玉木宏、濃すぎるぐらい濃い!キャストによるすごいパワーの映画! 『極主夫道 ザ・シネマ』公開直前祭
2022/5/25 05:00
取材・撮影/RanRanEntertainment
2020年に高視聴率を記録したドラマ「極主夫道」を映画化した『極主夫道 ザ・シネマ』の公開直前祭が5月24日(火)、都内で行われ、主演の玉木宏、共演の川口春奈、志尊淳、松本まりか、滝藤賢一、吉田鋼太郎、稲森いずみ、竹中直人が浴衣姿で登壇した。まず、映画がドラマからスケールアップしたポイントについて、玉木が紹介。「吉田鋼太郎さん、松本まりかさんという強力な方が登場していただいたことで、ドラマのスケールが更に大きくなった。イタリアのちょっとマフィアのヤクザっぽい人を演じられるのは吉田鋼太郎さんしかいないし、何の違和感もなく活躍されていました。松本まりかさんもめちゃくちゃキュートなんです。是非楽しみにしてもらいたいなと思っております」と見どころを念押し。
本作では龍を巡る恋のバトルも。川口は「虎春さん(松本)とバチバチにやらせていただきまして、ドラマよりも強い龍ちゃん愛を表現できていたらいいなと思って、そんなすごく龍を思う可愛らしい美久の乙女心に注目していただければと思います」と見どころのひとつを紹介。
そして、龍が元所属していた天雀会の会長・江口菊次郎を演じた竹中が推す爆笑シーンとは。竹中は「吉田鋼太郎さんとは初めての共演。絶対近づけないところから、二人でじじい!って罵り合ったところが一番楽しかったです」。吉田も「あれ、楽しかった。竹中さんとは初めどのように対応していいか全然分からなかったんだけれども、最後は僕の役名じゃなくて、『おい、吉田!てめぇの方がじじいだろ!』みたいな。ぜひそこを使ってほしかったんですけど・・・(笑)」と罵り合いも見どころのひとつ。
天雀会の姉御・江口雲雀を演じた稲森は「竹中さんとのシーンでは、毎回竹中さんがアドリブされてその熱量がすごいので、本当に洗練されたパフォーマンスを見てすごく刺激を受けました。それから、台本には叩くシーンが多々加えられていたんですけど、毎回ごめんなさいと思いながら、思いっ切り、切れ良くどつかせてもらいました」と振り返った。
イタリア語を連発する近藤というキャラクターについて、吉田は「あんまり馴染みがないので、大変でした。アリベデルチ(さようなら)が言いづらかったです。本当に意味が分かって言っているのかと自問自答しながらやっていました」、玉木は「そんな不安を抱えているとは思えない迫力で、やっぱり鋼太郎さんはすごいなあと感じましたね。僕が好きなのは、保育園の前で自己紹介をしているところがあるんですけど、幸太郎さんの汗がすごすぎて、なんとか負けじと頑張ってやらなきゃと思った」と吉田を称賛。一方の吉田は「それができたのは玉木君のおかげ。玉木座長のおかげ」と讃え合った。
このあとはお祭りムードにちなんで、二組に分かれての輪投げ対決が行われ、会場は一層の盛り上がりとなった。
そして、最後には、キャストを代表して玉木が「構えないで観られる楽しい映画になっていると思います。公開は6月3日となりますが、公開したら是非皆様の周りの方に勧めていただいて、一足早い夏祭り気分を味わっていただきたいと思っております」とイベントを締めくくった。
『極主夫道 ザ・シネマ』は、6月3日(金) 全国の映画館で公開。