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2020年8月28日 13:00

大竹しのぶが魅せる圧巻の演技!恋い焦がれる相手に林遣都 『フェードル』 2021年1月Bunkamuraシアターコクーンにて上演決定

大竹しのぶ・林遣都 舞台『フェードル』

フェードル-(002)

2021年1月8日(金)よりBunkamuraシアターコクーンにて、主演・大竹しのぶ、林遣都、演出・栗山民也による舞台『フェードル』の上演が決定した。 

『フェードル』は、フランスの劇作家ジャン・ラシーヌがギリシャ悲劇『ヒッポリュトス』から題材を得て創りあげ、1677年1月1日、ブルゴーニュ座で初演。1680年コメディ・フランセーズ(国立劇場) のこけら落としでも上演された、17世紀フランス古典文学の最後を飾る金字塔的な作品で、悲劇へと向かう女性の姿を描く美しく輝く台詞、神話的世界をもとに表現した抵抗しがたい破滅的激情は、演劇の醍醐味を堪能できる要素が凝縮されている。

日本では2017年、主演に大竹しのぶを迎え、現代演劇界の重鎮、栗山民也が演出。2013年「ピアフ」でその年の演劇賞を総なめにする快挙を遂げたタッグが「大竹しのぶの新たな代表作を作る」と意欲を持って臨み、実現。演劇批評でも主演・大竹しのぶの圧巻の演技などが評価され、第52回紀伊國屋演劇賞で個人賞を受賞した。

その傑作が2021年、キャストもあらたに再演される。主人公・フェードルには大竹しのぶが再び挑む。フェードルの義息子・イッポリット役には林遣都が新キャストとして抜擢。その他、瀬戸さおり、谷田歩、酒向芳、西岡未央、岡崎さつき、キムラ緑子と、個性豊かなキャストが集結した。

 

ストーリー 舞台は、ギリシャ・ペロポンネソス半島の町トレゼーヌ。行方不明となったアテネ王テゼ(谷田歩)を探すため息子イッポリット(林遣都)は国を出ようとしていた。一方、テゼの妻フェードル(大竹しのぶ)は病に陥っていた。心配した乳母のエノーヌ(キムラ緑子)が原因をききだすと、夫の面影を残しつつ、夫には失われた若さと高潔さに輝く継子イッポリットへの想いに身を焦がしていると白状する。
苦しみの末、フェードルは義理の息子に自分の恋心を打ち明ける。しかし、イッポリットの心にあるのはテゼに反逆したアテネ王族の娘アリシー(瀬戸さおり)。イッポリットはフェードルの気持ちを拒絶する。そんな中、テゼが突然帰還して・・・

 

舞台『フェードル』
東京公演:2021年1月8日(金)~1月26日(火) Bunkamuraシアターコクーン
 他、地方公演あり
公式サイト:https://www.phedre.jp/

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