トップ > PICK UP > 薮宏太、13年ぶりの出演に「感無量」 ミュージカル『シー・ラヴズ・ミー』制作発表

2023年3月9日 18:57

薮宏太、13年ぶりの出演に「感無量」 ミュージカル『シー・ラヴズ・ミー』制作発表

取材・撮影/RanRanEntertainment

ミュージカル『シー・ラヴズ・ミー』制作発表が3月7日(火)、都内で行われ、薮宏太(Hey! Say! JUMP)、綺咲愛里、宮澤佐江、竹内將人、岡田亮輔、坂元健児が登壇した。

 

IMG_3385s

左から:竹内將人、坂元健児、綺咲愛里、薮宏太、宮澤佐江、岡田亮輔

 

本作は、1963年にブロードウェイで初演され大絶賛を浴び、日本では1995年に初演されて以降続演された人気作。クリスマスの香水店を舞台に繰り広げられる優しいストーリーと暖かな音楽が観る者の心を癒す。

薮は、2009年の公演でも同役を務め、当時の舞台を観たジャニー喜多川氏からは「これを演じられれば、これからどのような役でも演じられる」と背中を押されたという。それだけに、本作への出演は、薮自らが熱望した。13年ぶりに出演が叶う薮は、「またジョージになれることが感無量で、ワクワクドキドキしています」と笑顔で語った。

 

IMG_3137s

 

13年前の公演のエピソードを聞かれると、薮は「13年前の公演は、少年隊の錦織(一清)さんが演出をしてくださって、A.B.C-Zの4人と少年隊の植草(克秀)さんが出演されていたんです。その時に、近くの稽古場で東山(紀之)さんが別の仕事をされていて、稽古場に遊びに来てくださったことがあった。僕たちは、少年隊のお三方の前で稽古をして…そんな機会がないので嬉しかったですが、めちゃめちゃ緊張しました」と明かした。

また、それぞれの役柄について聞かれると、薮は「ジョージは、生真面目な性格ですが、芯があって、チャーミングな部分もある役だと思います。ミュージカルではありますが、セリフの掛け合いがすごく多い。言葉遊びもふんだんに含まれています。ジョージは慌てたり、あたふたすることもありますが、男のスマートさもあると思うので、そこも見せていきたい」と力を込めた。

 

IMG_3144as

 

また、アマリア役の綺咲は、「アマリアはとてもまっすぐな女の子。手紙を通して恋に恋した女性のなんとも言えない気持ちを丁寧に演じていけたらと思います」と意気込んだ。

イローナ役の宮澤は「今、コロナは落ち着いてきましたが、切羽詰まっていて、楽しいことを忘れかけていた数年間があったので、皆さんの心に響くんじゃないかなと思います」とコメント。アルパッド役の竹内は、「音楽が全部かわいくて、序曲から東欧に連れて行ってくれます。僕は、(本作の舞台となっている)ブタペストが大好きで2回、行ったこともあるので、早くお稽古をして、あの大好きなブタペストに帰りたいという気持ちでいっぱいです」と話した。

さらに、コダリー役の岡田は「チャーミングな作品だからこそ、みんなでさらにチャーミングに作っていけたらと思います。混沌とした世の中ですが、この作品にはすごくパワーがある。僕たちのハッピーなオーラを感じてもらえたら幸いです」、シーボス役の坂元は「日本人ならではのリアリティや生活感が滲み出る作品になったらいいなと思います。そんな作品の中で、シーボス役を日本でやるなら、誰がいいのかなと必死で考えたのですが、僕しか思い浮かびませんでした(笑)。稽古から突っ走っていきたいと思います」とそれぞれ思いを寄せた。

 

IMG_3125as

 

会見では、フレグランスデザイナーによって薮をイメージしたフレグランスの調合も行われた。出来上がった香水を綺咲に手首につけたもらった薮は、「めちゃめちゃいい匂い。広い大草原の中に一人でポツンと立って、深呼吸をしているような匂いです。オリエンタルな要素も入っていて、華やかな気持ちになるのに落ち着く」と“香レポ”した。

ミュージカル『シー・ラヴズ・ミー』は、以下のスケジュールで上演。

東京公演:5月2日(火)〜30日(火) シアタークリエ
大阪公演:6月3日(土)・4日(日)  東大阪市文化創造館
愛知公演:6月8日(木)〜10日(土) 御園座

トップ > PICK UP > 薮宏太、13年ぶりの出演に「感無量」 ミュージカル『シー・ラヴズ・ミー』制作発表

Pick Up(特集)

error: コンテンツのコピーは禁止されています