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2022年11月29日 12:00

【後編】菅野莉央インタビュー ドラマ『PICU 小児集中治療室』「この作品を通して、PICUを知ってもらえたら」初めての医師役を熱演

取材・撮影/RanRanEntertainment

 

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――ところで、菅野さんは2歳の頃から子役として活躍されてきました。お芝居を楽しいと感じたのはいつ頃だったのですか?

正直にいうと、楽しいと思うようになったのは、ここ数年です。小さい頃はお芝居が楽しいというよりも、現場に行ってスタッフの方たちと一緒に“もの作り”ができるというのが楽しかったように思います。お芝居は難しいし、いつもうまくいかないと感じていましたが、年齢を重ねて、先輩方とご一緒していく中で、お芝居はその役者本人の人間性や経験がにじみ出るものなのだということが分かってきて、面白いと思えるようになってきました。

――そう思えたきっかけがあったのですか?

様々な作品で先輩方とご一緒して感じるようになったことではありますが、特に昨年、出演させていただいた連続ドラマ「SUPER RICH」で、すごくオープンで朗らかな共演者の方たちに囲まれて4カ月過ごしたことが大きかったように思います。それまで自分で作っていた壁が壊されて、フラットな気持ちでいられるようになったんです。その感覚でお芝居をすると楽しいということに気づくことができた作品でした。すごく大きい出会いだったと感じています。

 

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――なるほど。では、これまでの俳優人生でターニングポイントとなった出来事は?

大学4年生の時に韓国に留学したことです。1年間留学したので、初めてお仕事から切り離された生活を送り、学生として1年間過ごせたのが大きかったです。一番勉強した期間だったと思いますし、他の留学生の友達と遊びに行ったり、ご飯を食べに行ったりという時間が、自分の人生の経験値を圧倒的に上げてくれたと思います。その時の経験は、その後のお仕事にも回り回って生きていると感じます。

 

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――昔から留学をしたいと考えていたのですか?

海外への興味は小さい頃からありました。洋画も好きでしたし、中高時代も英語圏に短い期間の研修に行ったことがあったので語学も好きでした。留学の一番のきっかけとなったのは、大学2年生の時に、韓国の映画大学の学生さんと日本映画大学の学生さんが合作で短編映画を作るという企画に参加させていただいたことです。その時が、初めて海外の方とお仕事をする機会だったので、どういった作品を作られるのだろうと、韓国の作品をたくさん観たんです。それで韓国映画にすごく興味が湧いて、ハマってしまって。大学に留学制度があったので、韓国留学を決めました。

――韓国映画のどんなところに魅力を感じましたか?

やはり脚本と役者さんの力がすごいというのはいつも感じています。初めて韓国映画を観た時も役者さんたちの熱量に圧倒されましたし、脚本の緻密さや社会問題を容赦なく入れる作風も魅力的に感じました。日本ではタブー視されてしまうような話題にも切り込んで、そして、それをエンタメとして作っているというのが衝撃的でした。それから、韓国では映画館に行くという文化が定着しているので、結構な頻度で皆さん、映画館に映画を観に行くんです。なのできっと、お客さんの目も肥えているんだろうと思います。そうしたカルチャーはすごく勉強になりました。

 

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――菅野さんの俳優としての今後の目標や夢は?

年々、具体的なものはなくなっています。こういう役をやってみたいと思っていたこともありましたが、振り返ってみると、自分が想像していた役や作品ではなく、プロデューサーさんやマネージャーさんがこういう役が似合うと提示してくださった役柄の方が、自分でも気づけなかったものが開拓されていく感覚があったんです。結果として、自分も成長できたという経験が多いので、それがこのお仕事の面白さでもあるんだと思います。ですので、与えてくださるものに一つひとつ真摯に向き合って、その時のベストを尽くしていくというのが私の目標でもあり、今、大切にしていることでもあります。

――2023年にやりたいと思っていることはありますか?

海外旅行に行きたいです! 3年くらい行くことができないでいるので、早く行けるようになったらいいなと思います。この3年で、行ける時に行かなくてはいけないと実感しました。韓国に行きたいですね。

 

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――ありがとうございました!! 改めて、ドラマを楽しんでいる方たちにメッセージをおねがします。

このドラマは、武四郎がどのように医師として成長していくかが一番の見どころだと思います。そして、PICUのチームがどんなふうに強い結束を築いていくか、武四郎とそのお母さんの関係性がどうなっていくのかもぜひ注目してください。とても素敵なドラマです。ぜひこれからの物語も楽しみにしていただけたら嬉しいです。

 

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<文:嶋田真己・撮影:早川善博>

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