多部未華子、共演の岩田剛典は真面目で勉強熱心な方! 映画『空に住む』 公開記念舞台挨拶

2020/10/25 11:19

映画『空に住む』 公開記念舞台挨拶

【空に住む】1024メイン-(002)

映画『空に住む』の公開記念舞台挨拶が10月24日(土)、新宿ピカデリーにて行われ、主演の多部未華子、共演の岸井ゆきの、美村里江、そして青山真治監督が登壇した。3人の女優陣の相手役を務めた岩田剛典、大森南朋、鶴見辰吾は欠席となったが、サプライズでビデオメッセージ&“リモート“による花束のプレゼントが行われ、会場は盛り上がりを見せた。

郊外の古民家作りに出版社に勤める直実(多部)は、両親の急死という出来事を受け止めきれないまま、大都会を見下ろすタワーマンションの高層階で愛猫と暮らし始め、現実の中で葛藤しながらそれぞれの未来に向かって歩き出す現代女性の様が描かれる。

 

【空に住む】1024多部さん①-(002)

前回の舞台挨拶は、無観客でYouTubeチャンネルでの配信のみで行われたが、この日は観客を前にしての劇場での舞台挨拶が実現。多部は多くの観客で埋まった客席を見やり「本当に映画館に足を運んでくださること自体がありがたいのに、こんなにたくさんの方が来てくださって、本当に嬉しく思います」と感激の面持ち。

多部は、自身が演じた直実との共通点として「ペットを飼っていること」を挙げ、劇中でペットロスが描かれることに言及。「愛する相棒、パートナーがいなくなった時の喪失感や絶望感…。いま私はまだ経験していないけど、自分もそうなるのか?想像できない」と愛するペットの存在に思いをはせる。一方で、直実から見習いたい点については「淡々としているように演じたんですが、(岸井さんが演じた愛子の)出産の時とか、突然、力強くなるんですね。淡々としているけど大事なときに出る底力は私もほしいです」と語った。

 

【空に住む】1024岸井さん-(002)

岸井は「愛子は強くあろうとして、自分を納得させるために強さを自分に押し付けているように見える。それが友人を心配させてるぞと教えてあげたい。私も、もしかしたら強がっちゃうタイプなので(苦笑)」と自らを省みつつ語る。

美村は、自身が演じた明日子を「善意で直実を追い詰める、なかなか厄介な方(笑)」と語り「こうなっちゃいかんなと(笑)。自分がいいと思って、誰かに何かを迫ってはいけないなと思いました」と自分を戒めた。

また、満たされないモヤモヤを感じている登場人物たちにちなんで、自身の「もやもや解消法」を尋ねると、青山監督は「最近は、朝、5時半くらいから自転車で近所を走っています。ストレス解消法としてはいいですよ。1日が有意義に過ごせます」と明かす。

 

【空に住む】1024美村さん-(002)

美村は「頭を使いすぎても体を使いすぎてもダメ。頭が疲れてるときは体を動かして、身体がぐったりしているときは、頭に何かを入れるようにすると整います」と語る。岸井は「私はどんな時でも映画を見ます!満たされないときも満たされている時も、哀しいときも楽しいときも『映画を見よう!』って思います」とのこと。ちなみにもやもやしている時に見る映画ジャンルを尋ねると「宇宙に行きます!」と壮大なスケールの映画をおすすめしてくれた。

多部は「私は単純で、友達としゃべるに尽きます。モヤモヤが始まった瞬間に友達に連絡します! 答えは出なくてもいいんです。聞いてもらえれば、解決しなくてもスッキリします」と微笑んだ。

 

【空に住む】1024多部さん②-(002)

また、女優陣にそれぞれ劇中で相手役を演じた男優陣の印象を尋ねると、多部は岩田剛典について「初めてお会いしたのが、撮影の始まるちょっと前の監督に質問をする機会だったんですけど、岩田さんは台本に付箋をいっぱい貼っていらして、『そんなに聞くことあるんだ!?』と思いました。それだけ台本を読み込んでいて、監督ともすごくコミュニケーションをとってて、真面目で勉強熱心な方だなと。私にない部分をたくさん持っている方で、焦りました(苦笑)」と称賛する。

岸井は、大森南朋さんとのそばを食べるシーンでの共演を述懐し「(画として)湯気がほしいということで、熱々のそばを2人で食べたんですが、大森さんから近くのおいしいおそば屋さんのことを教えていただきました。『そば好きなの?いいとこあるよ』って。携帯にメモしたんですけど、その携帯を替えちゃって…」と大森さんとのやりとりを明かした。

美村は、過去に何度も共演している鶴見辰吾について「先輩ですが、鶴見さんのさわやかでいい人の部分と、この人、本当は裏で何してるんだろう?と言うところの両方が好きなんです。今回は、わりといいダンナさんという感じでしたが、もしかすると誰にも言えないアコギな商売をしているのかも…とかってに明日子の中で思っていました。ただの“いい人”じゃないところが素敵でした」と語った。

この日は、感謝の思いを込めて多部から青山監督に花束が贈呈されたが、さらに男性陣3人から、女優陣に思いのこもった花束とビデオメッセージが到着!多部は、劇中で岩田が演じた時戸が、エレベーターで直実に贈った真っ赤な花束がプレゼントされ、多部さんは「ありがとうございます!」と笑顔を見せた。

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