。ちゃんと心が繋がっているのではないかと思います」とにっこり。

高田(目良家の実験を握る女ボス)は「劇団員的にも役柄的にも重鎮です」、そして粟根(目良家と敵対する夭願寺の住職)は「高田さんに続き重鎮その2です。私の立場は屁理屈担当です」と重鎮たちも重要なあるいはコミカルな役どころを演じる。

そして最後にずる賢く口の上手い浪人を演じる池田は「全然褒められていない、そういう役。読んだ感想が黒沢明と走れメロス、そのままなんですけど。新感線では初めてと言える善良なというかちょっぴりいい人」と自己紹介。台本について話題が行くと、「厚さが電話帳くらいあって、どこかをカットしようと考えたんですが意外にきっちり入り組んでいてここをカットするとこの伏線が飛ぶとか非常に悪辣な本になっていまして。稽古はテンポを上げると体力を消費するし、今から戦々恐々しております」と言うが、古田は「台本はばっさり切ってしまえばいいんですよ。お客さんが台本を持っているわけではないから、お客さん自身の想像力にお任せするんです」と語っていた。

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このあと、記者からの質問「古田さんの演じる役は策士。誰かを翻弄したり、あるいは翻弄されたことは?」に、古田は「その時々にひどく愛した女に翻弄されています。以前ひどく愛した女を翻弄した」と答え会場は大笑い。

そして重鎮の高田は「そもそも劇団新感線にいることが何かに翻弄されています。新感線に入りたくて入ったんじゃないので、手伝えみたいな形で誘われ、その日のうちに稽古場に連れていかれて、古田さんのジャージー穿かされて、以来30年くらい経ちます。結局は踊らされている」と自身の半生を振り返っていた。

さらに、高田は「昔留守番電話というのがありまして、たまたま帰省していたところ、留守電の用件を聞こうと自宅に電話しましたら、(留守電のメッセージで)渡辺いっけいが記事にできない下ネタを延々と喋ってまして。東京に帰って『いい加減にしろ』と一時、渡辺いっけいと絶交しておりました。何十年か経って、古田君に話したところ、古田君がニヤっとしたんです。それは古田君のいっけい君の声まねだったんです。友情を壊し、根が深い翻弄をされた記憶がございます。記者の方も古田君の言うことは信用しないでください」と暴露。横でニヤニヤしていた古田は渡辺の声色で「もしもし、成志?渡辺で~す」と再現したところで、記者会見が終了した。

本公演は東京公演715日(月・祝)~824日(土)TBS赤坂ACTシアターにて全46公演、そして福岡公演は96日(金)~23日(月・祝)博多座にて全21公演、大阪公演は108日(火)~21日(月)フェスティバルホールにて全15公演が行われる。東京公演のチケットは519日(日)AM10:00

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