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2025年4月9日 15:00

【前編】髙石あかりインタビュー 2025年は「挑戦ばかり」 映画『ゴーストキラー』で単独初主演

2025年度後期NHK連続テレビ小説『ばけばけ』のヒロインを務めることも発表されている髙石あかりが初単独主演を務める映画『ゴーストキラー』が4月11日(金)から上映される。本作は、『ベイビーわるきゅーれ』シリーズや『陰陽師0』などのアクション監督として知られる園村健介がメガホンを取り、『ベイビーわるきゅーれ』の阪元裕吾が脚本を務めたアクション映画。物語は、大学生のふみかが、ある日、道に転がる一発の薬莢を見つけたことから、成仏できずにいた殺し屋の工藤の幽霊に取り憑かれてしまうというストーリーだ。ふみかを演じる髙石に撮影の裏話や本作の見どころなどを聞いた。

――幽霊に取り憑かれるという難役でしたね。最初に台本を読まれたときの率直なご感想はいかがでしたか?

この作品がどういう映像になるんだろうとすごく想像が膨らみました。アクションは、園村監督が手掛けるものなので、絶対に素晴らしいものになるということは、台本を読む前から確信していました。お芝居もアクションも自分にとっては挑戦が詰まった台本でもあったので、少しの不安はありましたが、全てを実現することができたら、観たことがない作品になるのだろうと思いました。

――「挑戦の詰まった作品」ということですが、実際に撮影で一番苦労したのはどんなところだったのですか?

お芝居もアクションも難しいところがたくさんありました。お芝居でいうと、ふみかと工藤という2つのキャラクターを交互に演じていかなければならなかったことです。例えば一人二役を演じることがあったとしても、長い期間一つの役を演じて、次に別のキャラクターを演じるとなると思うんですが、この作品では1、2秒ごとにキャラクターが切り替わっていきます。キャラクターの感情を余韻として残していたら間ができてしまうので、すぐに切り替えなければならない。しかも、普段のお芝居では、相手の言葉を受けて感情が湧くものですが、相手の言葉を受け取る時間があるとそれもまた間になってしまう。そもそも、自分が言った言葉を受けて自分が話すというのはこれまでにない難しさでした。アクションもこれまでとは桁違いに多かったですし、お芝居も大変だったので、かなり難しかったです。

――お芝居の面では、工藤の話し方やキャラクター性を工藤役の三元雅芸さんと話し合ったのですか?

三元さんがご自分の撮影が終わっているのに関わらず残って私のお芝居を見てくださったり、私が言う工藤のセリフを三元さんが隣で言ってくださったりしたので、それを自分の中にトレースしていました。ただ、真似事をしても声も違いますし、同じものには絶対にならないので、感情や三元さんの雰囲気やニュアンスみたいなものを自分の中に落とし込もうとしていました。役について話し合ったというよりは、必死に見て聞いて掴んでいったという感じです。

――なるほど。園村監督とは『ベイビーわるきゅーれ』に続いてのタッグになりますが、園村監督との再びのタッグはいかがでしたか?

現時点での私は園村監督のアクションしか経験しておらず、他の作品では、映像のアクションをしたことがほとんどないので、何度かご一緒させていただく中で、監督のアクションが染み込んでいるのかなと思います。出来上がった映像を観ると、凄みのあるアクションなのでやっていても楽しいです。

――石さんご自身は元々、アクションに興味があったんですか?

興味があったというよりは、作品でやらせていただく機会はありました。そのときはすごく楽しくて、またいつかやれたらと思っていましたが、でもまさか殺し屋の役を演じるとは想像もしていなかったです(笑)。

――確かに、なかなか殺し屋の役を演じる機会はないですもんね。しかも、今回は、2度目の殺し屋役。

そうなんです(笑)。なかなかないと思いますが、すごくありがたいです。

――ふみかというキャラクターについては、どのように捉えて演じたのですか?

お客さんはふみかの目線で映画を観るのだろうと思いますが、ふみかが普通の大学生で、普通の価値観を持っているということが面白いんだと思います。普通の価値観を持っていたら、当然、恐怖の感情もあると思いますが、それよりも恐怖に一歩近づける勇気や正義感や優しさがあるところが、ふみかのすごいところです。そこが魅力だと思いながら演じました。

――ファンタジックな設定の中で、それすらも納得させるリアルなキャラクターになっていたのは、「普通の価値観」があるからなのですね。

ふみかというキャラクターは、私たちに近しい人物だと思いますし、物事にきちんと反応しているので、それを素直に表現していました。家を爆破されたら当たり前のように怒る(笑)。私たちと同じ目線で「あり得ない」と思い、日常を捉えているので、意識して表現せずとも共感できるキャラクターになったのではないかと思います。

映画『ゴーストキラー』
2025年4月11日(金)より新宿バトル9ほか全国順次公開
公式サイト https://ghost-killer.com/

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