松本穂香、全員が主役!一人一人を濃く描いている映画は他にない!映画『君が世界のはじまり』完成記念トークイベント

2020/6/30 13:32

取材:記事・写真/RanRanEntertainment 

7月31日(金)公開の映画『君が世界のはじまり』の完成記念トークイベントが、6月30日(月)に都内で行われ、主演の松本穂香をはじめ、中田青渚、片山友希、金子大地、甲斐翔真、小室ぺい、そして、ふくだももこ監督が登壇した。

 

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左から:中田青渚、甲斐翔真、松本穂香、金子大地、片山友希、小室ぺい、ふくだももこ監督

 

本作は、2016年に短編小説「えん」で第40回すばる文学賞佳作を受賞したふくだももこが「えん」と「ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら」の2作を再構成、鬼才・向井康介が脚本を書き、ふくだが自らメガホンを取ったもの。大阪が舞台で、高校2年生の“えん”(松本)を中心とした4人(松本、中田、甲斐、小室)の物語、東京からの転校生・伊尾(金子)と母に出て行かれ何事にも精を出す父を無視し続ける純(片山)との物語、そして閉店セール中のショッピングモールで皆が爆発するという観る者の奥に響く青春群像劇となっている。

 

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松本は、共演シーンについて「私たちは共演前から仲良く、撮影中も常に一緒にいました(笑)」、甲斐は「(男)3人で新大久保に韓国料理を食べに行きました」といずれも和やかな雰囲気だったそうだが、中田は「(撮影中は)緊張していて、オンオフが無くなっちゃうのが怖くて、結構(役どころの)琴子でいることが多かったです。桁違いのテンションでいました」と撮影時を振り返った。

 

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一方、金子は「非常階段での(二人の)シーンが初日で、初日から刺激的な(キス)シーンがあった」、そして片山も「(私たちの撮影場面は)暗かったり、太陽がなく・・。(松本たちメンバーが)すごく爽やかに見えました」とうらやましがった。

松本は共感できるキャラクターはいるか?と聞かれ「純ちゃん(片山)。私もちょっとモヤモヤしたり、親に対して愛情があるからこそ、ツンツンしちゃう、イライラしちゃうところ。あそこまで分かり易くないけど、私にもそういうところがあります」と回答。純を演じた片山は「私自身もファザコンなので、ちょっとかわいそうだなと(撮影に)入る前はずっと思っていたのですけど、入ったらかわいそうだという感情はなくなりましたね。かわいそうだと思ったのは遠い記憶です(笑)」と納得した様子だった。

 

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とても印象的なショッピングモールでのブルーハーツの曲に乗ったバンドのシーン。一番乗ってたのは?「金子くんがかなり爆発していました。(甲斐)」、「皆、凄かったです。純(片山)さんとか凄かったです。(金子)」、「(名指しされ)ビックリでした。恥ずかしいです。(片山)」とそれぞれ譲り合っていた。ミュージシャンの小室は「暴れるようなシーンでしたが、(自身のバンドでは)そこまでしないので、楽しかったです」と冷静にコメント。

本作は、夢、希望、そして退屈や一方通行な思いなど青春のあらゆる感情が詰まった光の面だけでない作品になっている。それぞれどんな高校生だったか?登場人物のように一方通行だなと思われた経験は?との質問にそれぞれが答える。

金子「(高校生活は)悩みがあったかなと思い出せないくらい楽しかったです。今が楽しければいいというチャラチャラした野郎でした」

 

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小室「誰も見向きをしてくれず、寂しかったです。皆、ダンス部とか見に行っちゃう。軽音部は隅っこの部室で、好きなバンドをやっていました」

甲斐「サッカーをずっとやっていて、サッカーだけをやっていたことが一方通行だなと。勉強も嫌いだったし、恋愛したいということでもなく、ぼくの青春はサッカーでした。(MC:サッカーに突っ走っていたわけですね)はい、キーパーでしたけど(笑)」

 

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松本「私は演劇部だったので、視聴覚室でひっそりとやって、全然人は来なかったです。体育館でやっても音響設備が悪すぎて声が届かず、ただジタバタしているだけみたいな(笑)。いろんな役をやりましたよ、冷凍マグロの役とか。あと、アニメ好きの子が考えてる台本だったので、チンチリンとベルを鳴らしたら時間が止って、皆が止まるんですよ(笑)」

 

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中田「一方通行はあまりしたことがなくて、でも琴子にとっても今回一方通行が初めてだったので、新鮮に演じられました。今から一方通行を経験したいです」

片山「今と高校時代は全く変わっていないですけど、三人姉妹の一番下。一番上のお姉ちゃんが思春期の8年間ずっと無視されていました。それが一方通行でした」と、それぞれが高校生活を懐かしんでいた。

最後に、松本が「面白く素敵な映画が出来たと思います。全員主役の映画で、こんなにしっかりと一人一人を濃く描かれている映画は他にはないと思います。ぜひ、本作を愉しんでください」と締めくくった。

映画『君が世界のはじまり』
©2020『君が世界のはじまり』製作委員会
配給:バンダイナムコアーツ
2020年7月31日よりテアトル新宿ほか全国ロードショー

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