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2020年7月4日 23:08

中村倫也、主演は慣れていないので小っ恥ずかしい!映画『水曜日が消えた』大ヒット記念舞台挨拶

中村倫也・主演 映画『水曜日が消えた』

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現在全国にて公開中の映画『水曜日が消えた』大ヒットを記念して、主演・中村倫也、共演の石橋菜津美、深川麻衣による生中継舞台挨拶が7月3日(金)に実施。舞台挨拶の模様は全国の劇場に生配信された。

本作は一人の人間の内側で、曜日ごとに入れ替わって暮らしている“7人の僕”が主人公で、そのうちの最も地味でつまらない、通称“火曜日”の視点を通して描かれていく世界の物語。

 

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公開してちょうど2週間、中村は「ありがたいことに、観てくださった方からの評判が良くて、嬉しい限りですね。親にムビチケをプレゼントしたのですが、“今日観に行ってきました!”って連絡が来たりしました。僕は友達が何分少ないもんで、暗い話になるのでやめておきます(笑)」とコメント。

さらに、中村は「(本作が)吉野さんの長編初監督作品で、素晴らしい才能が日本の映画ファンや色々な人に広まっていくのが何より楽しみですね」と吉野監督を称賛。石橋も「吉野監督ってとても不思議な方なので、吉野監督の見えている世界が色々な人が届けばいいなと思っていたので、色々な人が見て、私と同じように共感してくれるといいなと思ってます」と話した。また、深川も「この作品すごいC Gが沢山使われていて、台本の時点ではどうなんだろうと思っていたものも、出来上がったものを見ると、監督の頭の中では最初からこの世界が広がっていたんだな、とすごくびっくりしました」と、監督世界観を力説。

 

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中村は、自身一人での場面が多かったことについて、「前半、一人家でぶつぶつ言っているのが多くて、後半も自分と芝居したリと、何分初体験が多かったですね。あとはとにかく、寂しかったですね」と振り返ると、石橋も「寂しいってずっと仰ってましたね。(中村は)ムードーメーカーってほど何かしているわけではないけど、いるだけでほわっとする感じ?現場に入ると締まる感じで、不思議な方だなと思いました。ご一緒する時間も少なかったので、掴めない方だなと思いました」と中村のイメージを話すと、中村も「今日は色々な意味でディスタンスがあると」と、冗談を交え、遠く離れた会場に笑いを届けた。

 

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印象に残ったシーンについて、石橋は「私は(中村が)花束を持ってジャンプしているシーンがいちばん好きなのですが、本当に可愛くて、ファンとして見てました」と、中村をベタ褒め。中村も自身で撮影するシーンについて、「カメラマンもやっていたんですよね。別途ギャラを交渉しなきゃなって思ってたんですけど(笑)。役者セクションだけじゃない、作るパートもやらせていただいたので、楽しかったです」と今回の経験を振り返った。

 

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中村は、「主演ってあんま慣れていないポジションなので、こんなにも自分のことを皆が話すなんて、小っ恥ずかしいですね。ありがとうございました」と皆に感謝。深川も「撮影中もですが、撮影以外でも遊び心がある方で、こんなに自由でいいんだ、と発想とか引き出しとかが物凄い方だなと思いました。毎回ちょっとずつカメラが回るたびにやることが違ったり、休憩中も吉野監督の似顔絵書いていたり、なんて言うんですかね、、」と言葉に詰まると、中村が「アホってことですか?」とツッコミ、会場を沸かせた。

 

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最後に中村が「“中村倫也が7人格を演じたこと”がコアな部分ではなく、ささやかな、じんわりと手の中に残る、肌触りのある作品かなあと思います。エンドロールも遊び心あったと思います。面白かったよって誰かに言いたくなる作品になっていたら嬉しいなと思います。」と締めくくった。

全国87館にて公開中。

 

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