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2023年5月15日 11:42

役所広司、感想投稿を見ながら「映画を作った人間として幸せ」。菅田将暉「うちの家族は森七菜ファンになっていた」 映画『銀河鉄道の父』公開記念御礼舞台挨拶

映画『銀河鉄道の父』公開記念御礼舞台挨拶

★オフィシャルスチール-(1)

 

映画『銀河鉄道の父』の公開記念御礼舞台挨拶が5月13日(土)にTOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、役所広司、菅田将暉、森七菜、成島出監督が登壇した。本作は世界中から愛される宮沢賢治が「ダメ息子だった!」という大胆な視点を軸に、大量の宮沢賢治の資料の中から父・政次郎について書かれた資料をかき集め、究極の家族愛を描いた第158回直木賞を受賞した作家・門井慶喜氏による同名小説を映画化した。

感想投稿キャンペーンで集められた「親バカ最高じゃん!」「母の日にまた娘と見に行きたい」「本日2度目の鑑賞」「すべてにらぶが溢れてる」などのコメントがあしらわれたバックパネルを背景に集結。

宮沢賢治の父・政次郎を演じた役所はバックパネルのコメントを目にしながら「いい感想ばかりを並べている」と笑いつつ、「映画を観るために劇場に入っていく自分と出ていく自分が変わっていくのは、映画を作った人間として幸せなことです」と嬉しそうにコメント。宮沢賢治を演じた菅田は「うちの家族は森七菜ファンになっていた。森さんが、という感想しか聞いていない」と報告し、賢治の妹トシを演じた森は「しめしめ!」と喜びながら「菅田さんのご家族が…嬉しい」と噛みしめていた。成島監督も「キャストも第一志望で埋まっていったので夢のようだった。現場も素晴らしく、俳優陣が褒められるとそれが伝わったようで嬉しい」と手応えを得ていた。

また劇中のこだわりついて聞かれた役所は「僕は21歳から70歳代までの政次郎を演じています。21歳の頃の僕は必見。メイクさんが若返る努力をしてくださって頑張りました。支度中はメイクで皺が減っていく自分を楽しんでいました」と回答。そして森が現在21歳と知ると「同級生です!」と役所は満面の笑みだった。

一方、役作りで宮沢賢治の筆跡をコピーした菅田は「劇中に映る賢治の書き物はほとんど自分で模写して書きました。独特な丸みを帯びた字が印象的」と明かし「DVDを買っていただいた暁には書物が映るシーンで一時停止してもらい、宮沢賢治記念館に行って文字を見てほしい。賢治の文字に寄せつつも、自分なりの文字で書いています」とこだわりを明かした。

森は「衣装で着た鮮やかで可愛い着物」を見どころに挙げて「あの時代、お着物の下にネルシャツを着るのが流行った。流行に乗ったオシャレをしているので、そこも見てほしい。袴の下にブーツも履いています」と当時の流行を取り入れたファッションを気に入っていた。

さらなる大ヒットに期待すべく、新たな情報も公開!6月8日から22日までカナダで開催されるトロント日本映画祭のコンペディション部門のオープニング上映及び、成島監督の特別監督賞受賞決定が発表。成島監督は「この賞は監督としての実績でもらえる賞だそうです。役所さんとはこれまで4本ご一緒させてもらって、その足し算でもらえた賞だと思う。とても嬉しいです」としみじみ。役所も「成島監督とはお互いチンピラ時代からの知り合い。助監督時代からの友人であり仲間です。これまで素晴らしい賞を沢山受賞されているけれど、トロントのお客さんにこの映画を観ていただくのは嬉しい限り」と祝福した。

主演の役所は最後に「東京は雨が降っていますが、本日は“雨ニモマケズ”お越しいただきありがとうございます。公開から2週目ですが、この映画が長く皆さんに愛されるような映画になって長く上映されたら嬉しいです。皆さんの色々な口コミで広がっていくはずなので、末永くこの映画を愛してくださいね」とさらなる広がりに期待を込めていた。

映画『銀河鉄道の父』は全国にて大ヒット公開中。

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