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2022年7月26日 22:51

古川雄輝、アフレコ初挑戦!中国映画『あなたがここにいてほしい』(日本語吹替版) 完成披露上映会 「チキンを食べながら話すシーン、どうしよう?平野綾さんに聞きにいきました」

取材・撮影/RanRanEntertainment

中国映画『あなたがここにいてほしい』日本語吹替版(7月22日より公開)の完成披露上映会が7月17日(日)に都内で開催され、主人公のリュー・チンヤンの吹替を担当した古川雄輝、友人ダーチャオ担当の小林千晃、後輩シャオモン担当の大須賀純が登壇した。

 

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左から:小林千晃、古川雄輝、大須賀純

 

本作は、“ネットに投稿された実話小説”が原作で、昨年5月に中国で公開され大ヒットを記録。高校時代に出会った二人の10年間の愛の記憶が描かれる。主人公のリュー・チンヤン役は『流転の地球』『晩媚と影~紅きロマンス~』のチュー・チューシアオ(屈楚蕭)、恋人リン・イーヤオ役はチャン・ジンイー(張婧儀)が演じている。監督はシャ・モー。

 

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本作で初めてのアフレコ挑戦の古川は「初めてでプレッシャーもありました。何もわからない状態で、台本を開いた時に、普段見ている台本とあまりにも別物」なことにびっくりしたそうで、一番驚いたのは「息の台詞、息を吸う、鼻で吸う、吐くとか書いてあって、それに合わせて当てていくのですが、びっくりしてどうしよう・・・」となったことを告白。

「チキンを食べながら声を出すシーンがあるのですが、どうしよう?となって、全然わからないので、舞台共演中の平野綾さんに真っ先に聞きに行きました。『これは、どういう意味?』『チキンは持って行って食べながらやるの?』とばかみたいな質問したら、『そんな人いないよ』と言われ、でも、指入れたり、ベロを噛んだり」とやり方を教えてもらいながらやったことを明かした。実際の収録のスピードも速く、もっとじっくりゆっくり録り直したかったと、本音を漏らしていた。また、中国語版の本作を観た時には「ザ・純愛映画で、気づいたら映画が終わっていた」と引き込まれたそうで、気持ちを戻すのが大変だったと振り返った。

 

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小林は本作について、「中国社会では、高校生は基本的には恋愛してはいけないんですよね。だからこそ高校生から恋愛をしているというのは珍しい話。ただのラブストーリーではなく、新しい発見とか知り得たことがあって勉強になりました」と語った。ダーチャオ役へのアプローチは「根はいい奴なのかもしれませんが、主人公チンヤンに迷惑をかける存在。“こんな奴とは友達になりたくない”という人とは、どんなしゃべり方をするのかを考えながら演じました」と役作りについてコメント。さらに、日本語吹替版を観て「古川さんの声、メチャメチャ良くてびっくりしました」と話すと、大須賀も「僕もびっくりしました。違和感がないというか、すんなり入ってきて、初めのモノローグのところとかすっごい驚いて、ちょっと戻して再生しました。」と古川の声に感激した様子。古川は思わず「嬉しい」と笑みを浮かべた。

 

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大須賀も本作について「10年間一緒にいた二人の愛情を綺麗にも、残酷にも描かれていて僕としては好きな映画」と感想を述べ、演じたシャオモンについては「バカになり過ぎない可愛さを求められたので、ご覧になった方がそれを感じてくれたら幸い」と語った。

イベント後半には、初恋を大切にする主人公たちにちなみ、初恋の思い出を問われた古川は、「小学生ぐらいの時に同じクラスにハーフの子がいて、その子は英語が喋れて、それがすごくカッコよく見えて好きだった記憶があります。同じクラスの吉田君もその子がすごく好きで吉田君と喧嘩して、喧嘩したら仲良くなりました」と小学校時代のエピソードを披露した。

 

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最後にこれから映画をご覧になる方々に向けてメッセージが送られた。
古川:吹替初挑戦になりましたが、皆さん楽しんで映画を観ていただければと思います。本日はご来場いただきありがとうございました。
小林:純愛といってもいろいろな形があります。結末も予想通りにいかないかもしれません。チンヤンを応援しながら観てください。それから何度も言って恐縮ですが、古川さんの声が本当に素敵なので注目していただけたらと思います。途中で酔っぱらって歌うシーン。
大須賀:あそこ、僕も好き。
小林:ぜひそこも観てください。
大須賀:純愛というものの捉え方が人それぞれ違うと思います。これも一つの純愛だと思います。そういった生き方があるんだなということを感じていただけたらと思います。

なお、チンヤンの恋人、リー・イーヤオの声を担当した三森すずこからは次のビデオメッセージが届けられた。「この映画を初めて観た時に切なくて涙が止まらなくなってしまいました。素敵な作品に出させていただくことに感謝しております。リュー・チンヤンとリン・イーヤオの声のやり取りに、何回観ても涙してしまいますので、今日はハンカチを手に、ティッシュを手に、観ていただけたらと思います」と会場に来られない残念な気持ちを滲ませた。

映画『あなたがここにいてほしい』
2022年7月22日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開

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