容疑者佐藤健、刑事阿部寛に追い詰められる!中山七里の傑作ミステリー小説「護られなかった者たちへ」 瀬々敬久監督で映画化

2020/3/30 13:58

容疑者佐藤健、刑事阿部寛に追い詰められる!
映画『護られなかった者たちへ』

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「どんでん返しの帝王」の異名をとり、今年、作家生活10周年を迎える中山七里の傑作小説「護られなかった者たちへ」が瀬々敬久監督により映画化される。主演は佐藤健、共演には阿部寛、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都と豪華な顔触れが揃う。(2020年公開予定、配給:松竹)

東日本大震災から9年後、宮城県内の都市部で、全身を縛られたまま放置され餓死させられるという凄惨な連続殺人事件が発生。捜査線上に浮かび上がった容疑者は利根という男(佐藤健)。彼は、知人を助けるために放火、傷害事件を起こした後、刑期を終えて出所したばかりだった。宮城県警の刑事、笘篠(阿部寛)は殺された二人の被害者から一つの共通項を見つけ出し利根を追い詰めるが…。一体、彼はどのように生きてきたのか?被害者はなぜこんな殺され方をされたのか?そこには、切なくも衝撃の真実が隠されていた――。

【コメント】
佐藤健(主演):利根泰久(建設会社勤務。前科一犯。出所直後に連続殺人事件が発生)
生活保護というシステムの裏に潜む人々の様々な思い、その中でも途方もないやるせなさ、悲しみ、どこへ向ければいいかわからぬ憤り、怒りをぶつけていくことがこの作品での自分の役割だと思っています。魅力的なキャストの皆様、そして再び瀬々監督とご一緒できることを大変嬉しく思います。監督とは前回2ヶ月の岡山ロケを共にしましたが、今回の舞台は宮城です。またしばらく瀬々組の濃厚な映画の世界に浸ってきます。

阿部寛:笘篠(とましの)誠一郎(宮城県警察捜査第一課刑事)
瀬々監督と数年ぶりにご一緒しますが、監督ならではの、リアリティと素朴な人間の感情が入り混じる現場に身をゆだねようと思います。不可解な連続殺人事件を追いかける刑事役となりますが、今までとは一味違う刑事像となる予感と期待があり、撮影現場に入る事が今から楽しみです。今回の物語の舞台は宮城県を中心とした東北地方になりますが、東日本大震災のみならず、日本各地で発生している天災を風化させないためにも、物語を通して記憶と想いを繋げていければと思います。

瀬々敬久監督
今、立ち向かわないといけない問題は様々です。新型コロナウイルスへの対応だけでなく、多くの問題の中で僕たちは生きている。今回は中山七里さんの原作を得て、貧困問題や格差社会について考えながら映画を作っていくこととなりました。そこには一緒の仕事は二度目となる佐藤健さんがいます。しなやかな感性と身体で新しい場所へと映画を運んでくれると信じています。清原果耶さんは世界に立ち向かうヒロインとして、今を生きる我々の代弁者として、気持ちと覚悟をさらけ出してくれると思います。十年ぶりにご一緒する阿部寛さんとは本当に現場でお会いするのが楽しみです。未だゴールは見えていませんが、キャスト、スタッフ共にこの大変な状況の中で、映画を作る意味を考えながら粛々と突き詰めていきたいと思っています。それが僕らの仕事であり、生きていくことだと思っています。 

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