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【前編】竹内將人インタビュー 舞台『守銭奴 ザ・マネー・クレイジー』 俳優人生の転機となった『ピアフ』を経て挑むストレートプレイ

2022/11/21 17:55

取材・撮影/RanRanEntertainment

佐々木蔵之介が主演、ルーマニアの鬼才と呼ばれるシルヴィウ・プルカレーテが演出を務める舞台『守銭奴 ザ・マネー・クレイジー』が11月23日(水・祝)から上演される。本作は、佐々木とプルカレーテが2017年に東京芸術劇場で上演した、「リチャード三世」以来、5年ぶりにタッグを組んで送るコメディ作品。佐々木が演じるアルパゴンのあらゆることに金を出し渋る過剰なまでの吝嗇ぶりと強欲さを笑劇的な滑稽さで描く。アルパゴンの息子・クレアントを演じる竹内將人に、稽古を通して感じている本作の魅力やストレートプレイへの想いなどを聞いた。

 

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――本作に出演が決まった時のお気持ちを教えてください。

フランスに住んでいるプルカレーテさんとリモートをつないでのオーディションだったこともあり、あまり手応えがなかったのですが、受かったと聞いた時はすごく嬉しくて、マネージャーと喜び合ったのを覚えています。今年に入ってから、お仕事を通して様々な先輩方に出会い、お芝居をもっとやりたいと思っていた時期に受けたオーディションだったので、もう1度ストレートプレイに出演できること、そして俳優として成長するチャンスをいただけたことに感謝する気持ちでした。

 

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――竹内さんはミュージカル作品で活躍されている印象が強いですが、ストレートプレイに出演したかったというのは、どんな思いがあったのですか?

今年の初めに大竹しのぶさん主演の『ピアフ』という作品に出演したのですが、その作品もストレートプレイで話を繋いでいくけれども、歌があるという作品でした。僕は1幕では、戦争中にピアフと恋に落ちるフランスのレジスタンスの役で、5分ほどの短いシーンだったのですが、しのぶさんや梅沢昌代さん、彩輝なおさんに、本当にたくさんのことを教えていただきました。そのときに、お芝居に対する向き合い方を改めて考えて、変えていかないとだめだと痛感したので、またお芝居をやりたいという思いがあったんです。学ぶことはもちろんですが、同時に、芝居の楽しさも感じたので、それを再び味わえるのはすごく嬉しいです。

 

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――(取材当時)すでにお稽古が始まっているそうですが、実際に今回のお稽古を通してどんなことを感じていますか?

毎日、ワクワクして、めちゃめちゃ楽しいです。プルカレーテさんの演出は、すごく独創的で、彼独特の不思議で大きな世界が広がっているのですが、細かい動きまで演出をつけてくださっているという繊細さもあります。演じるたびに演出もどんどん変えていく方なので、演出を受けて自分なりに考えて深めたものにまた新しいものが足されて、新たなものが生まれていくという作業が続いていますが、それがすごく楽しいんです。先輩方も優しく、僕たち若手が行き詰まるとすぐに駆け寄ってくれて皆さん、アドバイスをしてくださる。お芝居にきちんと向き合える、素晴らしい現場だと思います。

 

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――今回、竹内さんが演じるクレアントはどんな人物ですか?

究極のドケチで、社会にはなじめない“モンスター”のようなアルパゴンという父親に育てられた息子です。ドケチな上に怒りっぽいという、圧制の中、長男として育てられたため、常に父親を怖がっています。最初に、台本を読んだ時には、アルパゴンのドケチさというのがあまり想像できなかったんですが、稽古場で蔵之介さんが演じられているのを見たら、本当に怖いオヤジで(笑)。最初から(佐々木がアルパゴンとして)出来上がっていたので、「この父親に育てられた息子か!」とクレアント像がやっと見えてきました。

 

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――佐々木さんのアルパゴンはかなり突き抜けているんですね。

『ピアフ』の時の大竹しのぶさんもそうでしたが、蔵之介さんもそこに立った時からアルパゴンとして存在しているんです。なので、今回も、蔵之介さんについていって芝居をすれば、自然と僕もクレアントになれる気がします。

――そんな佐々木さんと対峙する場面では、演じる上でどんなところを意識していますか?

僕は、癖でセリフを音で捉えてしまいがちなんです。それは音大に行っていて、歌で芝居をするという訓練をかなり続けていたからだと思うのですが、『ピアフ』の時も「セリフを歌っている」とよく言われました。「セリフは真っ直ぐに飛ばさないとだめだ」と先輩方に教えていただいたので、そこは意識しているところです。それに加えて、セリフを音で捉えていると、自分の声ばかりを聞いてしまって、相手の表情や反応をきちんと見れていないことが多かったので、今回はとにかく蔵之介さんの表情や動きを見て芝居をしようと思っています。

【後編】へ続く。

 

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公演情報
タイトル:東京芸術祭2022 芸劇オータムセレクション『守銭奴 ザ・マネー・クレイジー』
作 :モリエール
翻訳:秋山伸子
演出:シルヴィウ・プルカレーテ
出演:
佐々木蔵之介
加治将樹、竹内將人、大西礼芳、天野はな
茂手木桜子、菊池銀河、安東信助
長谷川朝晴、阿南健治、手塚とおる、壤晴彦

公式サイト          https://www.purcarete-fes.jp/

東京公演
日程        2022年11月23日(水・祝)~12月11日(日)
会場        東京芸術劇場 プレイハウス
お問合せ       東京芸術劇場ボックスオフィス  https://www.geigeki.jp
                            0570-010-296(休館日を除く10:00~19:00)
宮城公演
日程      2022年12月15日(木) 開演19:00
会場      えずこホール(仙南芸術文化センター)大ホール
大阪公演
日程      2023年1月6日(金)~9日(月・祝)
会場      森ノ宮ピロティホール
高知公演
日程     2023年1月14日(土) 開演14:00
会場     高知県立県民文化ホール オレンジホール

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