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志田彩良、今泉組で主演することが目標、こんなに早く叶えていただけるとは! 映画『かそけきサンカヨウ』映画完成報告会

2021/9/28 05:00

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

映画『かそけきサンカヨウ』の映画完成報告会が、9月27日(月)、都内で行われ、主演の志田彩良、共演の井浦新、鈴鹿央士、中井友望、菊池亜希子、そして今泉力哉監督が登壇した。

 

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本作は、人気作家・窪美澄の同名短編小説を映画化、家庭環境のせいで早く大人にならざるを得なかった高校生・陽の葛藤と成長が、同級生・陸との“恋まではたどり着かないような淡い恋愛感情”を交えて描かれている。

主人公・国木田陽に「ドラゴン桜」(TBS)が話題となった志田彩良、陽をやさしく見守る父親・直を井浦新、陽の同級生・陸に「ドラゴン桜」でも志田と共演した鈴鹿央士、直の再婚相手・美子を菊池亜希子、陽と陸の同級生の沙樹を中井友望が演じる。

窪美澄の小説を映画化した経緯について、今泉監督は「小説を読んで、家族の関係性において、普通ならあまり描かれない小さな衝突や、小さな気持ちに焦点を当てた作品と感じた。家族の在り方とか、恋愛と呼べるのかというぐらいの距離感をもった高校生の時間がすごく繊細に描かれている。最初に惹かれのは父親と娘の時間、そしてそこに父親が再婚してできる新しい家族での奥さんとその子どもと、主人公の陽との距離感にも惹かれました」と話した。

 

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主人公・陽はどんな女の子かを問われた志田は「脚本をいただく前に小説を読ませていただいたのですが、そのときに陽の強い部分も、弱い部分も含めて、すべてが本当に愛おしい女の子だなと感じました。もし私だったら、その場から逃げたくなるようなことも、逃げずにちゃんと向き合って前に進んでいく姿がすごく魅力的だなと思いました」と述べ、さらに脚本を読んで「今泉さんの空気感が加わって、色が変わって、さらに素敵な作品になりました」と絶賛。

さらに、志田は「初めて今泉監督とはご一緒させていただいたのは『パンとバスと2度目のハツコイ』。そのクランクアップのときに、監督から『いつか志田さん主演で撮りたいと思っているので、その時はよろしくお願いします』と言っていただいて。そこから私も、いつか今泉組で主演することがひとつの目標になっていたので、まさかこんなに早く叶えていただけるとは思わなくて・・・。今泉さんの現場が大好きなのでうれしかったですし、事務所(テンカラット)の25周年記念という大切な作品を、今泉組の主演という大役をいただけて、本当にありがたい気持ちでいっぱいでした」と感謝の気持ちを表わした。

 

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陽の父親・直を演じた井浦は「自分のイメージする直という父親像を監督と楽しく話ができたので、撮影ではすんなりと親子の距離感を細かく確かめ合いながら演じました。監督が現場で生まれてくる俳優のお芝居をすべて受け止めてくださった。小さなできごとを繰り返していく物語なので、俳優のお芝居にも繊細さが求められていたと思いますし、その繊細さを共演者と確かめ合いながら、演っていけた現場でもありました」とコメントした。

そして陽が恋心を抱く同級生の陸を演じる鈴鹿は「陸くんは自分の家族や、陽のこと、自分の身体(劇中では心臓の病が判明)もそうですが、いろいろな壁がどんどんできていたんですけれど、その壁に当たったときにも、人に当たらないという、ものすごく優しい人だったので、誰かに背中に押されて、自分で解決しに行く、その姿がすごく優しいし、ステキな男の子だなと思いながら演っていました」と振り返った。

イベント後半では、本作の冒頭に陸が「自分史上いちばん古い記憶って何?」と友達に聞くシーンがあるが、皆さんにとっていちばん古い記憶は?と問われてそれぞれが答えることに。

 

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志田は4歳の頃家族とキャンプに行ったエピソードを語る。「母と買い出しに行き、カートの上には飲み物が山積みになっていて、お菓子売り場に行ったときに、私が突然いなくなった。母は売り場中を探し回っても、神隠しにあったと思うぐらい見つからず・・・。突然カートの中から、『ママ、人参あった?』と出てきたらしくて、その話を未だにされます。小さい頃は迷子常習犯だったそうです。未だに方向音痴で10回くらい行かないと覚えられないです」と苦笑。

 

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鈴鹿は、「お兄ちゃんと喧嘩して、転んで顔を打って、今でも眉が禿げている(苦笑)。怪我常習犯だったなと思いました。オチがない・・・」と続け、「そのとき病院に行って、帰りにコンビニに寄ったとき、車に指を挟んで、小指が曲がって、また病院に行きました」とオチを披露した。

そして中井は「小さいときは鈴鹿さんと違って不死身の女の子で、唯一の怪我は、まぶたの部分をテレビの角にぶつけて噴水みたいな血が出たこと」と笑わせた。

今泉監督は「4歳のときに、父親と風呂に入っていて、父親に『目をつぶれ!噛め!』と言って、石鹸を噛まされた。口をゆすぐと石鹸なので、泡が出たという地獄のような」話を披露。「哀しかったり、悔しかったりということは覚えていて、嬉しいことはあまり覚えていない・・・」と総論を述べていた。

 

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そして、最後に志田が「私はSNSが主流の環境で育ってきて、この作品の陽みたいに、自分の気持ちを、顔と顔を合わせて、相手に言葉で伝えるという経験がなかなかなくて・・・。時代の流れとともに、いろんなものがどんどん便利になって、なくなってしまうものもありますけれども、でも人の温もり、優しさだけはほかの何ものにも変えられないなと実感します。『かそけきサンカヨウ』を通じて、自分よがりではない、相手を思う気持ちの大切さとか、そういう当たり前の大切さを伝えられたらなと思っています。難しい環境ですけど、映画の感想を誰かに伝えてくださったらと思います」と締めくくった。

映画『かそけきサンカヨウ』は10月15日(木)よりテアトル新宿ほか全国順次公開

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