――ストーリー的には、いかがでしたか? 脚本を読んだ感想は?
怖かったです。1人でセリフの練習をするのも怖かったです(笑)。原作も読ませていただいていましたが、本当にこれをどうやって映像化するんだろうというのが最初に感じたことでした。「鬼」ってどうやって表現するのかというところから疑問で。ホラー映画に出演したこともなかったので、村重にこの作品ができるだろうかと思いました。
――撮影は順撮り(ストーリーの通りに順番に撮影すること)だったのですか?
違いました。撮れるものから撮っていこうという形で進んで行ったので、日名子と智樹の2ショットを撮影した後に、最初のシーンを撮ったり。なので、訳が分からなくなりました(苦笑)。物語の冒頭のシーンは私たちがカメラを回していて、その映像も使われているので、やりやすかったですし、そのシーンは普段の自分に近いと思いますが、物語が進むにつれてシリアスなシーンが増えていくので、しっかりとお芝居をしなくてはいけない。でも、シリアスなシーンを撮ったら、また冒頭のシーンを撮って…となると、テンションの持って行きかたが難しかったです。脳みそが何個あっても足りなかったですね。
――お芝居としては大変だったところは?
1番ドキドキしたのは智樹とのシーンです。日名子が智樹の服を脱がそうと迫るシーンがあるのですが、そのシーンは吐きそうになるほど緊張しました。バラエティでそんなシーンはないじゃないですか。私が急に若い男の子のボタンを外すなんてことは、役とはいえやったことがないので、どんな感じでやればいいんだろうって。でも、太田くんはお芝居のプロですし、「大胆にやってもらって大丈夫だから。どんなに大胆にやってもらっても対応するから」と言ってくれたので、その言葉に助けられて勇気を出していきました。初主演で、ほぼ初芝居なのに、ちょっとピンクなシーンをするというのは本当に緊張しました。
――ご自身が演じている姿を実際に完成した映像で観ていかがでしたか?
めちゃくちゃ恥ずかしかったです(笑)。撮影が1年前なので、顔も幼く感じましたし、こんな感じなのかって。普段、自分がテレビに出ている番組を観るのは大好きですが、今回はバラエティとはまた違って、日名子として出ているので、ソワソワしましたし、恥ずかしくて。自分ではないみたいだなとか、もうちょっとトーンをあげて話せばよかったなとか、いろいろなことを感じました。反省点が多かったです。
――今回、俳優・村重杏奈として新境地を築いたと思いますが、今後も俳優業は続けていきたいですか?
私はまだまだバラエティでも若手なのでそれだけでも精一杯で。お話をいただいたらもちろん頑張りたいとは思いますが、自分からお芝居をしたいということではないです。俳優として素晴らしい方がたくさんいらっしゃるので。
――では、お芝居をしてみて面白かったことや撮影で楽しかったことは?
仲間に出会えたことがすごく嬉しいことでした。バラエティは、その日に会って、すぐにロケに行ったり、スタジオで撮影をしたりするので、その日だけご一緒するということも多いんですよ。なので、長い期間、ずっと同じ方とお仕事をするということがあまりないんです。今回は、10日間くらいずっと一緒に撮影をしていたので、「この役ってどう思う?」などと相談をしてアドバイスをもらったり、たくさんお話をしたりして、絆が深まったのを感じました。この仲間たちと最後までいい作品を作れたらいいなと思うようになれたのが良かったことですし、自分の中に「こんな感情があるんだ」と驚きました。
――太田さんとはご一緒のシーンも多かったと思いますが、太田さんの印象はいかがでしたか?
すごく真面目な方です。ずっと台本読んでるんですよ。「もういいでしょう」っていうくらい読んでいました(笑)。「智樹は、このシーンでは日名子のことをこう思っていると思うんだよね」と休憩中もずっと話していたので、いい意味で変態なんだなって思いました(笑)。そのくらい1つの役にずっと向き合っていたので、すごくかっこいいなと思いましたし、プライベートのことも相談できるほど仲良くなれました。本当にお芝居に一生懸命で、尊敬しています。
――村重さんはセリフなどはすんなりと入ったんですか?
最初はどうやってセリフを覚えたらいいのかも分からなくて。みんなどうやって覚えるんだろうと思う間もなく撮影が始まったので、とにかく叩き込むことしかできなかった感じではあります。ですが、自分では覚えは悪くない方だと思いました。アイドル時代に歌詞を覚えることも多かったので、同じように覚えていったので、すんなりと覚えられたんじゃないかなと思います。
――村重さんは、心霊ロケ以外もたくさんのロケに行かれていると思いますが、特に印象に残っているロケは?
特に印象に残っているのは、「王様のブランチ」でお笑い芸人のミキのお二人とグルメ旅をする「村重杏奈プレゼンツ!ドライブグルメ旅」というコーナーです。そのロケが本当に楽しくて、毎回お腹が壊れてしまうくらい笑ってしまって。そのロケをきっかけにミキのお二人ともすごく仲良くなれました。1日にたくさんのお店を回るので、お腹がパンパンになりながらミキのお二人と話して大笑いして、幸せ要素を集めたロケです。毎回、すごく楽しみで、こんなに楽しんでできるお仕事っていいなとすごく大事にしています。
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取材 文:嶋田真己 撮影:早川善博