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2022年7月30日 20:50

主演・坂ノ上茜、同年代の大野監督と物づくりをしたかった! 映画「愛ちゃん物語♡」初日舞台挨拶

主演・坂ノ上茜 映画「愛ちゃん物語♡」

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左から:保土田寛、坂ノ上茜、黒住尚生、大野キャンディス真奈監督

 

映画『愛ちゃん物語♡』の初日舞台挨拶が7月29日(金)、渋谷・シネクイントで行われ、坂ノ上茜(26)、黒住尚生(29)、保土田寛(48)、大野キャンディス真奈監督(24)が登壇した。

本作は、「歴史から消えた小野小町」(2017)がカナザワ映画祭や東京学生映画祭で話題となった新鋭・大野キャンディス真奈が、2年の構想・製作期間を経て完成させた長編初監督作品。毒親の父親に厳しく育てられ自由を知らない16歳の愛ちゃんが、ある出会いによって世界が一変していく成長物語。

 

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毒親に育てられた主人公・愛ちゃん役の坂ノ上は、オーディションで大役をゲット。「当時は23歳だったので、自分と同年代の方と物づくりを経験したかった」と振り返った。

 

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愛ちゃんの人生を大きく変える聖子役の黒住は「とにかく脚本に書かれている文字がエネルギッシュ!どのような作品になるのか、それは映像にならないとわからないと思った。でも根底に流れる人間関係はシンプルながらも独特で、そこに魅力を感じました」と明かした。

 

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愛ちゃんの毒父・鉄男役の保土田は「オーディション募集要項に『毒親募集!』とあって、これしかない、自分にピッタリだろうとオーディションで熱意を伝えた結果、今この場所に立てています」としみじみ。保土田自身は独身であることから「毒親をどう演じたらいいのか。それにこの歳で独身の僕よりも、親である鉄男の方がまともではないのかと思ったりした」と弱音を吐くも、坂ノ上からは「凄く怖かった!目がいつもバッキバキ!あれはカフェインだけではできない顔!」と怯えられていた。これに大笑いの保土田は「悪い薬はやっていません!でも愛ちゃんという可愛い娘ができて幸せな撮影期間でした」と喜ぶと、坂ノ上はすかさず「お父さん!」と嬉しそうに呼びかけていた。

 

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大野監督は初の長編映画撮影を振り返り「まさに『うおー!どうしよう!』みたいな感じで一日目が終わりました。助監督もいないし、現場の回し方も知らず、そもそも映画の勉強もしたことがないので、皆さんにご迷惑をおかけしました。撮影中に学び、クランクアップのときにやっと映画の撮影現場になったという感動がありました」と3年前の撮影を懐かしんだ。

完成作に坂ノ上は「撮影中はどうなるのだろうか?と思ったけれど、カラコレの色味がグッと出て可愛い作品になったと思いました。ポップだし、普通に楽しく観ることができました」と納得の表情。黒住も「映像の並べ方や編集やテンポが良くて、僕ら役者では補えないところを監督として粘ってやってくれていたのか嬉しかった」と絶賛。保土田も「テンポ感が良くて、飽きずに楽しんで観られる!観客の皆さんには1分1秒目をそらさずにしっかりと見てほしいです」と期待した。

大野監督は「映画館で観る臨場感を体験してほしいです!映画館でしかできない体験ができるので、配信で観る前に映画館で是非観てほしいです!」と大ヒット祈願。主演の坂ノ上は「昨日まで本当に公開されるのかな?とフワフワしていたけれど、やっと実感が湧いてきて本当に幸せを感じています。とにかくハッピーになって帰ってもらえたらと思います」と声を弾ませていた。

映画『愛ちゃん物語♡』7月29日(金) シネクイントほか全国順次公開
©「愛ちゃん物語♡」作品チーム

 

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