松田凌 大野拓朗
――お二人はこの作品が初共演ですよね。
大野:はい、初めましてでした。(松田は)きれいな顔だし、クールそうに見えたので、実は、最初はちょっと怖かったんです(笑)。そもそも僕は共演者全員が初共演だったのですが、みんなは知り合い同士が多かったので、転校生みたいな気分でした(笑)。稽古が始まった当初は誰とも話せずに、人見知りをめちゃくちゃ発揮していましたが、稽古場で席が隣だった凌がたまに声をかけてくれて、その時にすごく柔らかい話し方をする人だなとどんどんほぐれていって、話せるようになって。
松田:二人ともイメージが先行しやすいんだと思います(笑)。僕たちも「大野拓朗さんだ、ちゃんとしなくちゃ」と、失礼なことできないなと身構えているところがあったんですよ。絶対に怒らないだろうし、優しい方なんだろうと思っていたけれども、気品があって、ノーブルなイメージがあったので、フランクに話しかけていいのかなと思っていました。
――そんなお二人が仲良くなるきっかけはあったんですか?
大野:大きな何かがあったわけではないですが、稽古場で「立ち位置をどうする?」などと話している中で、お互いに役やこの作品への向き合い方、そして芝居への向き合い方に通ずるものを感じて、そこから徐々に芝居の話をし始めて、その話がプライベートにも及んで、少しずつ仲良くなっていったように思います。まずは役者としての信頼、尊敬が先行していました。本番が始まってからは楽屋が一緒だったので、2人で楽屋にいる時間も多かったですね。
松田:僕もお芝居についての考えに近しいものを感じていました。拓朗くんの人生も、俳優としての感覚もすばらしいですし、とっても興味深い。お互い役に対しての思いも強く、研究しているので会話がすごく弾むんですよ。あまり掛け違いもなくて、話していて楽しい。なので、自然と尊敬に変わっていたという感覚でした。
――初演でそうした関係性が築けたことで、今回のニューヨーク公演や日本凱旋公演は、より関係性やお芝居を深めていきやすいのではないですか?
松田:楽しみですね。
大野:もし、家が近かったら毎週末のように「今日、ご飯行こうよ」ってなると思います(笑)。一緒にいたい友達だとすごく感じるんです。実は、そういう人ってあまりいなくて。
松田:嬉しい!
大野:学生時代に出会っていたら、絶対に二人でずっと一緒にいたと思います。それくらい僕は凌のことが好きで、リヴァイとエルヴィンが心の中に残っているんじゃないかと思うほどです(笑)。でも、二人(リヴァイとエルヴィン)はきっと馴れ合わないとも思うんですよ。最近、凌のイベントに出させてもらって、飲もうねといったけど、その時にふと思いましたね。
松田:僕も拓朗くんと同じタイプです。僕も大好きですし、拓朗くんに相談したいな、話したいなと思うことが(初演から再演までの間に)何回かあったほど、どこか同志のような感覚があります。相談したいと思ったときは拓朗くんが日本にいないタイミングだったので、「拓朗くんは、違う国で公演をされて頑張っているんだから、隣に立って恥じることがないように、またリヴァイとして僕も頑張らなくちゃいけない」と思ったら、「落ち着いたらまた会いたいな」という思考に変わっていたんです。毎日一緒にいなくても、きっとこの関係性は崩れないだろうと思っている自分もいるんだと思います。すごく不思議な関係ですね。
大野:不思議だよね。一緒に飲みに行く機会もあると思うので、それも楽しみです!
――では、改めてニューヨーク公演、そして日本凱旋公演に向けての意気込みと、公演を楽しみにされているお客さまにメッセージをお願いします。
松田:拓朗くんと僕は、この作品を世界に向けていったほうがいいと声を上げ続けてきて、その想いも強かった二人だと思います。今回、こうしてたくさんのスタッフの皆さんの気持ちと行動力によって叶ったこと、そして僕たちの想いが叶ったことがとても嬉しいです。「我々の自由の翼は国をも超えるぞ」という証明になると思っていたので、(海外公演は)僕たちがこの作品を作る上で成し遂げたかったことの一つでした。なので、しっかりとこの歴史的な瞬間を全うしたいと思いますし、その経験を経て、日本に帰って来た姿もぜひご覧いただければと思います。まずは、この『進撃の巨人』-the Musical-という作品に一度、触れていただけたらと思います。
大野:ニューヨークで公演ができるということは本当に奇跡的なことだと思います。その瞬間をニューヨークの劇場でぜひ目の当たりにして、一緒に体感していただきたいと思います。さらに、その奇跡的な瞬間を経験することは、役者にとってとても大きな糧となると思いますので、きっと今後の芝居に生きてくると思います。ニューヨーク公演という歴史的な瞬間を経て、一皮も二皮も向けて帰ってきますので、さらに進化した『進撃の巨人』-the Musical-を日本でもご覧いただけたらと思います。初演をご覧になった方も、見ることができなかったという方も、この『進撃の巨人』の世界に浸りに劇場に足を運んでいただけたら嬉しいです。
『進撃の巨人』-the Musical-
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ヘアメイク:齊藤沙織(松田)
スタイリスト:ヨシダミホ(松田)
衣装(松田):ジャケット¥85,800、カットソー¥41,800、パンツ¥52,800(CULLNI DAKS LONDON/CULLNI FLAGSHIP STORE)/問い合わせ先:CULLNI FLAGSHIP STORE(03-6416-1056)
取材 文:嶋田真己 撮影:有田純也