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2025年6月10日 11:06

小瀧望 主演ミュージカル『梨泰院クラス』開幕!プレスコール&会見 世界初に「ついにこの日が来たかという思い」

左から)川口ゆりな sara 小瀧望 和希そら 梅澤美波

ミュージカル『梨泰院クラス』のプレスコール&囲み取材が6月9日(月)に東京建物Brillia HALLで行われた。囲み取材には小瀧望、和希そら、sara、梅澤美波、川口ゆりなが出席した。

日本でも大ブームを巻き起こした『梨泰院クラス』。チョ・グァンジンの原作(韓国・カカオウェブトゥーン配信)を基に、日本・韓国・アメリカのクリエーターにより世界初のミュージカル化が実現。主人公パク・セロイを小瀧望、チョ・イソ役を和希そら、saraが、セロイの同級生オ・スア役を梅澤美波、川口ゆりながそれぞれWキャストで演じる。セロイを取り巻く個性豊かなキャラクターを、新原泰佑、土井ケイト、吉田広大、秋沢健太朗、浅野雅博、佐戸井けん太らが演じる。

初日を迎える心境について、小瀧望は「みんなと走り続けた2ヶ月間でした。初演の大変さを痛感しました。ギリギリまで改変、変更がある中で、みんなそれに必死でしがみついて追いついてという作業の中で、みんなで作り上げてきました。一丸となって闘い続け、取り組んだ成果が皆さまに届けられることに高揚感を感じています。」と挨拶。

和希そらは、「世界初ミュージカル化ということで、試行錯誤しながら今日までお稽古をしてきました。今日いよいよお客さまにご覧いただいてどんな反応をいただけるのか、またそれによって私たちがどう成長して変化していけるのか、私もワクワクしながら楽しみながら日々生きていきたいと思っています。」と気持ちを語った。

saraは「正直まだ実感がなくて、今この瞬間に、いよいよ始まるんだなと感じています。私たちは昨日ゲネプロを拝見しましたが、劇場に入って照明もあって、いろいろな力が合わさって『梨泰院クラス』ファンとしてすごく楽しみました。あの世界が舞台上に広がって、あの登場人物が生きているというのが舞台ならではの魅力だと感じたので、楽しんでいただきたいです。」と、前日に行なわれたゲネプロはWキャストのため観客としての感想も伝えた。

梅澤美波は「ドキドキしています。観ていただければわかると思いますが、とにかくすごくパワーあふれるメッセージ性の強い作品になっています。この作品のパワフルさに負けないように信頼できる仲間たちとこの公演を最後まで走り抜けたいと思います。個人的にはミュージカルは大挑戦なので、この公演を経て、スアのように強く生きられるように頑張って行きたいと思います。」と率直に話した。

川口ゆりなは、「この作品がミュージカル初挑戦となるので、普段あまり緊張しないタイプなのですが、現時点で(笑)すごく緊張しているのですが、しっかり落ち着いてオ・スアを演じ、最後まで走り抜けたいと思います。」と、初舞台の緊張感が滲み出ていた。

今回、みな初共演となるが、梅澤は小瀧について「稽古場の雰囲気はすごく自然体です。すごくフラットに現場にいてくださったので、すごく和やかでした。褒められたりすると、めっちゃ顔が赤くなるんですよ。そのピュアさがセロイだなと思って、稽古場から私は印象的に感じていました。」と、小瀧な意外な一面を明かした。それに対し小瀧は、「通しを終わった後にスタッフに感想は?と言ったら、“めっちゃセロイ、オッパだったね”と言われて、全体の感想言われる前に僕に注目されて、顔がこの色に(着ていたパーカーを指して)なってしまいました。」と状況を説明。

セロイヘアと云われるヘアスタイルについて、小瀧は「気に入っています。ビジュアル撮影する時に去年一度しているのですが、二回目これにする時も早くこれにしたいと思いました。」と言い、「一回目の時はグループ(WEST.)のメンバーの反応が気になりましたが、藤井流星から思ったより変じゃないなと言われたのが印象的でした」と、ヘアスタイルはまんざらでもない様子。

歌唱シーンがたくさんあるが、小瀧は「どのキャストの歌も、本当に難しいです。いろいろなジャンルの歌があります。歌いこなすのは本当に大変ですが、2か月頑張ってきました。素晴らしい聞き心地の音楽なので、頑張って歌っていきたいです。」と力を込めた。

本作『梨泰院クラス』は世界的な作品。日本で初ミュージカル化を聞いた時、川口は「不安でいっぱいでした。世界的に愛される作品ですし、私がこの作品を見た時にオ・スアという役柄が推しだったんです。だからこそ不安でいっぱいでそれと同時にやってやるぞというパワーも湧きました。」と最後はガッツポーズに。

小瀧は役作りについて「とにかく原作を読み込みました。ドラマ版ではパク・ソジュンさんが演じたパク・セロイ。僕はミュージカル版のパク・セロイなので、僕は僕なりのセロイ像を自分のやり方でやってみようと思ってからは役に向き合う気持ちが楽になりました。世界的大ヒット作品で、もちろんプレッシャーはありますが、信頼できるスタッフと仲間と自分といかに向き合っていくかだけを考えました」と振り返った。

日本と韓国とアメリカのクリエーターが集まった稽古場について「すっごいグローバルでした。日本語でしゃべってそれを英語に訳す通訳の方もいれば、韓国語に訳す通訳の方もいる。英語をしっかり勉強しておけばよかったと痛感する2ヶ月でした。」と小瀧。

梅澤も「そう思います(笑)。ほんとに梨泰院という街が多文化とか多様性があふれる街なので、まさに稽古場も梨泰院のようでした。」と話す。

見て欲しいポイントについて、小瀧は「舞台上で描けれる年数は17、8年です。人の成長を感じて欲しいです。音楽が素晴らしくオープニングから、カイルさんの生命力あふれる振付が詰めこまれていますので、皆さんの心を鷲掴みにしたいです。」

和希は「梨泰院のフリーダムさが歌詞でも出てきますが、視覚でも聴覚でも心でもお楽しみいただける作品だと思います。実際に韓国の梨泰院に来たぞという気持ちで、空気を感じていただければいいなと思います。」

Saraは「すごく今を生きる私たちの話です。しかも舞台なので登場人物が本当に存在している、会話して、悩んで、闘っていることがここで行われている。お客さまもそこで一緒に過ごしているから、一緒に生きることについて考えられる。『梨泰院クラス』にはいろいろなテーマが込められていて、友情、成長、恋愛、どう生きていくか、一生悩み続けていく事だと思いますが、豊かさ、苦しさとかいろいろなものを共有できる時間になると思います。リラックスして来ていただけたら嬉しいです。」

梅澤は「この作品は人間臭さのオンパレードだと思っています。みんな信念、正義を持って生きている。時に間違ったり、綺麗な生き方をしていない。みんなが葛藤しながら生きている様がすごく愛おしく感じる瞬間が一人一人にあります。弱さが見えた時に共感してもらえると思います。皆さんのエネルギーになると思います」

川口は「梨泰院を舞台に、多国籍自由さがすごく色鮮やかに表現されていると思います。登場人物が個性豊かで、それぞれ真っ直ぐに生き抜いている。また音楽のエネルギーや迫力を楽しんでいただきたいです。」

小瀧は最後に「世界初演の初日が本日から開幕します。ついにこの日が来たかという思いでいっぱいです。今日からこの舞台で信頼できるカンパニーでスタートできることが本当に幸せです。このミュージカルは、どこかここにしかない良さがたくさん詰まっています。ダイナミックで、ドラマチックで、時間があっという間に過ぎると思います。この日から長い闘いになりますが、皆さまに楽しんでいただけますように頑張りますので応援のほどよろしくお願いいたします。」と挨拶した。

ミュージカル『梨泰院クラス』
東京 6月9日(月)~6月30日(月)  東京建物Brillia HALL 
大阪 7月6日(日)~7月11日(金)  東京建物Brillia HALL箕面 大ホール(箕面市立文化芸能劇場)
愛知 7月18日(金)~7月21日(月・祝) アイプラザ豊橋
原作:チョ・グァンジン「梨泰院クラス」(KAKAO WEBTOON Studio)
脚本:坂口理子
歌詞・構成:イ・ヒジュン
音楽:ヘレン・パーク
演出:小山ゆうな
振付:カイル・ハナガミ
出演:小瀧望 和希そら sara 梅澤美波 川口ゆりな 新原泰佑 土井ケイト 吉田広大
秋沢健太朗 浅野雅博 佐戸井けん太 ほか
製作:東宝
公式サイト https://www.tohostage.com/itaewonclass/

 

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