2016.04.29取材：記事・写真/RanRan Entertainment
4月29日、東京・丸の内ピカデリーにて、映画『テラフォーマーズ』の初日舞台挨拶が行われた。累計発行部数1500万部を突破し、熱狂的人気を誇りながらもその”ブッ飛んだ”内容から実写化不可能と言われてきた本作だが、日本の俳優界でトップを走る豪華キャストが集結し、三池崇史監督総指揮のもと実現することとなった。今回は三池崇史監督、豪華出演陣から伊藤英明、武井咲、山下智久、山田孝之、ケイン・コスギ、滝藤賢一、小栗旬が登壇し、全国123箇所の映画館にて生中継され本イベントを彩った。
上演後とのこともあり、フォーマルな衣装に身を包んだ8人が居並ぶだけで大きな拍手が巻き起こるほど熱気に満ちた雰囲気の中挨拶。
伊藤：「数ある映画から選んでいただきありがとうございます。どうでしたか？(大きな拍手)ありがとうございます！」
武井：「ありがとうございます。皆さんの拍手が嬉しいです！これからが大切だと思いますので、よろしくお願いします。」
山下：「一生懸命作りました。一回目、二回目三回目、違った感触を味わえると思いますので是非何度も見てください。」
山田：「最近、色々ありますが、エンターテインメントに携わる僕たちが出来ることは人の気持ちを上げることだと思うので、少しでも上げられたらいいなと思います。」
ケイン：「キャスト、スタッフともに今日を楽しみにしていました！」
滝藤：「僕自身、公開が待ち遠しくて、とても今嬉しいです。」
小栗：「皆さんは撮影期間どのくらいでした？(伊藤：「2ヶ月とかかな」)そうですよね。僕あのね、5日しか撮影してないんです(笑)にしては、出てたでしょ？」
三池：「初日を迎えることができて感激しています。これからもよろしくお願いします。」
映画の火星移住計画に参加した面々が”脅威の存在”と戦うという内容にちなみ、「みなさんにとって脅威的な存在は？」との質問には小栗の「『花粉』ですかねー。今年すごかったです。」との発言を皮切りに、伊藤の「僕はブタクサ(花粉)だめなんだよね」、さらに山下が「僕も今年から花粉症になっちゃって」と豪華俳優たちの貴重な”花粉トーク”に盛り上がった。
今回の舞台挨拶は全国123箇所の映画館にて生中継されているとのことで、出演者がクジを引いた映画館の当選者と生電話をするスペシャルイベントも開催。
当選者が軒並み「山P(山下)大好き！」「山Pのファンです！」と続き、伊藤が「嫉妬するわー」と笑いを誘う一幕もあった。会場からも山下を呼ぶ声が飛ぶと、山田がボソッと「山”D”もいるよー」と呟き、出演者と会場も爆笑に包まれた。そんな大人気の山下は伊藤と撮影合間に食事をしたそうで、「英明さんにはいつも色んなとこ連れてってもらうんです。いいでしょー？」と明かしたり、舞台挨拶中もあちこちで共演者同士が耳打ちして笑い合う場面もあったりと、和やかな撮影チームの雰囲気が伝わってくる時間となった。
本作は本日4月29日(祝・金)、全国ロードショー！
《ストーリー》
21世紀、人口爆発を迎えた人類が選択した火星移住計画。人類はコケと“ある生物”を送ることで火星を地球化させようとした。それから500年。計画の仕上げのために火星へ送り込まれた隊員15人のミッションは、その生物の駆除。簡単な仕事、高額なギャラに参加を決めたメンバーたちだが、小町小吉（伊藤英明）だけは勝手に志願した幼馴染の奈々緒（武井咲）に付き合い、火星行きを決意していた。ところが火星に着いたら、ある生物は人型に異常進化した驚愕生物＝テラフォーマーへと姿を変え、その凶暴性で隊員たちに次々と襲いかかる絶体絶命な状況。しかし彼らの身体には、彼らも知らされていないある秘策が仕込まれていた！果たして人間たちは自ら生み出してしまった想定外のヤツらに打ち勝ち、生きて地球へ帰ることができるのか。
映画『テラフォーマーズ』
監督：三池崇史
出演：伊藤英明、武井咲、山下智久、山田孝之、ケイン・コスギ、菊地凛子、加藤雅也、小池栄子、篠田麻里子、滝藤賢一、太田莉菜、福島リラ、小栗旬
配給：ワーナー・ブラザース映画
©貴家悠・橘賢一／集英社
©2016 映画『テラフォーマーズ』製作委員会
