【前編】島田惇平 初海外公演に挑む! 菜月チョビの劇団鹿殺し『SHOULDER PADS』2025年8月エディンバラ公演!

菜月チョビが座長を務める劇団鹿殺しが、当劇団の代表演目『SHOULDER PADS』で海外進出を果たす。俳優の島田惇平がゲストとして出演する。2025年8月1日(金)から23日(土)まで、イギリス「エディンバラ・フェスティバル・フリンジ 2025」にて。演目は、演目は、2023年7月に東京で上演された「ザ・ショルダーパッズ この身ひとつで『⿅版 銀河鉄道の夜ʼ23』」をインターナショナルバージョンとして再構築した音楽劇で、タイトルは『1 Shoulder pads -GALAXY TRAIN- Japanese musical theatre』。男性キャストはショルダーパッズという肩パッド2枚のみというシンプルな肉体と想像力を武器に、演者と観客双方の世界を無限に広げていく。
演出・ジョバンニ役の菜月チョビとザネリ役他を演じる島田惇平に、海外進出のきっかけ、公演にかける思いを聞いた。

――海外進出をしようと思われたきっかけは?
菜月:もともと肩パッドだけを身につけてお芝居をする作品を15年ほど前の大阪時代からやっていました。再演となった2023年には、島田惇平くんにも出演してもらい、本多劇場でついに上演することができました。その打ち上げの席で、スタッフさんが「これは絶対海外に行った方がいい」と言ってくださったので、考えるようになりました。
――そこで、海外というお話が出たのですね?
菜月:はい。日本だと、どうしてもチラシで肩パッドのビジュアルを見た段階で、観るか、観ないかが分かれてしまうのですが、特にヨーロッパでは、こうした表現がすっと受け入れられるとアドバイスされたんです。それに、この作品が向こうで受け入れられて、それを“逆輸入”する形にすれば、もっと多くの日本の人たちにも観に来てもらえるんじゃないかと思いました。“絶対やろう“と決めて、島田君にも「予定空けられたら空けといて」と準備を始めました。

――島田さんも、その2023年の打ち上げの時の現場にいらしたのですよね?
島田:もちろん。僕もスタッフさんに乗っかって、「絶対、やった方がいいですよ」と言っていましたし、その場で「出してください」と言ってました(笑)。
――その時点で演目も「銀河鉄道の夜」と決めていらしたのですか?
菜月:そうですね。まずは手始めに『SHOULDER PADS』として作った作品の中でも一番シンプルなものをやろうと決めていました。
――海外進出の場所として、エディンバラ・フェスティバル・フリンジを選んだのはなぜですか?
菜月:海外公演で日本が紹介される時にこの作風ってあまりないですから。いろいろな形を探していたのですが、やはり海外公演となると、日本国内で評価を積み上げて招聘される形なのです。でも、私たちはそうしたステップに乗るには時間がかかりそうなので、、、それであれば、一番原始的なやり方で行こうと思ったんです。誰でも参加できるような場所で無理やり見させるという、私たち劇団鹿殺しが、路上パフォーマンスをやってきたのと同じ方法で、一番大きい所に行く!それなら、エディンバラが一番大きいということで選びました。

――島田さんは、このお話を最初からご存知だったわけですが、実際に決まった時のお気持ちはいかがでしたか?
島田:それはもう、ものすごく嬉しかったですね。今、チョビさんも言っていましたが、すごく鹿(殺し)らしいなというのがあります。やはり選ばれて行くのではなく、自分たちで場所を作って演じて人を集める、集めさせる…、それはずっと路上で培ってきた、鹿殺しの皆さんの生き方がそこにルーツとしてあります。
――まさに原点がそこにあるわけですね。
島田:この『SHOULDER PADS』の打ち上げの時に「絶対やった方がいい」と言っていたのは、海外に招聘される作品というと、例えばシェイクスピアを和の雰囲気でやるといった和に特化したものなのですよね。でも『SHOULDER PADS』は、そうした日本らしさすら超えて、要は衣装も何もなく、国や言語、人種などすべてを超えてすごく原始的に“演劇そのもので勝負しよう”ということができる作品だと思ったんです。だからこそ、海外で挑戦すべきだと感じました。実際にできることになり、僕自身とてもワクワクしています。

――お稽古が始まっていると思いますが、いかがですか?
島田:稽古を進めていく中で模索もしています。最初は「全部日本語でやって字幕をつけよう」とか、「全部英語でやろうよ」とかいろいろな意見があり試していましたが、「英語と日本語を混ぜてしまおう」となって、今すごく面白いです。
――英語と日本語を混ぜるというのは、どういうことですか?
島田:海外の人からすれば、もちろん日本語の部分はわからないのですが、その合間に重要な英語のワードが散りばめられていて、いい塩梅に物語を追わせないようにしています。ストーリーを丸々伝えようとすると、日本語には字幕が必要とか、英語の発音をしっかりという壁が出てきます。だったら最初から観た人に、キーワードは入るようにしつつも、あとは僕たちの体で、イメージを言葉無しでお客さまに伝わるようにするということを探っています。ノンバーバル(非言語)のような作品になりつつあります。演劇であまり類をみない、特殊なものになっていると思います。

――菜月さんは、言葉についてはどのように考えていらっしゃいますか?
菜月:最初は字幕がバッチリ出せる劇場と考えました。英語でとなると、英語を頑張る時間が出てきてしまいます。英語でやってしまうと「この日本人は英語が上手かどうか」という視点でも見てしまう。つまり、向こうのルールに乗ってしまうことです。日本語だけしゃべってこちらのルールに従わせるわけでもない混ぜこぜのどこにもない言葉にしてしまった方が、一番フラットな状態で観られるのではないかと思ったのです。

Shoulder pads
『1 Shoulder pads -GALAXY TRAIN- Japanese musical theatre』
期間:2025年8月1日〜23日(1日はプレビュー、10日・17日は休演)
会場:Thistle Theatre (Greenside @ Riddles Court)
322 Lawnmarket, Edinburgh EH1 2PG イギリス
原作:宮沢賢治『銀河鉄道の夜』
脚本:丸尾丸一郎
演出:菜月チョビ
音楽:タテタカコ、伊真吾
振付:伊藤今人、浅野康之
出演:菜月チョビ、丸尾丸一郎、橘輝、浅野康之、島田惇平、谷山知宏
制作:高橋戦車、補佐1名
(北村想 作「想稿銀河鉄道の夜」からの一部引用あり)
https://shika564.com/shoulderpad/

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