【後編】甲斐翔真インタビュー 「デビュー10周年を迎えて、新たな甲斐翔真を感じていただければ」『KAI SHOUMA Anniversary 10 YEARS』開催

――これまでの人との出会いで印象的なことというと?
『RENT』という作品で、アンディ・セニョールJr.(日本版リステージを担当)と出会ったのは大きいかなと思います。ブロードウェイの『RENT』でエンジェルという役をやっていたの方なんですが、その方の演出で僕自身すごく変わりました。
――考え方が変わった?
演劇もドラマも映画も「ぽく」することはできると思うんです。でも、『RENT』という作品はとにかく本物を詰め込むんですよね。その作業がすごく苦しいことだったんですけど、僕にはビビっときました。本物じゃないのに本物にしなきゃいけないというのは大変なことじゃないですか。その作業をするためのノウハウというのはここで学びました。

――作品の出合いは運が良かったとおっしゃっていましたけど、初舞台の『デスノート THE MUSICAL』の次がこの『RENT』ですよね。
はい。おそらく、『デスノート THE MUSICAL』をやっていなかったら『RENT』で心が折れてたと思うんです。「これがミュージカルか…キツいな」って。
だって、みんなで手を繋いでそれぞれ亡くした人のことを語り合う、という場面があるんですけど、そんなの現実ではやらないじゃないですか。でも、そういうシチュエーションでも本物としてやっていくと、何かを乗り越えて生まれてくるものがあるんですよね。
だからこそ、『RENT』で培ったものというのは、全部の作品に持っていけるんです。そして、持っていくと目立つんですよね。そういう角度で作品を見るというのは、『RENT』をやった人たちがしかいないと思ってます。『RENT』ってミュージカル作品の中ですごく特別な作品だと思うんです。でもその要素を知ってるからこそ、例えばグランドミュージカルに出たときに、もちろん高らかに歌い上げるときもありますけども、そうじゃないときに『RENT』みたいなモードでいくと突っ込めるんですよ。そういうのを数多く学んだ場でした。

――甲斐さんご自身についてもうかがおうと思うのですが、甲斐さんの中でこの10年で変わったこと、変わらないこと、というと?
変わらないところのほうが多いですかね…。でも、変わったところで言うと、昔はこの世界に対して怖さがありました。夢のある世界だけれど、夢というのはみんながつかみ取れるものじゃない。だからこそ、夢見るものだし、ほとんどの人が叶わないことなので、すごく怖さがあったんです。
――つかみ取れるのか?という不安というような。
そうですね。いろんなものを観て吸収して、必死につかみ取ろうとしていたんですけど、だからこそ怖かったんだろう、って思います。
――でも、特にこの世界に飛び込んだばかりの頃はつかみ取ろうとするものですよね。
そうだと思います。憧れる俳優さんがいたり、出たい作品、出たい劇場があったりするわけで、それをつかみ取りたい。でも、その思いが強すぎると、自分の能力以上のことをしようとしてしまって、結果として失敗してしまうと思うんです。そういう自分の能力以上のことをするんじゃなくて、自分の目の前にあることをどれだけ良いクオリティでやるか、というシンプルな思いで向き合おうと。そうすることが一番近道だったんだ、と思うようになりました。僕は変わらずこれから先、20年目も30年目も、目の前のことを楽しんでやっていくっていうことが大事なのかなと思っています。

――ちなみにこの10年、趣味の部分での変化はありますか?昔はしなかったけどするようになった、とか。
散歩が好きになりました。昨日も2万3000歩、歩きました。目的なく横浜を歩いていましたね(笑)。気持ちをリセットする時間として大切にしています。
仕事を楽しんでいるからこそ、日常の何気ないことも楽しいと思えるようになったんです。人を見ていても楽しめるし、物を見ててもそうだし、空を見てても楽しめる。いろんなことを楽しめるようになったのは大きいことかな、と思いますね。
――10年を経て、今後への思いをうかがえればと思います。
5年前10年前の自分が今こうなってることもわからないので、5年後10年後はわからないんですけど、でもやっぱり何回も言いますけど、楽しむことをやめない、ということに尽きると思います。
だいたい自分が苦しいときって、楽しめていないときなんですよね。楽しさを見出せなかったとき。でも楽しさを見出すことって実は何通りもあって、そこの純度を磨いていきたいですね。
――楽しさの捉え方が広がっていくかもしれない?
そうですね。楽しさの探し方、見つけた方が広げられればと思います。

――では最後に、『KAI SHOUMA Anniversary「10YEARS」』を楽しみにされている方にメッセージをお願いします。
皆さんが求めている楽しいライブをしたいと思っています。普段の舞台では見られない姿を見せたいですね。これまでの舞台で観ていただいた、聴いていただいた楽曲を、役としてではなく、甲斐翔真として歌うことで新たなものを感じていただけると思いますし、ミュージカルの曲だけではなく、他の曲も考えていますので期待してください!


『KAI SHOUMA Anniversary 10 YEARS』
2026年2月27日(金)~3月1日(日) 開催
2026年2月27日(金)
開場:17:15 開演:18:00
2026年2月28日(土)
開場:12:45 開演:13:30
開場:16:45 開演:17:30
2026年3月1日(日)
開場:12:45開場 開演:13:30
会場:ヒューリックホール東京
チケット料金:全席指定 9,900円(税込)
*入場時別途1ドリンク代(税込600円)必要
*未就学児入場不可
公演に関するお問い合わせ
キョードー横浜:045-671-9911(土日・祭日を除く11:00~15:00)
チケットに関するお問い合わせ
https://l-tike.com/play/mevent/?mid=773883
▽KAI SHOUMA Fanclub
https://amuseplus.jp/mob/pageShw.php?site=A&ima=0036&cd=fc_kai

【サイン入りチェキプレゼント】
<応募方法>
(1)ランランエンタメの公式X(https://x.com/ranranentame) をフォローする
(2)【前編、後編】の両方の記事を、リツートする。
(3)ダイレクトメッセージから「甲斐翔真さん希望」と書き、申し込む。
<応募締切>
2026年3月1日 23時59分
<当選発表>
締切後、厳正なる抽選の上、当選者を決定。ご当選者様には、ランランエンタメ公式アカウントよりダイレクトメッセージにて当選連絡をいたします。2日以内にご返信がない場合は当選の権利が移ります。
当選者発表までに少々お時間を頂戴いたします。ご了承ください。
<ご応募について>
※リツイートは、公式リツイートに限定させていただきます。
※X(旧Twitter)アカウントを非公開にしている場合、リツイートを確認することができないため応募対象外となります。
※ご応募後のキャンセル、変更、返品、お届先の変更はできかねますので、ご了承ください。
※当選結果に関するお問い合せは受け付けておりませんので、ご了承ください。
<商品発送について>
※商品の配送は日本国内のみとさせていただきます。お届け日は、指定できません。
※当選者の長期不在や、賞品お届け先ご住所や転居先が不明等の理由により、賞品のお届けができない場合は、ご当選を無効とさせていただく場合がありますので、予めご了承ください。
<注意事項>
※プレゼントの応募によりお預かりした個人情報は商品の発送にのみ使用いたします。
※ご当選の権利は第三者への譲渡や現金とのお引き換えはできません。
※ご応募いただいた時点で、本応募要項に同意いただいたものとみなします。
取材 文:田部井徹 撮影:有田純也