取材/RanRanEntertainment
俳優・佐藤流司がアーティスト「Ryuji」として結成したバンドプロジェクトで、PENICILLIN「HAKUEI」とのツインボーカル＆トータルプロデュースにより、多種多様な世界を表現し続けているThe Brow Beatが、デビュー5周年を飾るニューシングル「ラブレター」を5月31日（水）に発売する。それに先立ち、5月3日（水祝）～5日（金祝）には、東京・大阪で発売記念イベントを開催。5月5日に行われたタワーレコード渋谷店でのイベントの模様を紹介する。
（左から）HAKUEI、NoGoD団長、Ryuji
「ラブレター」は、熱い想いをパワフルかつスリリングなサウンドに乗せて放つナンバーだ。5周年にちなんで、人間の五感をテーマにした5形態で同時リリースされ、Type-02には、hide with Spread Beaverの「ROCKET DIVE」をカバー、Type-04には『ブラックジャック』漫画連載50周年記念テーマソング「紡ぐ」を収録する。
3日のイベントでは「ラブレター」、4日のイベントでは「紡ぐ」がそれぞれ初オンエアされ、この日は、カップリング曲である「な訳ねぇだろ」を初めて聴かせた。
イベントでは、まず「ラブレター」について、歌詞を手がけたRyujiが「愛のあるラブソングですよ。色々な愛の形があって、それは恋愛じゃなくてもあると思うので」と説明。Aメロはかなり歌詞の詰まったラップになっているが、HAKUEIは「デモは、もうちょっと譜割りが少なかったんです。でも、それでも早いし大変だなと思ってたら（歌詞を書いたRyujiが）さらに増やしてきた」と話す。するとRyujiは「負けたくなくて」とその意図を明かした。
続いて、HAKUEIから「泣いちゃいますよ」、Ryujiから「一番泣ける曲」とアナウンスがあり「な訳ねぇだろ」を初オンエア。そのアナウンスとはかけ離れたRyujiの書いた歌詞が流れると、HAKUEIは「最初に歌詞をもらった時は、ふざけてんのかなと思って」と振り返って会場からは笑いも。
さらに、ライブで観客が歌う、サビの合いの手は「行こうベネズエラ」「五寸釘でも可」「気持ちゆるいかな」と独特なワードが並ぶが、それについてもHAKUEIは「レコーディングしている時に、合いの手を入れようとなって、『Ryujiくん、ちょっと考えて』って言って僕らは待ってたんですよ。そしたら、10秒後くらいに、『俺、いつでもいけますよ』って（笑）。それで、実際に録ったら『行こうベネズエラ』（という合いの手だった）」と解説。Ryujiは「それは（ライブで）歌っていただかないと」と観客に呼びかけた。
この日は、観客からの質問に答えるコーナーも実施。五感をテーマにした「ラブレター」にちなんで、「五感のいずれかが、ずば抜けて研ぎ澄まされるとしたらどの感覚がいいですか？」という質問には、Ryujiは「触覚を鈍くしたいですね。くすぐったがりで、目の前で指を動かされるだけでダメなんですよ。だから、鈍くしたい」と答え、HAKUEIは「視覚。片目だから。階段が怖い」と回答。
「楽曲制作をいつしているのか？」という問いには、Ryujiが「酒飲みながら寝る前に書いてます。その方がシラフの時より色々出てくるんで。書かなきゃって思ってると難しかったりする」と話すと、HAKUEIも「僕も飲みながら。作詞は特にそうですね。つまらない人間なんで、ちょっと酔っ払っていた方が面白い歌詞ができる」と応じた。とはいえ、Ryujiは「『な訳ねえだろ』はシラフで書きました。ベロベロじゃないですよ」と言い、「ある日、全部のスイッチがバツンと下りてショートした日があって、その状態で書いたらこうなった」と裏話も披露した。
5月9日（火）からは、 “The Five Senses”と題したライブツアーもスタートするThe Brow Beat。HAKUEIは「発売前にたくさん集まっていただき、感謝しています。５周年ということでこの５年間をしっかりと感じさせられるようなライブにしたいと思っていますので、見に来てください」と改めて話し、Ryujiは「久々にこういうイベントをやらせてもらって嬉しかったです。今回のライブは、一回来るだけで知ったかぶりができるスタイルになっていますし、今までも来たことがある方は懐かしくなれると思います。ぜひ肩と喉をあっためてきていただければと思います」とコメントして、イベントを終了した。
なお、この日のMCはNoGoD団長が務め、会場を大いに盛り上げた。
「ラブレター」
2023年5月31日(水)発売
Type-01
01.ラブレター
02.な訳ねぇだろ
＊16Pブックレット
MUCD-5414
¥1,980(税込)
Type-02
01.ラブレター
02.な訳ねぇだろ
03.ROCKET DIVE (The original song by hide with Spread Beaver)
MUCD-5415
¥1,980(税込)
Type-03
初回限定盤
01.ラブレター
02.な訳ねぇだろ
＊スタッフパス(レプリカ)
MUCD-5416
¥1,980(税込)
Type-04
01.ラブレター
02.な訳ねぇだろ
03.紡ぐ (ブラック・ジャック漫画連載50周年記念テーマソング)
MUCD-5417
¥1,980(税込)
Type-05
初回限定盤
01.ラブレター
02.な訳ねぇだろ
＊香り付トレカ
MUCD-5418
¥1,980(税込)
発売元：株式会社ドリーミュージック
「The Brow Beat Live Tour 2023“The Five Senses”」
5月09日（火） [神奈川] CLUB CITTA’
開場18:00/開演19:00
5月10日（水） [神奈川] CLUB CITTA’
開場18:00/開演19:00
5月13日（土） [大阪] なんばHatch
開場17:00/開演18:00
5月14日（日） [大阪] なんばHatch
開場16:00/開演17:00
5月18日（木） [北海道] 札幌PENNY LANE 24
開場18:00/開演19:00
5月19日（金） [北海道] 札幌PENNY LANE 24
開場18:00/開演19:00
5月24日（水） [愛知] 名古屋DIAMOND HALL
開場18:00/開演19:00
5月25日（木） [愛知] 名古屋DIAMOND HALL
開場18:00/開演19:00
5月27日（土） [福岡] 福岡DRUM LOGOS
開場17:00/開演18:00
5月28日（日） [福岡] 福岡DRUM LOGOS
開場16:00/開演17:00
5月31日（水） [宮城] 仙台Rensa
開場18:00/開演19:00
6月01日（木） [宮城] 仙台Rensa
開場18:00/開演19:00
6月03日（土） [東京] LINE CUBE SHIBUYA
開場17:00/開演18:00
6月04日（日） [東京] LINE CUBE SHIBUYA
開場16:00/開演17:00
＜チケット＞
・[東京] LINE CUBE SHIBUYA公演以外
スタンディング ¥ 8,800（税込/D別） ※未就学児入場不可
・[東京] LINE CUBE SHIBUYA公演
全席指定 ¥ 9,900（税込） ※未就学児入場不可
チケットは絶賛発売中
https://thebrowbeat.jp/
