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2024年12月3日 21:00

【前編】佐藤流司インタビュー 舞台『応天の門』で菅原道真に挑む 「カッコいい作品になる」

俳優の佐藤流司が菅原道真を演じる、舞台『応天の門』が12月4日(水)から上演される。本作は、灰原薬による累計発行部数230万部を突破した歴史漫画を豪華キャストで舞台化した作品。平安京を舞台に、菅原道真と在原業平という2人の才人が陰謀渦巻く怪事件に挑む。佐藤に本作への意気込みや稽古場の様子、さらには2025年1月17日に30歳を迎える心境などを聞いた。

――最初にこの作品に出演が決まったときのお気持ちを教えてください。

明治座さんのステージに立たせていただけることも初めてでしたし、そこで座長として公演をやらせていただけるということで、ついにきたかと。

――明治座という劇場には、どんな印象がありましたか?

荒牧慶彦くんが公演をしていたので、そのイメージがあります。格式が高い劇場ですが、我々のような経歴が浅めの人間も立たせていただけるようになってきたのかなと感じました。

――今回は、菅原道真を演じます。本作の製作発表では、高橋克典さんから「顔が似ている」というお話もありましたが、ご自身では似ている、共感できるところは多いですか?

そうですね。リアリストな部分はすごく似ていると思います。自分自身もオカルトや幽霊、占いといった非科学的なものを全く信じないので。そういったところは似ているかなと。

――(取材当時)お稽古もスタートしましたが、今、演じる上ではどんなところがポイントになっていますか?

まだこれから二転三転していくと思いますが、今は、(演出の青木)豪さんとお話ししながら、役を作るというよりは芝居を重視していて。豪さんは、声を出して大きく芝居をするのがお好きな方なのかなと感じているので、まず、お芝居を一通り作ってから、菅原道真というキャラクター像を乗せていこうと思っているところです。

――青木さんの演出はいかがですか?

すごくキャストの意見を聞いてくださる方だなと思います。(在原業平役の高橋)克典さんや(昭姫役の花總)まりさんと一緒のシーンが多いので、話し合いながら提案することもあるのですが、そうした芝居を尊重してくださるのを感じます。

――今作は平安時代を舞台にしていますが、ビジュアル撮影でお衣装を実際に着てみていかがでしたか?

正直、あまり覚えてないのですが、きっと動きにくいんだろうなと思います。腕を伸ばしたときに、指先よりもさらに袖が長かった気がするので、所作は大変そうだなという気はします。

――役作りの一環として、やはり平安時代について調べたりもされているのですか?

平安時代の文化や菅原道真の一生などを知るために、今、資料や小説を読んでいます。ただ、会話一つとっても、この時代の会話というよりは、もう少し現代のテイストに合わせて読みやすくなっているので、平安時代そのものともまた違う気はしています。

――今回は、1つの事件を描くのではなく、オムニバスでいくつかの事件が綴られています。そうした作品というのは演じやすさも変わるものですか?

やっぱり難しいですよ。例えば、2時間なら2時間かけて培っていくものとはまた少し違います。それぞれの話がスピーディーに展開して、起承転結が目まぐるしいので、そういった意味では難しいなとは思います。

――今、お稽古をしていて1番の苦労しているのはどんなところなんですか?

豪さんから「このタイミングで動いて」という演出を受けるのですが、その整合性をつける作業が難航しています。自分の行きたいタイミングとはまた違うので、どうやって自分の中で整合性をつけていくか、難しいなと思っています。

――高橋さんとのお芝居はいかがですか?

私が語るまでもなくすごい方ですが、やっぱり色気があるなという印象です。男の自分から見てもめちゃくちゃかっこいい方だと一緒にお芝居をさせていただいて思っています。

――花總さんとは『銀河鉄道999 THE MUSICAL』以来、2回目の共演になりますね。

前回よりももっと仲良くさせていただいていて、たくさんお話してくださいます。よく笑ってくださる方なので和みます。
――今回は、そのほかにも西岡德馬さんや篠井英介さん、中村莟玉さん、本田礼生さんなど、幅広いキャストさんが出演されます。ぜひ、皆さんの印象もお聞かせください。

西岡さんは、すごくかっこいい方です。稽古場をよく見てくださっていて、「このシーンはもっとこうしたらよりお客さまに伝わるのではないか」と豪さんにお話をされに行く姿をお見かけします。本当によく全体を見ていらっしゃる方だと感じます。

舞台『応天の門』
2024年12月4日~12月22日 明治座
公式HP https://www.meijiza.co.jp/info/2024/2024_12/

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