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2020年3月5日 12:00

6年ぶり映画主演・古田新太、松坂桃李と共演!映画『空白』 製作決定

6年ぶり映画主演・古田新太、松坂桃李と共演!映画『空白』

空白_古田松坂(トリミングはしないでください)s

6年ぶりの映画主演となる古田新太が松坂桃李とは実写映画では初共演!『あゝ、荒野』(17)、『新聞記者』(19)、『宮本から君へ』(19)など話題作を送り出すスターサンズ・河村光庸プロデューサーが企画、『ヒメアノ〜ル』(16)、『犬猿』(18)、『愛しのアイリーン』(18)のよし田恵輔(※“よし”は土・口)が監督・オリジナル脚本による映画『空白』が、21年の全国公開に向け製作される。愛知県蒲郡市を中心に全編オールロケを敢行、3月に撮影がスタートする。

本作は、ある死亡事故から、現代社会の“空白”を映し出す「全員被害者・全員加害者」の物語。全てのはじまりは、よくあるティーンの万引き未遂事件。スーパーの化粧品売り場で万引き現場を店主に見られ逃走した女子中学生、彼女は国道に出た途端、乗用車とトラックに轢かれ死亡してしまった。

古田新太演じる女子中学生の父親は「娘が万引きをするわけがない」と信じ、疑念をエスカレートさせ、事故に関わった人々を追い詰める。一方、事故のきっかけを作ったスーパーの店主(松坂桃李)、車ではねた女性ドライバーは、父親の圧力にも増して、加熱するワイドショー報道によって、混乱と自己否定に追い込まれていく。真相はどこにあるのかー?少女の母親、学校の担任や父親の職場も巻き込んで、この事件に関わる人々の疑念を増幅させ、事態は思いもよらない結末へと展開することにー。

現代における人と人のつながりや家族の絆、そしてメディアの正体を浮き彫りにし、何が本当なのか?誰が正義なのか?など思わぬ方向に感情が増幅してしまう危険性をはらむ現代社会を映し出していく。一見沈鬱に見える題材をシニカルでブラックユーモアを交えた視点で描くよし田監督(※)の演出と、様々な想いや誤解に右往左往する出演のキャスト達の熟達した演技の競演も見どころ。

 

古田新太 コメント
いつもふざけてばかりのおいらですが、ちょっと頑張って哀しいお父さんを演じられたらなと思います。社会の何かおかしいなというようなものの話のタネになるような作品になれば。桃李とは“パディントン”と“お父さん”なので、何の問題もありません。

松坂桃李 コメント
タイトル通りの作品です。シンプルではありますが様々な解釈ができる、そんな映画になる気がします。撮り終えた時に「空白」という作品が自分にとってどんな答えをもたらす映画になるのか、それを問いかけながら撮影に臨みたいと思います。
主演の古田新太さんとは実写では初共演になります。どんな作品においても圧倒的な存在感があり直球でも変化球でも受け止めて下さる方という印象です。
そんな古田さんと今回、どんなキャッチボールができるのか楽しみでもあり、怖くもあります。自然と湧き起こる繊細な感情を丁寧に演じていきたいと思います。

 

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