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【前編】ユップ・ベヴィン インタビュー 『楽園』で初めて映画音楽を担当!「映画全体に流れるテンポ感とメランコリックな雰囲気が自分の音楽とマッチした」

2019/10/28 10:35

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

身長207cmの大きな体が奏でる優しいサウンドで話題のオランダ人の作曲家兼ピアニスト、ユップ・ベヴィンが、映画『楽園』で初めて映画音楽を担当し、同映画のオリジナル・サウンドトラックを発売した。
同映画は、『悪人』『怒り』などで知られる作家・吉田修一の短編集『犯罪小説集』の一部を、瀬々敬久監督が映画化した作品。青田が広がる地方都市を舞台に、あるY字路で起こった幼女誘拐事件と限界集落で養蜂家の男が村八分にされたことから起こった事件を通し、人間の喪失と再生の物語を描く。綾野剛、杉咲花、佐藤浩市ら実力派キャストが顔を揃えた。
今回発売されるアルバムには、同映画のために書き下ろした新曲「愛華」を含む全10曲を収録。映画の公開に合わせて来日したユップに、初めて映画音楽に臨んだ思いを聞いた。

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――ピアニストとして、作曲家として世界的に成功を収められたユップさんですが、映画音楽をご担当されるのは、今回が初めてです。どのような経緯から本作の映画音楽のオファーを受けることにしたのでしょうか?

昨年辺りに、作品の映画会社、それから瀬々監督から、僕の所属するレコード会社を経由して、「ぜひスコアを書いていただけないか」という依頼をいただきました。最初のオファーは、全曲書き下ろして欲しいというものだったのですが、全曲を書く時間はなかった。でも、僕自身は、昔から映画音楽に興味があって、やりたかったこともあって、これまで発表した曲の中から好きな曲を選んでくださいというお話をさせていただきました。そうしたら、1曲だけでも書いてもらえないかということだったので、それで「愛華」を書かせていただきました。

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――ピアニストとして、作曲家として世界的に成功を収められたユップさんですが、映画音楽をご担当されるのは、今回が初めてです。どのような経緯から本作の映画音楽のオファーを受けることにしたのでしょうか?

昨年辺りに、作品の映画会社、それから瀬々監督から、僕の所属するレコード会社を経由して、「ぜひスコアを書いていただけないか」という依頼をいただきました。最初のオファーは、全曲書き下ろして欲しいというものだったのですが、全曲を書く時間はなかった。でも、僕自身は、昔から映画音楽に興味があって、やりたかったこともあって、これまで発表した曲の中から好きな曲を選んでくださいというお話をさせていただきました。そうしたら、1曲だけでも書いてもらえないかということだったので、それで「愛華」を書かせていただきました。

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――映画をご覧になってどのような感想をお持ちになりましたか?

曲を書くために2回観ましたが、とてもゆっくりとした映画だと感じました。考えると同時に、この映画を感じようという気持ちを持って観なければ、本質がわからない映画なのではないでしょうか。精神的に感じなければいけない。それが新鮮で面白かったです。

ただ…先ほども述べましたが、多分、自分は100パーセントはこのお話を理解できてはいないと思います。疑問もたくさんありましたし、この作品を日本の人が観たときにどのくらいリアルに感じられるのかということも僕にはわかりません。でも、それらも含めて、西洋の監督の映画をやる以上に、自分にとって面白い経験でした。

――「愛華」以外の楽曲は、瀬々監督が選ばれたということですが、非常に映画にマッチした楽曲が見事にチョイスされていると感じました。ユップさんご自身はどのようにお感じですか?

もちろん、時間をかけて選び、エディットも行って、映画にピッタリ合わせてくださったということもあると思いますが、映画全体に流れるテンポ感とメランコリックな雰囲気が自分の音楽とマッチしたんだと思います。もともと、僕の音楽は西洋人が普段生きているものすごいスピードの中で、もっとスローダウンしようよという思いをもって作っています。なので、西洋の人が僕の曲を聞いた時、このスローさに耐えられないという気分にあえてさせて、ここに身を委ねるしかないんだと思わせているところがあるんです。でも、それが逆に日本映画にはピッタリ合っているのではないでしょうか。先ほど、この映画について、スローに感じたと話しましたが、それはそういうことなんだと思います。もしかしたら、それは日本の方にとっては自然なテンポなのかもしれませんが…。

後編に続く~

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「楽園 オリジナル・サウンドトラック」は発売中
品番:UCCG―1862
価格:2500円+税
[収録曲]
1)はじめから 2)432 3)リフレクション#2 4)はかなさ 5)はじめから(CFCF Rework) 6)贈り物 7)偏心 8)子供の魂 9)ハンギングD 10)愛華※新曲


デジタル・シングル配信『愛華/Aika』全世界同時リリース

 

 

 

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