巨匠ゲルギエフ、マリインスキー歌劇場 『チャイコフスキー・フェスティヴァル 2019』記者会見
2019/8/2 00:03
取材:記事・写真/RanRanEntertainment
11月末から、巨匠ゲルギエフとマリインスキー歌劇場が総力を結集した、『チャイコフスキー・フェスティヴァル 2019』を開催される。今回、PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル札幌)の芸術監督も務めるマリインスキー歌劇場芸術総監督ワレリー・ゲルギエフが、PMFを指揮するため来日。31日札幌公演、そして8月1日(木)サントリーホールでの公演の合間に、ゲルギエフが『チャイコフスキー・フェスティヴァル 2019』記者会見に臨んだ。もうひとつの、あまり知られていない名作「マゼッパ」について、ゲルギエフは「オネーギンを作曲した後のこのオペラはとても豊かで、オーケストレーションが重要な役割を果たしているが、歌の部分がドラマティックで豊かな声量とスタミナが必要なことから上演の機会が少ない」ことを明かし、「今回来日するキャストは今日のマリインスキーを支える歌手たちで、非常に強力。また『マゼッパ』はプーシキンの原作ということで、ぜひ興味を持ってゆっくりと聴いていただきたい」とアピールした。
チャイコフスキー・フェスティヴァル 2019
歌劇「スペードの女王」(新演出)
11月30日(土)15:00 東京文化会館
12月1日(日)15:00 東京文化会館
歌劇「マゼッパ」(コンサート形式)
12月2日(月)18:00サントリーホール
交響曲全 6 曲&協奏曲 5 曲 オーケストラ公演
12月5日(木) 19:00サントリーホール (チェロ:アレクサンドル・ブズロフ)
12月6日(金) 19:00東京文化会館 (ヴァイオリン:五嶋龍)
12月7日(土) 13:00東京文化会館 (ピアノ:セルゲイ・ババヤン、辻井伸行)
12月7日(土) 18:00東京文化会館 (ピアノ:セルゲイ・ババヤン)
【各地の公演情報】
11月28日(木)19:00開演 福岡シンフォニーホール (ヴァイオリン:五嶋龍)
12月3日(火)19:00開演 アクトシティ浜松 大ホール (ヴァイオリン:五嶋龍)
12月8日(日)14:00開演 フェニーチェ堺 大ホール(堺市民芸術文化ホール) (ヴァイオリン:五嶋龍)
特設サイト:https://www.japanarts.co.jp/tf2019/