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2016年5月8日 23:59

2017年2月Bunkamuraシアターコクーン、KERA×井上芳雄×小池栄子の新作公演は、昭和三部作完結編!

2017年2月Bunkamuraシアターコクーン

KERA×井上芳雄×小池栄子の新作公演

昭和三部作完結編!“あったかもしれないオリンピックの物語”『昭和三部作』アー写[1]

“ミュージカル界のプリンス”こと井上芳雄と、今年の読売演劇大賞最優秀女優賞を獲得し話題となった小池栄子、そして同じく今年の読売演劇大賞で最優秀作品賞と優秀演出家賞、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した劇作家・演出家ケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下、KERA)が、強力タッグを組む事が発表にとなり話題となった2017年2月公演、[シアターコクーン・オンレパートリー+キューブ2017]新作が、昭和三部作完結編となることが決定した。

KERAが“昭和三部作”と銘打ち、昭和の東京をモチーフに、Bunkamura シアターコクーンで、2009年『東京月光魔曲』、2010年『黴菌』、と発表してきたシリーズの第三弾。今回『黴菌』から7年の時を経て、満を持してシリーズ完結を迎える運びとなった。

第一弾『東京月光魔曲』は、昭和初期、庶民生活に西洋趣味が入り込み、モダン文化が花開く頃が舞台。猟奇殺人事件、姉弟の禁断の愛、新興宗教など、華やかさに溢れる東京の影の姿を描いた。続く第二弾『黴菌』は、恐慌と戦争で価値観の転換を迫られた昭和20年を舞台とし、没落に向かう富豪一族とその周囲の人々をシニカルに描いた。

そして今回、第三弾となる“昭和三部作完結編”の舞台は、今から約50年前、第一回東京オリンピックを目前に控えた1963年頃が舞台となる。わずかな年月で敗戦から復活を遂げた日本にとって、東京オリンピックは輝かしい成果を世界に示す晴れの舞台だった。人々の向上心、野心、情熱、欲望が渦巻く一方、時流に乗り遅れた人々もいた。作品は“あったかもしれないオリンピックの物語”ともいうべき、オリンピックとの因縁に翻弄される人々の群像劇となる。その東京の喧噪に、井上芳雄と小池栄子、そして未発表のキャスト達がどのように息づくのか、続報が期待される。

KERA自身が、1963年、高度成長真っ盛りの東京に生まれている。ストーリーテラーであるKERAは、きっと彼が歩んできた50年に渡る東京と昭和、更に2020年の平成の東京オリンピックまでも照らし出すはずだ。

<公演情報>

シアターコクーン・オンレパートリー+キューブ2017 新作

昭和三部作完結編 (タイトル未定)

2017年2月 渋谷・Bunkamuraシアターコクーン

チケット発売 :2016年11月予定

作•演出: ケラリーノ・サンロドヴィッチ

出演: 井上芳雄、小池栄子 他

Bunkamura 公式サイト

http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/

キューブ公式サイト

http://www.cubeinc.co.jp

 

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