葵わかな、歌&ダンスに全開、三吉彩花とのキスシーンにも挑戦!大黒摩季は難曲制覇! 『The PROM』Produced by 地球ゴージャス 公開ゲネプロ

2021/3/10 11:56

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

『The PROM』Produced by 地球ゴージャスの公開ゲネプロ&取材会が゙開幕前日の3月9日(火)にTBS赤坂ACTシアターで行われた。ゲネプロの前に行われた取材会には主演・葵わかな、共演の三吉彩花、大黒摩季、草刈民代、保坂知寿、霧矢大夢、佐賀龍彦(LE VELVETS)、TAKE(Skoop On Somebody)、そして岸谷五朗、寺脇康文が登壇した。

 

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後列左から:岸谷五朗、佐賀龍彦、霧矢大夢、TAKE、寺脇康文
前列左から:草刈民代、三吉彩花、葵わかな、大黒摩季、保坂知寿

 

2018年にブロードウェイで開幕し、19年にはトニー賞 7 部門にノミネートされ話題となった本作を、岸谷五朗・寺脇康文による演劇ユニット・地球ゴージャスによって、日本版初上演される。物語の舞台は、アメリカの高校で、卒業生のために開かれるダンスパーティ“プロム”。レズビアンの主人公エマ(葵)は、同性の恋人アリッサ(三吉)とプロムに参加しようとするが、多様性を受け入れないPTAにより中止させられてしまう。そこに、落ちぶれかけたブロードウェイスター4人(岸谷、寺脇、霧矢、そして大黒・草刈・保坂はトリプルキャスト)がその騒動を知り、話題作りのためエマを助けようとする。エマの、様々な人たちとの触れ合いにより、“自分らしく生きる”ことを貫こうと奮闘する姿が描かれ、最後にハッピーエンドを迎える。佐賀とTAKEは校長役をダブルキャストで演じている。

 

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取材会では、それぞれが舞台に向けての意気込みを語り、その後で、岸谷がキャスト陣それぞれの魅力について語った。

岸谷は「(葵)わかなちゃん演じるエマはすごく難しい役です。エマは可愛らしく見えるんですけど、実は芯が強くて、大きさを持っていなければいけないという、とても難しい役どころを見事に演じてくれています。その中に必死に歌う曲が何曲もありますが、必ずお客さまに感動してもらえる曲になっています。長いですけれど頑張ってください」と葵に声を掛ける。

 

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D.D.アレンを演じるトリプルキャストの保坂、草刈、大黒に対し、岸谷は「3人は全く違うD.D.アレンを演じてくれます。まず、長女の保坂知寿は、そのままD.D.アレンですね。今までにたくさんのブロードウェイミュージカルをこなし、我々に演劇のお手本となるお芝居を稽古場で見せてくれてました」と称賛。

岸谷からこの作品をどのように捉えているか問われた保坂は「(今作はブロードウェイのなかでも)新しい作品。昔からあるブロードウェイの作りなんだけれど、エンタテインメント性が多様化されていて、いろんな角度から新しくなっている。音楽もあえて過去のミュージカルに似せている・・・ということがいっぱい詰まっています」と説明した。

岸谷がD.D.アレンの次女と呼んだ草刈民代については「とんでもない存在感。振付けも草刈自身が考えてのもの。パッと両手を伸ばして踊り出すと草刈さんが今までにやってきた過去が見える、女優さんとしての耀き、存在感をみせてくれます。手足が長いので、手を伸ばすと袖まで届くよう・・・」と称賛。草刈は「今回一番苦労したのはただ立っていれば歌えるのに、踊ると音が出せなくなって、経験したことがないくらいに苦労しました」と吐露。

 

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そしてミュージカル初挑戦、三女の大黒について。岸谷は「既に演劇を楽しんでいるんじゃないかと思えるくらい!稽古で一番泣いていた大黒さんが・・・」と称賛。その大黒は「本当に(曲が)面倒くさい!楽曲的には最高峰だけど、トラップがいっぱいあるんです。半音が出てきたり、4分の4拍子が8分の7拍子になったりとか、この楽曲を歌いこなしたら“ブロードウェイの頂点でしょう”と曲が言っている。ムカつくと思って、絶対に制覇してやろうと思ったらトラップに引っかかってしまう。やらせていただいて光栄です」と苦労話を自信たっぷりに語った。

 

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さらにアンジーを演じる霧矢について、岸谷は「一番しっかりしていて、学級長と呼んでいます。我々が迷うと皆、きりやん(霧矢)に立ち位置を教えてもらう。エマにとってとても大きな影響力を持つ役で見事に歌い演じきってくれます」とアピールした。

 

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役作りについて問われた葵と三吉。葵は「レズビアンの女子高生役。最初は複雑な設定のなかで、深刻に捉えていかないといけない何かがあると考えていたんですが、実際に稽古に入って、エマとアリッサがカップルになるに当たってネックになることもないし・・・。彩花ちゃんとはいいパートナーだと思っていて、その関係性がエマとアリッサとの役作りにも生かされていて、何の心配も無く、二人でやる気に満ちあふれています」、そして三吉も「(葵とは)初めてご一緒させていただいたのですが、楽屋でも稽古場でも常に一緒。気付いたとき、二人でいることが当たり前。私たちが愛し合っているという関係性をリアルに楽しみにしています」と笑顔で語った。

 

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取材会終了後に行われた公開ゲネプロでは、D.D.アレンは大黒摩季が、校長役はTAKEが出演。同級生たちから白い目で見られ不安そうな表情を浮かべるエマが落ちぶれかけたハリウッドスターたちに励まされ、どんどんと自信を持っていく表情に。そしてソロ、デュオなどの歌・踊りも見事にこなす葵わかな。大黒摩季の堂々たる演技と歌も目立っていた。岸谷五朗と寺脇康文の軽妙なコミック演技を織り交ぜ、エマとアリッサのキスによる大団円のストーリーは秀逸。音楽も素晴らしかった。

3月10日(水)より4月13日(火)まで東京・TBS赤坂ACTシアターにて、5月9日(日)より16日(日)まで大阪・フェスティバルホールにて上演される。

Daiwa House Special Broadway Musical『The PROM』Produced by 地球ゴージャス
東京公演:3月10日(水)~4月13 日(火) TBS赤坂ACTシアター 全36公演
大阪公演:5月9 日(日)~5月16日(日) フェスティバルホール 全9公演

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