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2020年10月22日 23:28

松尾スズキの名作が、シアターコクーン初登場の大根仁演出で甦る!横山裕主演舞台『マシーン日記』上演決定

横山裕主演 舞台『マシーン日記』

【マシーン日記】ビジュアルS-(002)

2021年2月3日(水)より東京・Bunkamuraシアターコクーンにて、横山裕主演の舞台『マシーン日記』の上演が決定した。(京都公演は2021年3月5日(金)より)

本作は、2020年よりBunkamuraシアターコクーン芸術監督に就任した松尾スズキが、“今”をときめく話題のクリエイターたちを自ら指名し、過去の松尾作品を“新演出”で甦らせるシリーズ第2弾として上演する。(5月に上演を予定していた第1弾『母を逃がす』は新型コロナウイルス感染症の影響に伴い公演中止)。1996年に書下ろしザ・スズナリで初演、パリ公演も実現した松尾作品初の海外公演であり代表作のひとつである。

今回演出に松尾が指名したのは、映画監督、映像ディレクターとして活躍している大根仁。ドラマ『モテキ』(10・TX)で脚光を浴び、翌年映画監督デビューを果たすと、その後数々の話題作の監督を務め、舞台では『電車男』(05)や『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』(12)などの演出を手掛けるなど、優れた実績をあげ多岐にわたり活躍している。

主演を務めるのは関ジャニ∞の横山裕。松尾作品初参加にして、約3年半ぶりにシアターコクーンに登場する。横山が演じるのは、町工場に隣接したプレハブ小屋に、右足を鎖でつながれ監禁されている電気修理工のミチオ。町工場のパートにきたケイコと出会い狂いだす、おかしくも切ない男女の四角関係。愛憎劇に挑む横山の、鬼気迫る演技に注目だ。

共演には、映画やドラマなどに多数出演し、シリアスな役からクセのある役どころまで強烈な存在感でインパクトを残す、名バイプレイヤーの大倉孝二。雑誌の専属モデルを経て映画で女優デビュー後、2020年の映画出演本数は4本と、若手注目株のカメレオン女優森川葵が、今作で2回目の舞台出演となる。さらに、『キレイ-神様と待ち合わせした女-』『8月の家族たち』『美しく青く』などシアターコクーン作品にも多数出演し、名立たる演出家達が絶大な信頼を寄せる秋山菜津子と、一癖も二癖もある俳優陣が顔を揃えた。

 

【ストーリー】小さな町工場・ツジヨシ兄弟電業を経営するアキトシ(大倉孝二)は、妻サチコ(森川葵)とともに自らの工場で働いていた。工場に隣接するプレハブ小屋に住む弟のミチオ(横山裕)は、壊れた機械を見ると直さずにはいられない電気修理工。ミチオは訳あってアキトシに監禁されており、小屋と右足を鎖でつながれていた。一方のサチコには、かつてミチオに強姦された過去があり、未だ不倫関係にあった。
そんな中、工場に新しいパート従業員としてサチコの中学時代の担任で体育教師であったケイコ(秋山菜津子)がやって来る。数学的思考でものごとを考え、極度の機械フェチでもあるケイコは、壊れた携帯電話を直してもらったことをきっかけにミチオと結ばれ、「あんたのマシーンになる」と服従を誓う。小さな町工場を舞台に、男女4人の情念渦巻く愛憎劇が始まる…。

 

COCOON PRODUCTION 2021 『マシーン日記』
【東京公演】 2021年2月3日(水)~2月27日(土) Bunkamuraシアターコクーン
 一般発売日:2021年1月10日(日)AM10:00~ 
【京都公演】 2021年3月5日(金)~3月15日(月) ロームシアター京都 メインホール
 一般発売日:2021年1月10日(日)AM10:00~

 

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