トップ > PICK UP > 【後編】佐藤流司インタビュー 舞台『応天の門』で菅原道真に挑む 「カッコいい作品になる」

2024年12月3日 21:26

【後編】佐藤流司インタビュー 舞台『応天の門』で菅原道真に挑む 「カッコいい作品になる」

――稽古場はディスカッションも多いのですね。

そうですね。やっぱりどのタイミングでどう動くかという問題はどんなシーンでもあるので。

――先ほどもお話しがありましたが、そのタイミングが難しいんですね。

めちゃくちゃ難しいです。なんでそこに移動するのかを考えなくてはいけないので。自分の中にはない、動くための理由を考える作業になるのですが、それを豪さんと我々キャストがすり合わせているという感じです。

――なるほど。篠井さんも2回目の共演になります。

とてもお優しい方でいらっしゃいます。昨日、「英介さんは、どちらで着物を購入されていらっしゃるんですか?」というお話をしたら、今日、お下がりの着物を持ってきてくれて「これ、よかったら」といっていただきました。お稽古で着させてもらおうと思っています。

―莟玉さんはいかがですか?

3日前くらいに一緒に食事に行ったんですよ。そこでお話をしたら、共通の友達もいてすごく話も盛り上がりました。歳も近いですから。歌舞伎で活躍されている方なので、お堅いのかなというイメージがあったのですが、同年代のノリで話せました。

――本田さんは?

10何年前に共演しているので、久々です。まだ稽古に合流していないので話はしっかりできていないですが、かなり原作に顔が似ているので、楽しみですね。

――お稽古場の雰囲気や、お稽古場で印象に残っていることを教えてください。

平安時代の資料や小説を自分の机の上に今7冊くらい置いているのですが、それを克典さんが見て、「じゃあ漫画担当でいくね」と言って、漫画をたくさん買ってきてくれました(笑)。

――ありがとうございます! では、本作は、12月に上演されますので、ぜひ合わせて、今年の振り返りをお願いします。佐藤さんにとって、今年はどんな一年でしたか?

変な意味ではなく、いつも通りだったと思います。例年通り、いいお仕事に巡り会えて、全力でぶつかっていけて、おおむね満足のいく1年だったのではないかという気がします。

――特に印象に残っている出来事は?

どれも楽しかったので、難しいですね…。
――今年は、久しぶりに加州清光としての本公演出陣もありましたね。

確かに、本公演は久しぶりですね。刀剣乱舞祭などにも出演させていただいているので、あまり久々という感覚はなかったですが、55公演のロングランでやらせていただいて、加州清光としての演じ方も変わった年だったので、そういった意味では、これまでとはまた違う加州清光だったのかなと思います。でも、こうして改めて振り返ってみると、今年はあまり舞台はやっていないですね。

――アーティスト活動が多かった印象があります。

そうですね、ZIPANG OPERAはツアーもあって、台湾での公演もやらせていただきました。今年はZIPANG OPERAとしても一生懸命動いた1年でした。

――ところで、2025年1月17日に30歳を迎えますね。20代最後の1年という意味で意識したことはありましたか?

最近、取材をしていただくときに、よく聞いていただくのですが、何も考えてなかったです(笑)。20代も早いということもなかったですし、ちゃんと10年あったという感じです。ですが、30代は楽しいぞと先輩方がいうので、30代は楽しみですね。
――20代のこの10年間は変化も大きかったんじゃないですか?

年相応になって、ちゃんと大人になってきたとは自分でも思いますが。もちろん、仕事では、相対的に見て、絶対にさまざまなスキルが成長しているとは自分でも感じますし、ポジション的な意味でも、20代前半に比べると変わってきたとは思います。どんどん後輩も増えてきて、いよいよ若手という立場でもないとは思い始めてきたところでもあります。ただ、まだ自分は全然ペーペーだという意識でやっていきたいとは思っています。

――30代に向けての目標は?

目標ではないですが…自分は「瞬間最大風速的に生きたい。今、目の前にあることを文字通り死ぬ気でやりたい」タイプなので、 30代も体が保ってくれればいいなとは思います。

――ああ、体のケアもされていらっしゃるイメージがあります。

全然してないです(笑)。ジムに行ったりはしますけど。

――そうなんですか!? お食事にも気を遣われている印象がありました。

それは、健康というよりは、太りたくないというところで(笑)。太りやすいので、なるべく太りづらいものを選んでいるんです。ただ、太りづらいものは体にもいいという、それだけなんです。でも、最近は、なるべく老けるスピード遅くしようと思って、トマトジュースを飲むようにはしています。

――最近は、どんなことにハマっていますか?

最近は仕事が人生の主体なので仕事ですが、今は、道真を演じるために絞っているということもあって、ジムに行く回数が増えたというのが一番かなと思います。

――ありがとうございました! 改めて、作品への意気込みと読者にメッセージをお願いします。

また新しいジャンルの作品を明治座という場所で演じさせていただくことを、光栄に思います。素晴らしいカンパニーに恵まれて、カッコいい作品になると思いますので、ぜひ楽しみにお待ちいただければと思います。

舞台『応天の門』
2024年12月4日~12月22日 明治座
公式HP https://www.meijiza.co.jp/info/2024/2024_12/

【サイン入りチェキプレゼント】
<応募方法>
(1)ランランエンタメの公式X(旧Twitter)アカウント「https://twitter.com/ranranentame」をフォローする
 (2)【前編、後編】の両方の記事を、リツートする。
 (3)ダイレクトメッセージから「『応天の門』佐藤流司さん希望」と書き、申し込む。
<応募締切>
2024年12月22日 23時59分
<当選発表>
締切後、厳正なる抽選の上、当選者を決定。ご当選者様には、ランランエンタメ公式アカウントよりダイレクトメッセージにて当選連絡をいたします。2日以内にご返信がない場合は当選の権利が移ります。
当選者発表までに少々お時間を頂戴いたします。ご了承ください。
<ご応募について>
※リツイートは、公式リツイートに限定させていただきます。
※X(旧Twitter)アカウントを非公開にしている場合、リツイートを確認することができないため応募対象外となります。
※ご応募後のキャンセル、変更、返品、お届先の変更はできかねますので、ご了承ください。
※当選結果に関するお問い合せは受け付けておりませんので、ご了承ください。
<商品発送について>
※商品の配送は日本国内のみとさせていただきます。お届け日は、指定できません。
※当選者の長期不在や、賞品お届け先ご住所や転居先が不明等の理由により、賞品のお届けができない場合は、ご当選を無効とさせていただく場合がありますので、予めご了承ください。
<注意事項>
※プレゼントの応募によりお預かりした個人情報は商品の発送にのみ使用いたします。
※ご当選の権利は第三者への譲渡や現金とのお引き換えはできません。
※ご応募いただいた時点で、本応募要項に同意いただいたものとみなします。

 

 

トップ > PICK UP > 【後編】佐藤流司インタビュー 舞台『応天の門』で菅原道真に挑む 「カッコいい作品になる」

Pick Up(特集)

error: コンテンツのコピーは禁止されています