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2021年2月28日 09:39

三木康一郎監督、「竹財輝之助、猪塚健太、吉田宗洋と、もう1回このメンバーでやりたい!」映画『劇場版ポルノグラファー~プレイバック~』

映画『劇場版ポルノグラファー~プレイバック~』上映記念舞台挨拶

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左から:吉田宗洋、猪塚健太、竹財輝之助、三木康一郎監督

 

映画『劇場版ポルノグラファー~プレイバック~』上映記念舞台挨拶が2月27日(土)、新宿ピカデリーにて行われ、竹財輝之助、猪塚健太、吉田宗洋、そして三木康一郎監督が登壇。舞台挨拶の様子は全国の劇場15館へ生配信された。

BL漫画原作で初連続ドラマ化され、SNSで大きな反響をよんだ話題のドラマ「ポルノグラファー」シリーズ。本作は『續・ポルノグラファー プレイバック』を劇場版として映画化された。メインキャストである官能小説家の木島理生役を竹財輝之助、大学生の久住春彦役を猪塚健太、木島の編集担当の城戸士郎役を吉田宗洋が演じている。

 

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竹財は「感無量です。感慨深いです。3年(1つの役に)関わり、映画で終わるという経験をしたことがなかったので、それができたのもファンの方の後押しが大きい作品なので、本当に幸せです!」と満足の様子。猪塚は「理生さんと春彦としてもドラマで、”あの後二人の関係はどうなっていくんだろう”という状態であのまま終わるはずだったのですが、みなさんの応援の後押しがあったからこそ、原作の丸木戸(マキ)先生も続きの”プレイバック”という作品を書いてくれることになって。理生さんと春彦の深い愛が実るという結末にできたことにも感謝したいです」とファンの後押しの強さに改めて触れた。

三木監督は、「テレビのときは、いろいろと演出もしましたが、回を重ねるごとに、そして劇場版にもなってくると、竹財くんと猪塚くんが、勝手にキスシーンとか絡みのシーンをやりはじめるので、特に僕が口出すことはありませんでした」と理生&春彦カップルのチームワークを褒める。さらに「ちょっと気持ち悪いくらい仲がよかったです」と付け加えるほど、二人の仲が自然に深まっていた様子を説明していた。

ここで”普段言えないここだけの本音”を語るコーナーに。普段は本音しか言わないという竹財がじっくりと考えた後に「今回たくさん取材していただく中で、”これ以上、木島はやりません”と言ってきたのですが、“誰にもやらせたくない”というのが本音です。続編があったら、そのときは考えます。これ以上やらないと言ったのは、思い残すことなくやり切りたかったからなんです」と語ったところで、会場から大きな拍手が。三木監督が「来たね、拍手」とファンが期待した言葉を披露した竹財の顔を、うれしそうに覗き込んでいた。

 

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猪塚は「本当に、今の一番の本音は、全国のファンと直接会ってお礼が言いたいです。ずっと話していたんです、全国で舞台挨拶やりたいねって、ね?」と竹財に問いかける。すると竹財は「公開までに状況が良くなれば、絶対行きたいってずっと言ってたよね、このメンバーで」と少し残念そうな表情を浮かべる。すると三木監督が「吉田くんはいらないんじゃない?」とニヤリと笑いながら質問すると、「では集合場所だけ教えてください!自分で行くので!」という吉田に3人が声を揃えて「そういうところだよ。そういう返しなんだよな」とダメ出しをするいつもの流れに。吉田はめげずに「これがチームワークです」と改めてアピール。猪塚は「このチームで全国を回りたかったです」と改めて、本音を吐露していた。

三木監督の本音については、竹財も「気になる〜!」と興味津々。三木監督は「のんびり生きてみたいです」と回答。猪塚が「暖かいところに行きたい、働きたくないんだよ、って言ってましたよね」と暴露していた。三木監督の「もう1回このメンバーで(作品を)やりたいです」というコメントに、竹財と猪塚は声を揃えて「それが本音って、めっちゃうれしい!」と満面の笑みを浮かべる。そのためには原作が必要ということで、丸木戸先生に「先生、見てますか〜!よろしくお願いいたします!」と中継のカメラ越しに手を振りながら全員でリクエストすると、会場からも期待の拍手が沸き起こっていた。

三木監督は「本音を言えば、ここまでやってきたチームなので、終わらせるのはもったいないという気持ちです」と改めて、チームの結束力を称賛していた。

 

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本作のテーマは手紙。ここで、猪塚から竹財へ感謝の手紙が披露されることに。サプライズの演出に竹財が「泣きませんよ!」と宣言。続けて「映画が公開できること自体が奇跡だと思っています。昨日の公開初日に映画館で作品を観たのですが、初めて自分の映画で泣きました。それは、制作チームとのいろいろな思い出に触れて泣いているのか、作品そのものに泣いているのか。どちらの涙かは、わからなかったけれど、あえて自画自賛します。これはいい映画です。最高の恋愛映画だと思っています」と胸を張った。

そして、猪塚から竹財への感謝の手紙が読み上げられ、猪塚から手紙を受け取った竹財は改めて「泣かないよ!」としながらもまじまじと便箋を見つめ「君の文字が好きなんだ」と作中のセリフを引用し、感謝の気持ちを表現していた。

最後の挨拶で竹財は「作品は観てもらうことで完成します。状況が許すなら、1回とは言わず、何度も観てください。海外からも”観たい”という声が聞こえています。今、観れる状況になくても諦めないでください。うちのスタッフは優秀なので、みなさんに観ていただける状況にしてくれるはずです。スタート時から応援してくれた方にも、今回の映画から応援してくれる方にも、みなさんにお礼が言いたいです。この場に立たせていただき、本当に幸せです。ありがとうございました」と締めくくり、イベントは幕を閉じた。

 

『劇場版ポルノグラファー~プレイバック~』
出演:竹財輝之助 猪塚健太 松本若菜 奥野壮 小林涼子 前野朋哉/吉田宗洋 大石吾朗
監督:三木康一郎
原作:丸木戸マキ「續・ポルノグラファー プレイバック」(祥伝社onBLUE comics)
主題歌:鬼束ちひろ「スロウダンス」(ビクターエンタテインメント)
音楽:小山絵里奈
製作:松竹開発企画部
配給:松竹映画営業部ODS事業室/開発企画部映像企画開発室
企画・制作:フジテレビジョン
公式ホームページ:https://pornographer-movie.jp
公式twitter:@pgpb_movie
公開:2021年2月26日(金)より新宿ピカデリーほか全国映画館にて3週間限定上映中
©2021松竹株式会社 ©丸木戸マキ/祥伝社

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