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2022年7月23日 19:29

ムロツヨシ、コメディ封印の役作りに苦悩も 「連続ドラマW 雨に消えた向日葵」完成報告会

ムロツヨシ主演「連続ドラマW 雨に消えた向日葵」

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「連続ドラマW 雨に消えた向日葵」(全5話)の完成報告会が7月22日(金)、都内で行われ、主演のムロツヨシ、共演の佐藤隆太、大島美優が登壇した。

本作は7月24日(日)よりWOWOWにて放送・配信。ある少女失踪事件の真相を追う刑事と、失踪した少女の家族の苦悩と執念の日々を描いたヒューマンミステリー。

ステージに登場したムロは、「こんにちは、ムロツヨシです!」と、いきなりマイクを使わず地声で挨拶し、冒頭からムロ節が炸裂。そして、「今回真面目な役ということで、正直会見でどうしたらいいか分かりません。きっとふざけてしまうと思います。そこは記憶から抹消していただき、ドラマのいい部分だけをしっかり拾っていただきたいです!」と続け、笑いを誘った。

失踪した少女・葵の父を演じた佐藤も「こんにちは、佐藤隆太です!」と地声で挨拶。そして「ヒリヒリする作品ですが、自分も台本を読んでのめり込んでしまったひとりです。連続ドラマならではの、次週が本当に楽しみになる、堪能できる作品です」と続いた。

今回はコメディ要素一切なしのシリアスな作品。ムロは「僕が演じたのは奈良という刑事。奈良は自身の後悔とか正義とか、いろいろなものを抱えている。まず、奈良が背負っているもの、見えている景色をとっても意識しました。佐藤さんとも初めての共演で、本当はわちゃわちゃ話したかったんですが、役作りに専念したのであまり会話をしなかったんです。そうでないと、すぐにカタカナ5文字(ムロツヨシ)が出てくるので」と役作りについて明かした。

今作の見どころについて、ムロは「佐藤さんとは、全く想像していなかった関係性での役柄となったので、どう作り上げていくか、監督含めてとても話し合いました」と話すと、佐藤も「特に二人きりのシーンに注目して欲しい。男同士の絶妙な距離感が表現できたと思う。二人のシーンは全て特別ですね」と振り返ると、「信頼なのか、不信なのか、それを乗り越えた二人のシーンは見どころですね」とムロも続けた。

 

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さらにイベントの途中には、物語のキーパーソンで、雨の日に突然消えた少女・葵を演じた大島が本作の象徴でもある“向日葵”を持って登場。父親役であった佐藤やムロとの久しぶりの再会に「佐藤さんは、撮影中にもたくさん話しかけてくれて、また会えて嬉しいです。ムロさんは撮影中は“奈良さん”だったので、、、今日お会いしたらテレビのイメージのままのムロさんで安心しました」と12歳らしく元気いっぱいにコメントした。

最後のコメントを求められ、佐藤さんは「現場はメリハリがあって、とてもいい空気の中で撮影できました。完成したものを観ても、とても見応えのある作品に仕上がったと思います」と自信を持ってコメント。大島は「家族の絆を感じられるヒューマンミステリーです。ぜひ夏休みに家族みんなで観て欲しい」とほぼ100点満点のコメント。そしてムロは「ひとりの少女の行方を追う物語。真実とは、信頼とは何かを問いかけるドラマ。是非観て欲しい作品です」と俳優・ムロツヨシとしてしっかりメッセージを送った。

「連続ドラマW 雨に消えた向日葵」 7月24日(日)午後10:00 WOWOWで放送・配信スタート(全5話)

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