勝地涼主演・PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『夜叉ヶ池』
（上段左から） 勝地涼、入野自由、瀧内公美、那須凜
（中段左から） 山本亨、伊達暁、森田甘路、澄人
（下段左から） 田中穂先、佐川和正、佐藤誓
5月2日(火)より23日(火)までPARCO劇場で上演されるPARCO劇場開場50周年記念シリーズ『夜叉ヶ池』の全キャストが決定した。
日本幻想文学の先駆者・泉鏡花の名作戯曲『夜叉ヶ池』(1913)は、放浪の旅人と孤独な美貌の村娘、夜叉ヶ池の竜神姫と彼方の竜神の二つの恋物語を中心に、人間世界と異界の眷属の物の怪たちが荒々しくユーモラスに描かれた物語。この傑作ファンタジーを、言葉と芝居にこだわりを持つ演出家・森新太郎の演出、ダンサー・演出家として独自の世界を切り拓いてきた森山開次の振付で上演される。
PARCO劇場で初座長を務める勝地涼、声優だけにとどまらず、映像・舞台・歌手と多岐にわたって活躍する入野自由、数々の映画賞受賞の経歴を持つ瀧内公美、第29回読売演劇大賞 杉村春子賞を受賞した那須凜と共に、泉鏡花が描き出す幽玄の世界に身を投じる出演者が決定した。
つかこうへい氏に見出され、舞台作品において唯一無二の存在感を持つ山本亨、「阿佐ヶ谷スパイダース」の旗揚げに参加し、近年は映像作品でも意欲的に活動している伊達暁、話題の舞台・ドラマへの出演が続いている森田甘路、舞台・ドラマ・映画でその大らかな風貌で異彩を放つ澄人、自主制作映画で監督を務めるなどマルチな才能をみせる「劇団柿喰う客」の田中穂先、「文学座」の座員として数々の舞台で実力を身につけ、紀伊國屋演劇賞や読売演劇大賞・優秀男優賞を受賞した佐川和正、「花組芝居」時代に『泉鏡花の夜叉ヶ池』への出演経験をもつ佐藤誓といった演劇界の実力者たちが顔を揃える。
PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『夜叉ヶ池』
2023年5月2日(火)～5月23日(火) PARCO劇場
[一般発売日] 2023年3月18日(土)
