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2022年5月10日 11:26

広瀬すず、松坂桃李W主演、李相日監督最新映画『流浪の月』 メイキング写真公開

広瀬すず、松坂桃李W主演、李相日監督最新映画『流浪の月』 

※5月10日午前7時解禁※キャストメイキング写真⑤

 

広瀬すず、松坂桃李W主演、李相日監督の最新映画『流浪(ルビ:るろう)の月』のメイキング写真が公開となった。本作は凪良ゆうによる傑作小説が原作。

広瀬がイベントで「お互いのお腹の中にあるマグマを出しながら作った」と話したように、観る者の心を圧倒的なエネルギーで揺さぶる本作。その力強さのヒントは、キャストと李との間の粘り強く徹底的な話し合いにあったかもしれない。

 

※5月10日午前7時解禁※キャストメイキング写真①

広瀬と松坂が「(李監督は)準備のための環境や時間を用意してくれ待ってくれる」と揃って語る通り、李組の”粘り”は俳優ファーストの証と言える。更紗を演じた広瀬は、映画では描かれない文(松坂)と再会するまでの15年をつかむため、文と出会った公園や文のアパート、さらには事件後預けられた児童養護施設などを見学。現在の恋人・亮を演じる横浜流星と恋人どうしの関係性を築き上げるためにも非常に多くの時間とアイデアを与えられ、「役者どうしの関係性が、本当に人として情を持ち合える関係性に近づくまでに必要な時間を設けてくれた」と振り返る。

 

※5月10日午前7時解禁※キャストメイキング写真②

そして松坂も、「カフェを営む文を思いながらひたすらコーヒーを淹れる練習をしたり、幼い更紗と過ごした撮影用のアパートの部屋で寝泊まりしたり、離れ離れの15年を想像して日記を書いてみたりした。俳優が役作りのためにこうやりたい、考えたいと言えば、すべて実践させてくれた」と振り返り、「俳優を信じて、答えが見つかるまで待っていてくれる。だから安心して手探りで歩いてゆけた」と話す。公開されたメイキング写真からは、役づくりのためにお互いに時間を惜しまない、二人三脚とも言える関係性が垣間見える。

 

※5月10日午前7時解禁※キャストメイキング写真③ ※5月10日午前7時解禁※キャストメイキング写真④

本作は、長野県を中心としたロケーションの美しさにも大きな注目が集まっている。大町市にある青木湖で撮影したシーンは、俳優・スタッフが一丸となって天気・気温・時間と闘いながら3日間で撮り切った劇中有数の渾身の場面だが、メイキング写真からもその緊張と集中が伝わってくる。この湖で撮られた本作を代表する名シーンの数々を、ぜひ劇場で見届けてほしい。

映画『流浪の月』は、5月13日(金)より全国公開される。

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