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創作舞踊に初挑戦の中村橋之助にインタビュー!未来座=裁(SAI)=「カルメン2018」(前編)

2018/5/20 03:54

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

革新的な演出で日本舞踊を彩る、未来座シリーズの第二回日本舞踊未来座=裁(SAI)=「カルメン2018」が、6月22日より東京・国立劇場小劇場にて上演される。

日本舞踊協会が展開するシリーズ「未来座」の第二回公演となる「カルメン2018」は、ジョルジュ・ビゼーが手がけた同名オペラを日本舞踊でアレンジした作品。日本舞踊版「カルメン」の上演は1987年の「カルメン」、2003年の「薔沙薇の女~カルメン2003~」に続いて3度目となる。

本作の出演には市川ぼたん、そして今回、創作舞踊に初出演となる四代目 中村橋之助をはじめとする将来の日本舞踊を担う若手が主役のソル組と水木佑歌、花柳寿楽といった、存在感ある実力派が主役のルナ組の 2 組によるダブルキャストで公演。第二回のSAIが象徴するワードは “裁”、さまざまな運命に裁かれながら生きる女と男を描く。

ランランエンタメでは、創作舞踊に初挑戦する中村橋之助さんにインタビューを敢行。舞台への意気込みや作品の見どころ、日本舞踊の魅力や中村家の様子が垣間見られるエピソードなど語っていただいた。

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――まず、今回の日本舞踊未来座=裁(SAI)=「カルメン2018」に出演されるまでの経緯をお聞かせください。

演出の花柳輔太朗さんから僕の踊りの師匠で伯母でもある中村流の家元・梅彌を通じて、「このようなお話が来ていますがやる気はありますか?」というお話をいただきました。日本舞踊は小さい時から大好きで、もちろんお芝居も好きですが踊りというジャンルが非常に好きなんです。今回は古典ではなく、こうした洋楽で踊る作品でお声をかけていただいたことが嬉しく、また楽しみでもあったので、すぐに「やりたいです!」とお返事しました。

――今回、初挑戦となる創作舞踊についてはどう思われますか?

日本舞踊協会の創作舞踊公演の存在も知っていましたが、これまで携わらせていただく機会がなくて。古典舞踊はお三味線や唄や鳴り物などの邦楽が伴奏音楽で、僕の場合はお三味線の音で間を取って踊ります。今回は洋楽ですので慣れない間の取り方が難しそうで、一番不安な部分でもあります。

また、Wキャストのお一人で日頃から可愛がっていただいている花柳寿楽さんにお話を伺ったとき「カウントがすごく大事になってくる。よくカウントを取って踊らないと成立しないのでそこを注意するように。言葉で言ってもわからないだろうからまず、やってみて、それからカウントを意識したほうがいい」とアドバイスをいただきました。

創作舞踊はカウントを取りながら踊りますが、カウントばかり気にしてロボットのように踊ってもよくありません。体だけで台詞も唄もないという、今回の舞踊劇の表現方法は初めての経験ですが、体を動かすことは好きですし踊りも得意なので、そういったところを最大限に活かせるのではないかと思います。今は不安よりも楽しみのほうが大きいです。

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――カウントを取るというのは?

僕が小さい時から慣れ親しんでいる長唄には、お三味線や唄、また鳴り物と言われる鼓や太鼓や笛があり、カウントとは少し違いますがお三味線や唄のメロディの中で踊っていきます。たとえば「ここの振りであったらこのお三味線の間で踊り、この唄の文句がついているからその意味を込めた踊りをする」というのが基本的な日本舞踊で普段、僕がやっているスタイルです。

今回はお三味線の間や鳴り物の間、唄の間がない洋楽が流れている中で踊るわけです。

お三味線にはギターのコードのような“手”というものがあり、この“手”を聴いていればわかるのですが、今回は始めからカウントを取らないとわからなくなるようで、途中からカウントを取り直すのは不可能だと聞いています。こうして話している僕もカウントに関してはまだやったことがない未知の領域で不慣れな部分です。いままで経験したことがなくキャンバスが真っ白な状態ですが、自分の新しい部分が出てくるかもしれないという楽しみはありますね。曲について詳しいお話はまだ伺っていませんが今回公演の制作を担当している松本幸四郎のお兄さんによりますと、前回のものも使いながらアレンジを加えたものになるようです。

――同世代の若い人たちの中で日本舞踊に慣れ親しんでいる方は少ないと思われますが、若い世代に創作舞踊のどのような部分を観ていただきたいですか?

僕は今、大学4年生なのですが(3月取材当時)同級生たちは今年の4月から就職で、このお芝居が上演される6月頃は環境の変化の中で頑張っている時期。職種は違いますが同い年の人間がこうした舞台の上でみんなと同じように頑張っている姿を観てほしいですし、この舞台に限らず一緒に共感してほしいなと思います。

 一方で、友達から「お芝居は楽しめても日本舞踊はどう楽しめばいいのかわからない」と言われるのですが、この=裁(SAI)=「カルメン2018」も考えながら観てしまう方もいるかもしれません。それは理解しようと思って観るから難しいと感じてしまうのではないでしょうか。今回は舞踊劇、無意識に楽しんでいるうちに筋も入ってきて感情移入をできるようにするのが僕らの仕事なので、みなさんには肩の力を抜いて観てほしいと思います。

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――演出の花柳輔太朗(はなやぎ・すけたろう)さんは「薔沙薇の女~カルメン2003~」の振り付けを担当され、世界の舞台もご経験されていますので、本作も世界に通じるような舞台になるのではと思うのですが、現時点で輔太朗さんとはどのようなお話をされていますか?

前作2003年のカルメンの映像も拝見させていただきましたが、今回は2018年のカルメンなので今の時代にあった演出をされるのではないでしょうか。再来年は東京オリンピックもありますし、舞踊劇なので台詞もなくおそらく世界中の方たちが観てもわかるように作られるでしょうし、演出家の意図を演者ができないということのないように務めていきたいと思います。輔太朗さんも「あまり考え込まずに、自分の得意な部分をしっかり出して新しい試みなども思いっきりやってくれればいい」とおっしゃってくださいましたので、いろいろ新しいこともやらせていただけるのかなと思いました。

第二回日本舞踊 未来座=裁(SAI)=「カルメン2018」

2018年6月22日(金)~24日(日)
東京都 国立劇場 小劇場
スーパーバイザー:花柳壽應
演出:花柳輔太朗
振付:猿若清三郎、花柳輔瑞佳
出演:<ソル組>市川ぼたん、中村橋之助
   <ルナ組>水木佑歌、花柳寿楽 ほか

 

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