2019年に戦隊シリーズの主演でデビューし、以降は数々のドラマや映画で活躍する一ノ瀬颯が舞台に初挑戦する。一ノ瀬が出演するのは、5月13日(火)から上演された2025年劇団☆新感線45周年興行・初夏公演 いのうえ歌舞伎【譚】Retrospective『紅鬼物語』だ。本作の舞台は、鬼が棲まう平安の世。都に現れては人々を襲う鬼がいた時代、貴族である源蒼の妻と娘が忽然と姿を消した。二人が生きていると信じる蒼は、家臣とともに鬼の根城を探しに出る。一ノ瀬に初舞台に懸ける意気込みや本作への思いなどを聞いた。
――本作は、一ノ瀬さんにとっては初めての舞台出演作となりますが、舞台にはもともと出演したいという思いがあったのですか?
そうですね、出演してみたいという思いはずっとありました。これまで6年間、この仕事をやってきましたが、その間にいろいろな方々とお芝居をさせていただいて、その中には舞台出身の方も多くいらっしゃいました。そうした方とご一緒させていただいたときに、すごくパワーを感じて。お話をさせていただくと、「自分のルーツは舞台だ」とおっしゃっていたり、「舞台で得られるものが大きい」というお話をお聞きすることが多かったので、いつか自分も出演してみたいと思っていたんです。それから、僕はデビュー作が戦隊シリーズだったのですが、そのときにヒーローショーなどで皆さんが応援してくださったことが自分のパワーになった経験があり、それがやりがいにつながると感じていました。普段はカメラの前で役に入り込んで演じていますが、舞台に出演することで、自分の表現の幅や引き出しを増やせるようになるのではないかと楽しみです。今回、このお話をいただけてとても光栄に思っています。
――出演が決まる前に、劇団☆新感線のワークショップにも参加されたと聞いています。ワークショップではどんなことをされたのですか?
ワークショップは2年くらい前に参加したのですが、それまで僕がやっていた映像のお芝居とは全く違うものだなと感じました。劇団☆新感線では、基本的に(主宰で演出の)いのうえ(ひでのり)さんが動きをつけてやって見せてくださるので、同じようにやって芝居を完成させていくのですが、そうしたアプローチの仕方もそれまで僕はやったことがなく、自分が思っていた舞台の世界とは全く異なる世界なのだと実感しました。先日、(本作の)本読みの後に皆さんとご飯に行かせていただいたのですが、そのときに粟根(まこと)さんが「塗り絵に例えると、普段のお芝居は自分で中を塗っていって、最終的に枠が出来上がる。でも、劇団☆新感線は、いのうえさんが縁取りをしてくれて、その中を自分で埋めていく」とおっしゃっていたのですが、それがすごく分かりやすい例えだなと思います。
――ワークショップに参加したことで、ご自身のお芝居に変化はありましたか?
それまでは、普段、僕たちがしている動きと同じことを芝居でもするべきだと考えていたので、体を大きく動かすことへの抵抗感が強かったのですが、少し動きやすくなったように思います。
――劇団☆新感線の作品については、どのように感じていますか?
これまで観てきた舞台とは全く別のジャンルの作品だなと感じました。歌を歌うというのも驚きでした。エンタメの良いところを全部詰め込んだ舞台で、だからこそ普段、舞台をあまり観ない人でも楽しめる魅力的なコンテンツなんだなと思いました
――(取材当時)本読みを終えたところだということですが、本読みはいかがでしたか?
粟根さんが、「ここからさらに色をみんなで付け足していく」とおっしゃっていましたが、作品のイメージがより湧いてきました。まだ本読みの段階ではありますが、皆さんと読み合わせをすることで、目を閉じて舞台を観ているような感覚がありました。
――一ノ瀬さんが演じる桃千代というキャラクターに対する印象を教えてください。
僕が演じる桃千代は、鈴木拡樹さんが演じる源蒼の家臣です。家臣には、喜矢武(豊)さんが演じる金之助と、千葉哲也さんが演じる四万もいて、桃千代はその中でも一番癖がなく、しっかりしている人物ですが、突然突拍子もないことを思いついてやってしまう一面もあります。そうした桃千代の行動が物語に関わってくるので、ぜひそこは注目していただけたらと思います。桃千代の突拍子もない行動は、一見すると理解ができない行動ですが、より彼の心情を堀りさげて、その変化をどう持っていくのかが今回、課題になるのかなと思います。
――先ほど、歌うことに驚いたという言葉もありましたが、一ノ瀬さんは歌うことについてはいかがですか?歌は小さい頃から好きです。きちんと習ったことはないですが、いずれお仕事として歌うこともできたら嬉しいなと思っていたので、すごくありがたい機会だなと思いました。
2025年劇団☆新感線45周年興行・初夏公演 いのうえ歌舞伎【譚】Retrospective『紅鬼物語』
【作】青木 豪
【演出】いのうえひでのり
【出演】柚香 光/早乙女友貴 喜矢武 豊 一ノ瀬 颯 樋口日奈/粟根まこと 千葉哲也/鈴木拡樹 ほか
【大阪公演】2025年5月13日(火)~6月1日(日) SkyシアターMBS
【東京公演】2025年6月24日(火)~7月17日(木) シアターH
【公式サイト】http://www.vi-shinkansen.co.jp/akaoni/
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