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2022年4月1日 23:26

橋本淳、黒木華ともに、作・演出:加藤拓也の魅力が詰まった作品と大絶賛! 舞台『もはやしずか』 シアタートラムにて4月2日開幕

取材・撮影/RanRanEntertainment (ゲネプロはオフィシャル提供)

舞台『もはやしずか』の初日前会見および公開ゲネプロが4月1日(金)、シアタートラム(世田谷区太子堂)で行われ、会見には橋本淳、黒木華、平原テツ、安達祐実、そして作・演出の加藤拓也が登壇した。

 

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本作のストーリーは次のとおり。康二(橋本)と麻衣(黒木)は長い期間、不妊に悩んでいる。やがて治療を経て子供を授かるが、出生前診断によって、生まれてくる子供が障がいをを持っている可能性を示される。康二は過去のとある経験から出産に反対するが、そのことを知らない麻衣はその反対を押し切り出産を決意する・・・。

会見では冒頭、康二役の橋本が「コロナ禍という大変な状況のなかを、全員が無事にここまで漕ぎつけて、明日ようやく開幕というところまで来て幸いと思っております」とほっとした表情を浮かべ、さらに「俳優、スタッフ、皆いい状態で本番を迎えられるのではないかと思います」と緊張半分、期待半分の面持ちだった。

 

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脚本を初めて読んだときと稽古を終えた今、本作のどこに惹きつけられるか?の質問に、橋本は「最初に台本を読んで、これを演じるという難しさと緊張があったんですけど、出演者、スタッフが素晴らしい方々ばかりなので、僕のやれるべき仕事をきっちり務め上げて今まで稽古を積み重ねてきました。(作・演出)加藤君の魅力が全て詰まっている作品ですし、“会話の妙”といいますか、人間関係のちょっとしたずれの面白さが詰まっています。内容はちょっとダークで重たいものかもしれないですが・・・、もちろん笑える、人間のすれ違いの妙をお客様に覗き見していただけたらと思ってます」と加藤の台本演出に惚れ込んだ様子。

 

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そして、黒木も「最初はちょっと重たい話なのかなと思ってたんですけど、人と人が関わっていくなかで、すれ違いとか、本当に会話が面白くて、是非やりたいなと思いました。でも、稽古してみると、ちょっとのズレで何か違う方向に行ってしまったりとか、伝えたいことを滑って言っちゃったりとか、すごい怖い台本だなって思いながらやっています。加藤さんは完璧ですね(笑)。なるべくそれに応えたいなとは思っているんですが、私はこういう感じの舞台は初めてなので、新しい感情もそうだし感覚もそうだし、すごく楽しめますね」と、加藤の台本には大満足と評した。

 

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康二の母親役を演じる安達は「加藤さんとやらせていただくのは二度目。加藤さんの台本って、『人間ってこういうことあるよな』っていうことが散りばめられている。それを全てやろうとするのは難しくて・・・。いつも自分はこういう風に喋っているはずなのに、いざやってみると難しいことがたくさん。初めて台本を読ませていただいたときに、胸に迫るっていうか、みぞおちが苦しくなるんです。そういう感覚があったので、こうして自分が舞台に立てることをすごく嬉しく思いますし、その感覚を見ている方にも味わってもらえるのかなというのがすごく楽しみです」とコメント。

そして、康二の父親役の平原は「本を読んだときに、すごい!傑作だなと思った。やってみていろんな価値観のある人がいるんだなと思ったし、本だけじゃ分からない。皆が演じているのを見て、そこに感情が乗ったり、立体的になって、すごい楽しかった。ぜひ皆さんに観ていただきたいです」と全員が加藤を大絶賛した。

作・演出の加藤は「煽ってますね(苦笑)。自分だけの世界で作っていたものを、皆さんのお力を借りながら立体化していって、また、自分が書いていたとき、想像していたものとは別のものになって、非常に楽しく稽古させていただきました」とキャストたちに感謝の言葉を述べた。

 

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舞台『もはやしずか』 2022年4月2日(土)~4月17日(日)@シアタートラム
公式サイト: https://mohayashizuka.jp/
公式Twitter: アミューズSTAGE @amuse_stage

 

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