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2019年9月1日 11:12

【前編】吉永アユリ インタビュー 『ウルトラマンタイガ』ヒロイン役に抜擢で初めての特撮に挑戦!

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

7月6日(土)から放送中の『ウルトラマンタイガ』(テレビ東京系)でヒロイン・旭川ピリカを演じている吉永アユリ。映画『恋は雨上がりのように』や『東京無国籍少女』にも出演し、現在はモデルとしても活躍する吉永アユリにインタビューを敢行。『ウルトラマンタイガ』の撮影を振り返ってもらうとともに、モデルのお仕事について、そしてプライベートについても聞いた。

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――「ウルトラマン」といえば、誰もが知る作品です。改めて、今回、『ウルトラマンタイガ』に出演が決まったときのお気持ちはいかがでしたか?

ヒロインということで、もちろん嬉しさもありましたが、不安な気持ちの方が大きかったです。おっしゃるように、みんなが知っている作品ですし、子どもが観る番組なので、そういう意味でも、いろいろな意識を持って行動しなければいけないと思うので、それに対しても不安がありました。

――撮影が始まって、その不安は和らいできていますか?

はい! 周りのスタッフの皆さんや共演者の皆さんがすごく優しくしてくださって、わからないことがあったら何でも聞いてと言ってくださって、毎日、楽しく撮影をしています。お休みの日も撮影に行きたいと思うくらい、本当に楽しいです。

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――放送がスタートして、周りの反響はいかがですか?

たくさんいただいています。私は旭川ピリカという女性の役を演じているのですが、早速みんなから「ピリカ」と呼ばれるようになりました(笑)。ピリカはドラマの中で「しょうちのすけ」という口ぐせをよく言うのですが、友達からはその口ぐせをマネした「しょうちのすけ」ってメッセージが届いたりもしてます(笑)。

――(笑)。そのピリカを今は、どのようなキャラクターだととらえて、どう演じようと思っていますか?

ピリカはタイピングの技術や検索能力がすごく優れていて、「E.G.I.S.」という組織の中ではオペレーターとして大活躍しています。でも、それ以外はオシャレが好きで、携帯をいつもいじっている、普通の23歳の女の子なので、「旭川ピリカ」という役を作り込んで演じるというよりは、自然体のままで演じ切ろうと思っています。

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――では、共感できたり、似ているなって思うところも多いですか?

そうですね。それこそ、オシャレが好きということは似ていますし、仕事をしているときにマイペースなところも似ているかもしれません(笑)。私は22歳で、ピリカは23歳という設定なので、年齢的に近いこともあって、共感することも多いと思います。セリフというよりは、素のままで話すこともあります。

――今回、ピリカはヒロインという立ち位置ですが、ヒロインだからこその難しさや面白さというのはどういうところに感じていますか?

ウルトラマンのヒロインと聞くと、いかにも「ヒロイン然」としているイメージがあったんですが、ピリカにはそういうところがあまりないんです。なので、私自身もまだ、「ザ・ヒロイン」というイメージがなくて、それよりもいろいろな人に共感を持ってもらえるようなキャラクターかなと思っています。

――なるほど。では、主演の工藤ヒロユキ役の井上祐貴さん、佐々木カナ役の新山千春さん、宗谷ホマレ役の諒太郎さんの印象は?

祐貴くんは、一番年齢も近いということもあって、現場ではいろいろな話をして、ふざけ合う仲です。主人公を演じているのでセリフも多く、撮影の日数も多いので、大変な撮影が続いていると思いますが、そんな中でも明るく、元気に声をかけてくれるので、さすがヒーローだなと思います。

共演者の中で女性は私と新山さんくらいなので、新山さんともよくお話しをさせていただいています。本当に気さくな方で、笑顔で話しかけてくだって、お姉さんのように感じてます。休憩中は、ガールズトークで盛り上がってます(笑)。撮影中に新山さんの長ゼリフがあって、無事にOKが出ると、ハイタッチして「イエーイ!」ってやっています(笑)。

諒太郎くんは、すごくしっかりしていて、現場でもみんなを引っ張っていってくれる存在です。私も一緒のシーンだと安心しますし、お兄さんのような方です。

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――吉永さんはこれまでにも、たくさんの映画、ドラマに出演していらっしゃいますが、今回の撮影を通してヒーローもの、特撮ならではだと感じたことはありましたか?

初めて特撮の撮影現場を観させていただいたんですが、未だに昔ならではの撮影方法を続けているのですごいなと感じました。今でも25分の1スケールの模型がある中で、ウルトラマンと怪獣が戦っていたり、ウルトラマンのタイマーは電気を入れて光らせていたり、まだこういう技術があるんだなって感じることも多かったです。空もCGじゃなくて、専用の絵師さんが描いているんですよ。そういうアナログなところも引き継がれているということに衝撃を受けましたし、それはほかの映画・ドラマと違うなと感じました。

それから、ピリカは「E.G.I.S.」という会社の中で仕事をしているという設定なので、私は「E.G.I.S.」のセットの中で撮影することが多いのですが、パソコンがいっぱいあって、虹色に光っていたりして…お子さんが憧れる、夢のあるセットだなって思いました。私は、今までは学園ものの作品に出演することが多かったので、教室や体育館での撮影が多くて、そういう意味では初めて、私自身もワクワクするようなセットの中で撮影しています。

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<後編に続く>

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