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2016年9月23日 13:47

窪塚洋介主演舞台「怪獣の教え」、本番を前に「自分の力を出せるのは編集がきかない舞台」と舞台への意気込みを語る

2016.09.21取材:記事・写真/RanRanEntertainment

 

9月21日、演劇+音楽+映画を融合させた舞台『怪獣の教え』の初日を前にした記者会見が行われ、出演者から窪塚洋介、渋川清彦、太田莉菜と演出・脚本・映像を務めた豊田利晃が登壇した。
2015年11月に横浜で上演され、各界の著名人から大絶賛を受けた本作は演劇と音楽、そして映画を融合させた新たなエンターテイメントとして観客を魅了した。満員御礼を記録した前回からさらなる期待がかかる再演を前に、出演者陣がパワーアップしたポイントを含めた見所を語った。

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映画監督としてその名を馳せ、本作が初の舞台の演出となった豊田は前回と変わった点と見所に関して尋ねられ、「新しいシーンが増えてます。尺も会場も大きくなったので。舞台の前に稽古をして、本番だけでなく、役者や照明、音響など本番になって初めて完成する、セッションのような部分が見所です。」と前回から会場も広くなりさらに迫力が増す演出面について明かした。
また、再演を聞いたときの感想としては「やはり東京がテーマの作品なので、この東京で再演できるのは嬉しいと思いました。」と喜びを口にした。

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前回から追加されたシーンを演じる窪塚は、「僕の独白のシーンが追加されました。そこは今回一番楽しんで演じています。毎日がセッションなので、今日はこうしてみよう、っていうのも楽しんで毎回違ったものにできたらと思います。」と語り、隣の渋川にバトンを渡すと「(見所は)右に同じです!」と言い切り、共演者から笑いが起こった。

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前回の上演が舞台初出演となった太田はその経験を振り返りつつ、「毎日違って新しい発見がありました。今回は2回目という安心感はありますね。前回は出来ないこともたくさんで緊張していましたがやはり同じものはなく、すばらしい出会いもたくさん出来ました。」と成長を見せつつコメントをした。

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役者として活躍の幅を広げ、ハリウッド映画の出演も控える窪塚は舞台と映画の違いについて聞かれると、「映画で学んだことを全て出せるのが舞台かな。今までやってきた映画、ドラマなどの経験、自分の力を出せるのは編集がきかない舞台だと思います。全員がフェアな立場で立っていますし。賭けれますね。」と舞台の魅力を存分に語り、最後に見所を聞かれると、「一回ぶっこわしちゃったらいいかなって世の中になってきていると思うので、この舞台で常識を壊せたらと思います。」とロックに締め括った。

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《あらすじ》
小笠原諸島の青い海。海の上を漂う一隻の船。船の上には二人の男。国家の秘密を暴露して、政府から追われる天作(窪塚洋介)。パラダイスで生きることの葛藤を胸に抱く、島育ちのサーファーの大観(渋川清彦)。天作は東京で事件を起こし、島へ逃げて来た。従兄弟の大観に船を出してくれるように頼んだ。無人島にでも隠れるのだろう、と大観は思っていた。しかし、天作の目的は別にあった。祖父から教えられた、『怪獣』を蘇らせることだった。一隻の船に乗り込むと二人は海へ出る。昨夜、二人はひとりの女性と会った。世界の島を転々としながら暮らす、アイランドホッパーのクッキー(太田莉菜)。クッキーは怪獣の教えの秘密を知っていた……。

2016年9月21日〜25日
Zepp ブルーシアター六本木
タイトル:怪獣の教え THE TEACHUNGS OF KAIJU
出演:窪塚洋介、渋川清彦、太田莉菜
演出・脚本・映像:豊田利晃
音楽:中村達也(Dr)、ヤマジカズヒデ(Gt)、青木ケイタ(Sax&Fl)/GOMA(Didgeridoo)

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